超高還元率「エクストリームカード」のメリット・デメリットまとめ

Extreme Card(エクストリームカード)は、ジャックスが発行する高還元率のカードとして人気が高いクレジットカードの1つです。

充実したポイントサービスがあったり、マイルも貯めやすかったり、ガソリン代の値引きサービスまである内容充実のクレジットカードです。

ポイントを貯めて、ポイントを有意義に使用することのできる優秀カード、エクストリームカードの特徴やメリット、デメリットをご紹介します。

ポイントも貯まり、マイルも貯められ、ガソリン代の値引きもあり、さらに付帯保険も充実していますので、メインカードとしてはもちろん、サブカードとして1枚持っていても損はしないクレジットカードですよ?

エクストリームカードの特徴とメリット

エクストリームカード

エクストリームカードは、ジャックスが発行するクレジットカードです。

ジャックスが発行するクレジットカードは他にも人気のクレジットカードがいくつもあります。

例えば還元率が高い人気のクレジットカードだと

  • REX CARD
  • Reader’s Card(リーダーズカード)
  • KAMPO STYLE CLUB CARD (カンポウスタイルクラブカード)
  • REX CARD Lite

これらが有名です。

すでに使っている人も多いかもしれませんねー。

私は以前は、KAMPO STYLE CLUB CARDをメインカードとして使っていました。

ただ、以前は1.75%という高還元率でした、改悪があり1.5%まで下がってしまったので、今ではそこまで使っていませんけど。

エクストリームカードの国際ブランドは、VISAのみになります。

他のブランドがほしい人は、エクストリームカードは諦めてください。

ただ、どんなブランドを選んでいいかわからないのであれば、VISAならなんの問題もなく使うことができますので、問題ありません。

ちなみに、上記の高還元率のクレジットカードでは、KAMPO STYLE CLUB CARDのみがJCB対応になっています。

年会費は条件付きで無料

エクストリームカードの年会費は初年度無料です。

翌年から、3,000円(税抜)がかかりますが、年間30万円以上カード利用すれば無料になります。

年間30万円以上ということは、月々25,000円の利用で年会費が無料になる計算です。

25,000円なら、毎日の食料品や消耗品、また、水道代やガス代、電気代などの光熱費の支払いにも使用できるので、そこまでハードルは高くないでしょう。

食費だけでも、家族がいれば25,000円では足りませんからね。

もし、食材を買うスーパーや百貨店などが、クレジットカード対応していれば、それをすべてクレジットカード支払いにすることで、25,000円はすぐにペイできるはずです。

私の家庭でも、すべてクレジットカードで支払っています。

ただし、田舎では対応していない店舗もあるので、その場合は難しいですけどね。

ただ、中にはクレジットカード払いに抵抗がある方もいるでしょう。

もし、25,000円も使わないのであれば、他の年会費無料の高還元率のクレジットカードにした方がお得かもしれません。

「年会費があるクレジットカードは抵抗がある。」「できるだけポイント還元率が高い、クレジットカードがいい。」せっかくクレジットカードを作るので、あればお得に作...

ただし、年会費無料で1.5%の還元率があるクレジットカードはリボ専用カードくらいしかないので、ポイントをガッツリ貯めたいのであれば、少し大変かもしれませんが、30万円使ってエクストリームカードを無料にした方がいいと思います。

家族カードは初年度無料でETCカードはずっと無料

どうせなら家族カードも一緒に作りたい方も多いでしょう。

エクストリームカードの家族カードは、本会員が初年度無料時であれば家族も初年度無料になります

翌年からは、400円(税込)ですが、年間30万円以上のカード利用があれば無料になります。

3枚まで発行できます。

ちなみにですが、エクストリームカードの場合は、本会員のカードと家族カードの合算で30万円使えば翌年以降も年会費無料で使うことができます

なので、1人で30万を使うよりは、家族カードを作ってしまって同時に使った方が、よりハードルが下がります。

大学生のお子さんがいて、よく電車などを活用しているのであれば、すぐに30万円は超えるでしょう。

もし、1人で月に25,000円が難しそうであれば、家族カードを検討してみてください。

車を持っている方であれば、ETCカードもほしいでしょう。

ETCカードに関しては、年会費無料です。

ただし、支払いに関してはETCカードの場合は1回のみとなります。

電子マネーにも対応

エクストリームカードは、SMART ICOCAやモバイルSuicaへのチャージが可能で、この際ポイントも貯まります。

この時の還元率は1.5%です。

ただし、モバイルSuicaは年会費がかかるので、正直微妙です。

また、税金払いできるnanacoへのチャージも可能ですが、ポイントは貯まりません。

ポイントがたまらないのであれば、現金で払っても変わりありません。

nanacoへのチャージで最もポイントが付くのは、リクルートカードです。

リクルートカード。年会費が無料で高還元率カードで、人気があるクレジットカードの一つ。メインカードとしても使っている人も多いのではないでしょうか?私も、リクル...

