P-one Business MasterCardのメリットと気になる審査を徹底検証

法人カードでもキャッシングができないクレジットカードって多いですよね。

そんな法人カードでも年会費がリーズナブルでキャッシングがリボ払いができるのがP-one Business MasterCardです。

P-one Business MasterCardは、お得な特典がありながら年会費が安く審査もそこまで高くないと会社経営をしている方に人気のクレジットカードです。

この記事ではそんなP-one Business MasterCardの特徴や持つことによるメリット・デメリットなどを詳しく解説しております。

リボ払いやキャッシングの法人カードでリーズナブルなクレジットカードを探しているという方は、参考にしてみてください。

P-one Business MasterCardの主な特徴

P-one Business MasterCardは、ポケットカード株式会社が法人や個人事業主向けに発行しているビジネスカード。

ポケットカード株式会社では、P-one Business MasterCard以外にも

  • シマホ ビジネスカード
  • オートバックス ビジネスカード
  • コーナンPRO BusinessCard
  • 建デポ ビジネスカード
  • カーマ・ビジネスカード
  • P-one Businessカード

上記のようなビジネスカードも発行しています。

また、個人用でもP-one WizやP-one カードといった個人向けのクレジットカードも発行している会社です。

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その中でも特に法人カードとして人気がなのがP-one Business MasterCardなのです。

国際ブランドはMasterCardのみですが、MasterCardは世界でもVisaの次のシェアを誇るブランドなので、国内とわず海外でも問題なく利用することができますよ。

ショッピング・キャッシングの利用可能枠は最高300万円

P-one Business MasterCardでは、利用可能枠がショッピングとキャッシングともに上限300万円まで利用できます。

通常、法人のビジネスカードにはキャッシング枠は付帯しないカードが多いですが、P-one Business MasterCardでは利用可能。

キャッシングを上手に利用することでビジネスに関わる費用の決済にも利用でき、便利に使うことが可能です。

金利は年12.00%~17.95%かかってしまいますが、新規発行日から60日間、キャッシングを利用すると優遇金利5.95%でキャッシングすることができますよ。

P-one Business MasterCardの審査は?実は赤字決算でも申し込み可能

法人向けのビジネスカードは黒字決算でなければ申し込みができないものもありますが、P-one Business MasterCardは赤字決算でも申し込み可能です。

さらに、事業を始めたばかりでも申し込みができます。

ということはそこまで審査は厳しくないということ。

そもそも赤字決算の場合では作れない法人カードも多いですから。

固定電話があることが条件

ただ、P-one Business MasterCardは赤字決算でも申し込み可能ですが、自宅か会社に固定電話の設置があることが条件になっています。

携帯電話だけでは申し込みをすることができないので注意しましょう。

審査に通りやすくなることを考えれば固定電話くらいは設置しておいて損はないかと。

そもそも法人なら銀行の口座開設の場合も固定電話が必要なこともありますから。

P-one Business MasterCardのメリットや特典

そんなP-one Business MasterCardの主なメリットや特典は下記の通りです。

  • 実質年会費が無料
  • 従業員5名まで追加カード発行可能
  • ポイント還元率が0.66%と高め
  • ポイントがキャッシュバックできる
  • レンタカー5%、旅行が最大8%割引される
  • キャッシュパスポートで海外出張をサポート
  • ポケットワールドデスクで海外でも安心
  • 海外おみやげ宅配サービス
  • 300万円のショッピング保険付帯や紛失補償
  • 分割払いやリボ払いに対応
  • Mastercard®ゴールドトラベルサービスが利用できる

実質年会費が無料

P-one Business MasterCardは、初年度の年会費は無料。

2年目以降の年会費は2,160円(税込)です。

法人カードの中でもこの年会費でも十分リーズナブルな法人カードですが、

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1年に1回以上カード利用があれば、翌年度も年会費無料になるという特典があります