以前は、ポイントが2.%が付いたリクルートカードプラスが最強でした。

しかし、リクルートカードプラスはすでに発行されていませんし、すでにリクルートカードプラスを持っている方でも、2016年9月16日以降はチャージしてもポイントが付きません。

そうなると、1.2%のリクルートカードが現段階でも最も高くポイントが付きます。

他にも、Yahoo! JAPANカード楽天カードなどは1%はあるので、そこそこ高い還元率になっています。

電子マネーだけで、クレジットカードは決めるものでもないので、自分にとってどれが必要なのかを、明確にして決めてください。

ポイント還元率は1.5%で有効期限は2年間

エクストリームカードのポイント還元率は、使い道豊富なGポイントに交換した場合1.5%、請求額から値引きができるJデポにした場合は1.25%です。

どちらの場合であっても、ポイント交換は2,000ポイントからできます。

また、エクストリームカードを利用して貯まるポイントは、1,000円利用毎に10ポイントです。

毎月の合計金額に対して、1,000円ごとに10ポイント加算されていく形ですので、1回の買い物が990円であったとしても、その場合も十分にポイント対象となります

もし、これで990円分が適用になっていなかったら、正直ほとんどポイントを貯めることができないで、まったくおすすめのクレジットカードではなくなります。w

ただし、月の利用額が28,900円だった場合、ポイント付与の対象になるのは28,000円で、900円は切り捨てとなります。

ポイントの有効期限はポイント獲得月から2年ですが、Gポイントに交換してからの有効期限は1年、Jデポの場合は3ヶ月しかありませんのでご注意を。

お得なポイントの貯め方、使い方

エクストリームカードは、ショッピングなどで利用した場合は1000円につき10ポイント貯まっていきますし、SMART ICOCAやモバイルSuicaへのチャージでもポイントが貯まります。

また、下記でも解説しますが、宇佐美SSでの給油でも給油代の割引に加えてポイントもしっかり貯まっていきますので、日々こまめにエクストリームカードを利用すればポイントはわりと貯まっていきます。

また、そうやって使っていくことで、年会費無料の条件でもある年間30万円の利用額もクリアできるでしょう。

ポイントを有意義に活用できて、ANAマイルも高還元率で手に入れることができるのでエクストリームカードは、使い方次第で無限にお得が広がります。

使い道豊富なGポイントに交換可能が最強

エクストリームカードで貯めたポイントは、Jデポに交換して請求額から値引きすることもできますがGポイントに交換した方が断然お得です。

Gポイントにすれば、幅広い他ポイントへの交換もできますし、マイルに移行する事だってできます。

エクストリームのポイント2000ポイントで3000Gポイントに交換できます。

しかも、この移行の際には手数料はかかりません。(以前は手数料が取られていました)

Gポイントと交換できる「主な他ポイントやマイル、ギフト券」と必要Gポイント数は下記の通りです。

(Gポイント交換後の有効期限は1年です)

交換先交換レート交換の目安
Amazonギフト券98G → 100円分7日前後
nanacoポイント100G → 100ポイント1~2日後
WAONポイント100G → 100ポイント即時
Tポイント100G → 100ポイント約15日後
Suicaポイント100G → 100ポイント即時
メトロポイント100G → 100ポイント1~2ヵ月後
リクルートポイント100G → 100ポイント1日~2日後
dポイント100G → 100ポイント翌月上旬頃~翌々月上旬頃
LINE ポイント100G → 100ポイント2~3日後
au WALLET100G → 100ポイント約1ヶ月後
ミニストップ98G → 100円分即時
EdyギフトID100G → 100ポイント7日前後
JALマイレージバンク10G → 5マイル約2週間後
ANAマイレージクラブ30G → 10マイル約2~4週間後

上記以外にもまだまだあるので、詳しくはこちらをどうぞ。

また、日頃からTポイントを貯めているという人も多いと思いますが、Tポイントに交換すれば多種多様なお店で現金同様で使えるのでおすすめです。

Tポイントが使える主なお店は下記の通りです。

  • コンビニ
  • ファミリーマート
  • スリーエフ
  • スーパー
  • マルエツ
  • マミーマート
  • 富士シティオ
  • ヤオマサ
  • レッドキャベツetc
  • ドラッグストア
  • ウエルシア
  • ハックドラッグ
  • ドラッグイレブンetc
  • グルメ
  • 吉野家
  • ガスト
  • バーミヤン
  • ジョナサン
  • ドトール
  • エクセルシオール
  • ロッテリア
  • 牛角etc