毎年同じ条件で無料になるので、毎年1回以上の利用があれば、年会費は永年無料。

ちょっとした支払いだけでも問題ないですから。

実質年会費無料といってもいいでしょう。

従業員5名まで追加カード発行可能

カードは代表者1枚と従業員5枚の合計最大6枚まで発行可能。

代表者カードと違い、こちらの追加カードは発行手数料・年会費は無料です。

従業員が多い企業は6枚では足りないと思いますが、私のようなほぼ個人でやっているようなら6枚もあれば十分。

むしろ、クレジットカードが多くなればなるほど管理は大変になりますから。

6枚くらいがちょうど良いのではないかと。

それに従業員カードで支払った場合でも後ほど紹介するショッピング利用時のポイントは貯まりますから。

ただ、従業員カードは、クレジット機能のみの利用可能です。

支払方法は分割などに対応しておらず、ショッピング1回払いのみになっています。

それと従業員カードはショッピング枠のみの利用で、従業員カードの利用があると代表者カードのショッピング枠から差し引かれるので注意しましょう。

ポイント還元率が0.66%と高め

P-one Business Mastercardは、ショッピング利用金額1,000円ごとにポイントが2ポイント貯まり、還元率は0.66%

通常法人カードの還元率は0.5%程度というカードが多い中、それらの法人カードと比べても還元率が高めです。

また、従業員カード利用分のポイントは、代表者カードに合算されます。

ETCカードでもポイントが貯まる

また、通常法人向けのビジネスカードで発行するETCカードはポイントが貯まるカードが少ないですが、P-one Business MasterCardのETCカードはクレジット利用時と同じように利用額に応じてポイントが貯まります。

出張などの高速代って案外高いですから、その分も貯まるのは嬉しいポイントですよね。

P-oneモール利用でボーナスポイントが加算される

カード会員専用のショッピングモール「P-oneモール」を利用すれば、通常のポイントの他にボーナスポイントも加算されるのでポイントが貯まりやすいです。

ボーナスポイントは各ショップごとに設定されています。

ショップ名ポイント付与還元率
Yahoo!ショッピング1,000円につき+4ポイント1.2%
イトーヨーカドーネット通販1,000円につき+4ポイント1.2%
じゃらん1,000円につき+6ポイント1.8%
ニッセン(nissen)1,000円につき+4ポイント1.2%

法人カードとなると中々、個人カードのような使い方ができませんが、じゃらんでは宿を予約したり、Yahoo!ショッピングでは会社の備品なども購入することができますからね。

上手に活用すればポイントもガンガン貯めることができますよ。

ポイントがキャッシュバックできる

P-one Business MasterCardではポイントが貯まると、

  • ギフトカタログ
  • チケット・商品券
  • ホテル・食事券
  • その他ポイントへ交換
  • 寄付

などと交換することができる上に、300ポイント以上100ポイント単位でキャッシュバックも可能です

キャッシュバックは、P-one Business Mastercardの引落し口座のほか、楽天銀行、ジャパンネット銀行への振込にも対応できます。

キャッシングの振込は毎月のお申込み分を25日に締め切り、

  • ゆうちょ銀行以外⇒翌月の5日前後
  • ゆうちょ銀行⇒翌月15日前後

となっています。

一部ですが交換先を紹介しておきますね。

交換先ポイント交換ポイント
ファミリーマートお買い物券250ポイント1,000円
銀行口座にキャッシュバック300ポイント900円
Tポイント300ポイント900ポイント
dポイント300ポイント900ポイント

そのほかの交換先を知りたい方はこちらからどうぞ。

ポケット・ポイント交換

レンタカー5%、旅行が最大8%割引される

P-one Business MasterCardでは

  • トヨタレンタリース
  • ニッポンレンタカー
  • 日産レンタカー
  • オリックスレンタカー
  • タイムズカーレンタル

上記のレンタカー料金が5%割引になります。

地方などに出張にいくと近くに交通機関が通ってなかったということもありますよね。

それにレンタカー代って料金も高めなので5%でも嬉しい特典の1つです。

また、P-one Business MasterCardの専用サイトを利用して国内・海外旅行のパッケージツアーを予約すると3~8%割引になる割引サービスも。

パッケージツアー割引率
レインボーツアー8%
クラブメッド8%
グローバル8%
JALパック5%
ANAハローツアー5%
スカイツアー3%
トップツアー3%
赤い風船(日本旅行)3%

ツアーによって割引率は違いますが、上手に活用すれば経費削減にも繋がりますよ。

キャッシュパスポートで海外出張をサポート

P-one Business MasterCardに入会するとキャッシュパスポートを利用することができます。

キャッシュパスポートとは、日本円・アメリカドル・ユーロ・イギリスポンド・オーストラリアドル・ニュージーランドドル・カナダドルの7通貨の入金が可能な便利な海外専用プリペイドカードです。

日本円で入金をしておけば、現地でスムーズに買い物をすることができます。

キャッシュパスポートがあれば、現地で両替する必要がない上に、MasterCard対応のATMで現金を引き出すことも可能です。

ポケットワールドデスクで海外でも安心

ポケットワールドデスクに電話をすれば、不安な海外も安心して過ごすことができます。

現地の気候、為替レート、旅行先でのホテルやレストランの予約、チケット手配、カード紛失や病気など万が一のことなど、なんでも日本語で相談することができ、速やかに対応してもらえます。

日本時間の9:00~18:00は滞在国から通話料無料で利用できます。

それ以外の時間帯はコレクトコール対応です。

海外おみやげ宅配サービス

海外の有名なおみやげを出発前にカタログで申し込むことができる上に、通常価格よりも10%割引で購入することができお得です。

300万円のショッピング保険付帯や紛失補償

P-one Business MasterCardには、300万円まで補償してくれるショッピング保険が付帯するため、安心して買い物をすることができます。

また、カードの紛失や盗難での被害を補償してくれるサービスも付帯しています。

インターネットでの買い物にも適用されるので、安心してネットショップも利用することができますよ。

分割払いやリボ払いに対応

P-one Business MasterCardは1回払いのほか、分割払いやリボ払いにも対応しています。

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分割払いは2回から36回払いまでに対応しており、実質年率15.00~17.95%。

また、リボ払いの実質年率は12.00%~14.95%です。

1回払いにすると締切日の翌月1日に一括して支払いをすることになりますが、資金に余裕がない場合には分割払いやリボ払いを利用することができます。

ちなみにP-one Business MasterCardのリボ払いへの手続きは3つあります。

  • あとリボくん:一回払いを後からリボ払いに変更できる
  • ショッピングリボ宣言:全ての支払いが自動的にリボになる
  • リボゾー:リボ払いの支払い金額を増額して支払う

もし、リボ払いを活用する場合はご自分にあった手続きをするようにしましょう。

Mastercard®ゴールドトラベルサービスが利用できる

P-one Business MasterCardでは、MasterCard独自のサービスである「Mastercard®ゴールドトラベルサービス」を利用することができます。

これはP-one Business MasterCard独自のサービスではありませんが、

  • 国際線手荷物宅配優待サービス
  • 空港クローク優待サービス
  • 海外用携帯電話・WIFIレンタルサービス
  • 国内高級ホテル・高級旅館の予約
  • 最大10%の割引がある海外ホテルの予約

などを受けることができます。

あまり海外を利用しない人には魅力的ではないかもしれませんが、国内高級ホテルなどにも予約できるのは接待をする側なら嬉しいですよ。

3P-one Business MasterCardのデメリット

P-one Business MasterCardは、実質年会費無料でいろいろな特典がついており、メリットの大きいカードです。

しかし、P-one Business MasterCardには以下のようなデメリットがあります。

  • 旅行保険は付帯していない
  • ETCカードが有料

旅行保険は付帯していない

P-one Business MasterCardには、ショッピング保険(最高300万円)と盗難・盗難保障はついていますが、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険の付帯はありません。

もし、海外旅行などに行く場合は保険はあった方が安心ですので、他のカードなどで補うようにしましょう。

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ETCカードが有料

P-one Business MasterCardではETCカードも発行することが可能ですが、新規発行手数料が1,080円が必要です。

さらに、ETCカードの有効期限が来て更新する際は手数料1,080円がかかります。

年会費自体はかからないのでそこまでのデメリットではないですが、少しでも節約したいなら完全無料で発行できるオリコカード EX Gold for Bizの方がいいかなと。

オリコカード「EX Gold for Biz 」は法人・個人事業主どちらも持てるビジネスカード
EX Gold for Biz (エグゼクティブゴールドフォービズ)は低価格の年会費なのに、充実したビジネスサポートサービスや、嬉しい特典、利便性などを兼ね揃えた優れものです。この記事では、そんなEX Gold for Bizの特徴やメリット、デメリットなどを詳しく解説しております。

年会費もP-one Business MasterCardと同じですし、最大ポイント還元率が1.1%まで上がるのポイントも貯めやすいです。

まとめ

P-one Business MasterCardは、年会費が実質無料なのに、特典やサービスが非常に多いです。

さらに赤字決算や事業を始めたばかりの方でも申し込みができるので、コストがかからないお得なビジネスカードを作りたいと思っている法人や個人事業主におすすめです。

また、法人向けカードでは珍しくキャッシュ機能も付いているので、キャッシング枠を付帯したいと思っている方は検討してみてはいかがでしょうか。

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