他にも家電、ファッション、テンタメ、旅行、スポーツ、車関連、ネット通販、複合商業施設などTポイントが使えるジャンルや店舗は尽きません。

ソラチナカードを使ってANAマイルへの交換が1.35%の還元率に

エクストリームカードで貯めたポイントをGポイントに交換し、Gポイントをメトロポイントに交換して、さらにメトロポイントをANAマイルに交換すればマイルの還元率は1.35%になります。

メトロポイントをANAマイルに移行するには、「ANA To Me CARD PASMO JCB」(ソラチナカード)というクレジットカードが必要になります。

ソラチナカードの詳細はこちらで詳しく説明しています。

東京メトロを使って通勤する人や、ANA航空機をよく利用する人なら絶対持っていた方がいいソラチカカード。ちょっと複雑にはなりますが、メトロポイントもOkiDokiポイ...

このエクストリームカードとソラチナカードの2刀流を使えば、最終的にANAマイルへの還元率が1.35%まで上がります

例えば、エクストリームカードのポイント2,000ポイントをGポイント3,000ptに交換すれば1対1です。

次に3,000Gポイントと3,000メトロポイントに交換すると、この場合も1対1。

さらに、3,000メトロポイントを2700ANAマイルに交換すると1対0.9になります。

これで、還元率は1.35%になります。

正直ここまで還元率が高いクレジットカードは、他にはほとんどありません。

ソラチナカードは、年会費は2,000円(税抜)かかりますが、それでも1.35%の還元率を考えたら十分に元が取れます。

普段から、飛行機を活用していて、低コストでクレジットカードを持ってマイルを貯めたい方には、現段階で1番いい方法になります。

また、下記でも紹介しますが、GポイントはTポイントに交換することもできますので、エクストリームカードで貯めたポイントの使い道の幅はかなり広がります。

Jデポの利用もお得

エクストリームカードで貯めたポイントは、Gポイントに交換して使用した方が使い道がグッと広がり使い勝手も良いですが、Jデポの利用で請求額からその分を差し引いてもらうのもお得です。

2,000ポイントで2,500円分のJデポが手に入りますので、有効期限内のショッピング利用料金から獲得したJデポ分を差し引けばショッピング代金の直接の割引になります。

ただし、還元率で考えると1.25%になるので、Gポイントよりは還元率は劣ります。

しかも、一度Jポイントにしてしまうとポイントの有効期限が3ヶ月とかなり短くなってしまいます。

まー、Jポイントは直接請求額から、引き落としになるのでそこまで手間はありませんが、もし忘れてしまうことがある方は、十分に注意が必要です。

宇佐美SSでガソリン値引き

宇佐美SSを利用する際、エクストリームカード会員であれば、ガソリン値引きサービスやカーケアサービスの割引きを受けることができます。

  • ハイオク、レギュラー、軽油の給油がいつでも2円引き/L
  • 灯油がいつでも1円引き/L
  • カーケア用品やカーケア作業費が3%オフ

宇佐美は全国の主要幹線道路に450店舗あります

また、ガソリンの給油で割り引きサービスを受けても、ポイントもしっか貯まるところが嬉しいです。

都会の方にとっては、ガソリンの値段などはありまし意識しないと思いますが、田舎の地方に住んでいる方にとっては、移動手段がほぼ車なので、本当にガソリンの値段は大事です。

いつでも2円引きというのは、家計にとってもとても助かるはずです。

インターコムクラブ会員でさらなるサービス

会員が登録することのできるインターコムクラブに加入すると「J’sコンシェル」のサービスを利用することできます。

様々な施設で割引サービスがあったり、ギフト券や図書カードなども割引価格で購入することができます。

  • Amazonギフト券10000円分を9800円(送料108円)で購入できる
  • 図書カードが3%オフで購入できる
  • nanacoギフト1000円分を990円で購入できる
  • 各宿泊施設の割引サービス
  • 対象パッケージツアーが2~3%
  • 109シネマズ東急映画館での映画鑑賞が1800円が1300円に
  • 美ら海水族館大人料金1850円が1480円に
  • カラオケルーム歌広場のルーム料金が20%オフ
  • 日産レンタカー利用料金が10~43%オフ

などなど、他にもたくさんあり、J’sコンシェルのサービスを利用するだけでもかなりお得になります。

旅行傷害保険が海外・国内付帯している

年会費を簡単に実質無料にすることができるクレジットカードでありながら、旅行保険の補償内容は手厚いです。

海外、国内旅行傷害保険が付帯しています。

無料の高還元率カードだと、保険があまり手厚くないクレジットカードも多くあります。

年間に30万円以上使わないと、エクストリームカードは年会費が無料にはなりませんが、30万円はそこまでハードルが高くないので、普通に使えば無料になるでしょう。

それを考えると、エクストリームカードは、国内の旅行にも保険が付いているので、ほかの高還元率のカードにくれべても手厚い補償が付いています。

国内旅行傷害保険の補償内容(利用付帯】

(利用付帯:旅行代金や旅行の際の公共交通機関料金をエクストリームカード決済した時のみ適応される保険形態)

傷害の種類補償金額
死亡最高1000万円
後遺症30万円~1000万円
手術費用1事故1回につき、5万円、10万円、20万円
入院費5000円/日
通院費3000円/日
救援者費用等200万円限度

海外旅行傷害補償(自動付帯)

(自動付帯:エクストリームカードを保有しているだけで適応される保険形態)

傷害の種類補償金額
傷害死亡最高2000万円
後遺障害80万円~2000万円
傷害治療費用200万円
疾病治療費用200万円
賠償責任費用2000万円
救援者費用等200万円
携行品費用20万円

デメリットはそこまでない

エクストリームカードは、ポイント還元率も高く、その使い道は豊富でそれぞれの生活スタイルにあったポイント使用もできます。

また、旅行傷害保険も付帯していてその補償内容も充実しています。

デメリットをあえてあげるなら、年会費が3,000円(税抜)かかってしまうという点です。

しかし、これは年間のカード利用額が30万円を超えれば無料にできるものですので、そう大きなデメリットとは言えないでしょう。

それ以外でいえば、電子マネーへのポイントがあまりつかないといったところでしょう。

これも、他のカードで代用はできるので、そこまで問題ではありません。

審査は厳しい?甘い?

エクストリームカードの申し込み資格は、日本国内にお住まいの年齢18歳以上(除く高校生)で電話連絡可能な方が申し込みをすることができます。

ただし、20歳未満の未成年者に限っては、親権者の同意などが必要になります。

また審査基準として、毎月安定した収入のある方という審査基準もあります。

これは、ほとんどのクレジットカードで同じですけどね。

毎月安定した収入といったら、大学生や主婦などは難しそうですけど、大学生や主婦の方でも審査に通っている方も多いので、そこまで収入は関係していないかもしれません。

ただし、以前に遅延・滞納・延滞などがあった場合は、2年間は信用情報機関というところで記録されるので、当然審査も厳しくなりますし、作ることが難しくはなります。

また、借入額が多いとカード審査にも通らない場合もあります

最近は昔よりもシビアになってきているので、クレジットカード会社によっては少しでも借入額があるだけ却下にしてしまうクレジットカード会社もあります。

エクストリームカードの場合は、そこまで厳しい噂は聞かないので、多少の借入額は大丈夫だと思いますが、どっちにしろショッピング枠が少なくなることがあるので、できるだけクレジットカードを作る際は借入額が少なくして、申し込みをしてください。

遅延・滞納・延滞もなく借入額もほとんどないのであれば、エクストリームカードはそこまで審査が厳しくないクレジットカードでしょう

まとめ

エクストリームカードは、車を乗る人にも、クレジットカードはポイント重視という人にも、マイルを貯めたい人にも十分その希望を満たしてくれるカードです。

その分幅広い層の人が持て、活用できるカードといえます。

年会費の3,000円(税抜)は、かかりますが、1ヶ月25,000円使えば、無料にすることができるので、年会費を無料にするハードル自体は高くはありません。

年会費がかからない高還元率カードがほしいけど、30万円は使わないよっていう方は、還元率が1.2%のリクルートカードや1%のYahoo! JAPANカードなどを選んでもいいでしょう。

ただ、やはり1.5%という還元率は、どう見ても魅力的ではあるので、少し家計を見なおしてクレジットカードに切り替えられる支払いは、クレジットカードにして30万円を目指した方が、ガンガンポイントを貯めることができるのでお得です。

例えば年間50万円使えば、年会費が無料な上に、還元率が1.5%なので7,500円分は戻ってきます。10年も続ければ75,000円です

ちょっと贅沢した旅行もいけますよね?

ANAマイルを貯めている方なら、ソラチナカードと併用すれば、どんどんマイルが溜まりますし。

このように様々な使い方ができるエクストリームカードは、高還元率カードを求めている方にはピッタリな1枚だと思いますよ

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