銀行だけでなく、国際ブランドや一般の企業が発行しているクレジットカード。
とても膨大な数のカードがありますが、
女性向けのクレジットカードってあるの?
女性向けのクレジットカードってどんなカード?
節約できるカードはあるの?
ということで悩んでいる女性のかたも多いのではないでしょうか?
この記事ではそんな女性向けのクレジットカードについて詳しく比較して特におすすめのカードをランキングで紹介しております。
女性向けのクレジットカードを探している方は参考にしていただき自分にピッタリのクレジットカードを見つけてみてください。
目次
女性向けのクレジットカードの特徴
女性向けのカードは、一般カードよりも特典が豊富です。
カードデザインが可愛らしかったり、女性顧客向けのサービスが充実していたりといった内容が特徴的です。
それに女性向けのクレジットカードには女性に嬉しい女性向けの保険に格安で加入できるクレジットカードもあります。
通常の保険に入るよりも手厚い補償内容のものもあるので、補償内容などをみて自分にピッタリだと思ったら加入するのもおすすめです。
また、せっかくならデザインよりも特典を重視するのもありです。
保険を重視したい人は、保険を。
障害保険がついているカードがほしいのなら、旅行傷害保険を重視するといいでしょう。
特典面を重視することで、作ってからやっぱりいらなかった!と思うこともなくなるはずですよ。
どれを重視?女性におすすめのクレジットカード比較表
クレカ名 | JCB CARD W plus L | 楽天PINKカード | 三井住友VISAアミティエカード | エポスカード |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
年会費 | 無料 | 無料 | 1,250円(初年度無料) | 無料 |
ポイント還元率 | 1% | 1% | 0.5% | 0.5% |
女性向けの保険 | あり | あり | なし | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最高500万円(自動) |
優待や特典 | お守りリンダ | 楽天市場還元率4倍 | ケータイ料金2倍 | 即日発行可能 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
女性向けのクレジットカードのポイントはなんといってもデザインと女性向けの特典があるかどうかです。
せっかく女性らしいクレジットカードをもつならオシャレなクレジットカードの方がテンションも上がりますよね。
また、それと同等で大切なのが年会費が安くポイント還元率が高くて節約できるクレジットカードかということ。
例えば、年会費無料でポイント還元率が高ければそれだけでも日々の買い物でポイントをガッツリ貯めることができ、節約に繋がります。
それをふまえた上で特に女性におすすめのクレジットカードをランキングにしてみました。
女性におすすめのクレジットカードランキング
女性向けクレジットカードを選ぶ際の4つポイント
上記でも紹介しましたが、女性向けのクレジットカードを選ぶ際のポイントは下記の4つです。
- 年会費が無料か格安か
- 女性向けの保険や旅行保険は充実しているか
- 一般カードよりも特典が豊富なもの
- ポイント還元率が高い
年会費が無料か格安か
クレジットカードの年会費は、永年無料のものから有料のものまでたくさんあります。
ゴールドカードやプラチナカードなどは特に年会費が高く有料ですが、特典も豊富で使い勝手もいいです。
でも、一般カードなのに数万円支払わないと使えないというのは、損だと思ってしまう人も少なくないでしょう。
特典があまりないのに、年会費だけ高いのはメリットも少ないですからね。
なので、年会費が無料だったり、1回使えば年会費免除になるカードだったりを選べば損をすることもないはずですよ。
女性向けの保険や旅行保険は充実しているか
女性向けのカードには、一部保険が付帯されているものもあります。
旅行障害保険といったものではなく、がんなどの病気になったときに補償してもらえる保険です。
特に女性に多い乳がんや子宮頸がんなどの保険が付帯されていますので、生命保険などに加入することを考えているのなら、クレカの保険も目を通しておくべきでしょう。
月々の支払い金額も少額なので、あまり負担にはならないサービスも多いです。
特典が豊富なもの
女性向けに作られたカードは、一般のカードに比べると特典やメリットが豊富なことが多いです。
例えば、女性向けの保険が付帯されていたり、ポイントを貯めると女性に嬉しいグッズがもらえたりするなどの特典があるカードもあります。
カードデザインがかわいらしいところも特典の一つに入るかもしれませんね。
なので、なるべく同じ会社の一般カードと比べてみて、特典が豊富なものを選べば失敗しないはずです。
自分に必要な特典が付帯されたカードを選びましょう。
ポイント還元率が高い
どのクレジットカードにも、ポイント還元率というものがあります。
会社によって名前や還元率は異なりますが、だいたい0.5%~2.0%くらいです。
一般カードは1.0%のものが多いので、0.5%以下のものは還元率があまりいいとはいえません。
そうなってくると、ポイントも貯めにくくなってしまいますので、なるべく高還元率のカードを選ぶほうがいいでしょう。
もしポイント還元率重視でいくのであれば、最低でも1.0%以上のものを狙っていくのがおすすめです。
ただ、クレジットカード会社では独自のショッピングモールを使えば何倍ものポイントが手に入ることもあります。
ネットショッピングをよくする人は、モールの還元率も確認しておくとよりお得にポイントを貯めることができるはずです。
女性に人気のクレジットカードの特徴
女性向けのクレジットカードは他にもいくつかあります。
それぞれの女性向けのクレジットカードの特徴をここでは紹介します。
女性向けの主なクレジットカードは下記の7つです。
- JCB CARD W plus L
- 楽天PINKカード
- 三井住友VISAアミティエカード
- エポスカード
- ライフカード Stella
- JCB EIT
- JCB LINDA
JCB CARD W plus Lの特徴
JCBのプロパーカードとして年会費無料で作ることができるのがJCB CARD W plus L。
JCB CARD W plus Lは、まさに女性のためのクレジットカードで女性に関しての特典が豊富です。
- 年会費無料
- ポイント還元率が1%と高い
- 女性に特化した保険に加入可能
- 旅行保険も最高2,000万円まで保証
例えば、カード会員限定の保険があるところは魅力的です。
お守リンダという名前になっており、女性特定のがんや天災限定保険など4つのプランが用意されています。
- プランA女性特定がん
- プランB天災限定障害
- プランC犯罪被害補償
- プランD障害入院補償
女性ならではの保険サービスが充実しています。
ただ、月払い掛け金はかかるので、注意しましょう。
それでも1,000円未満ですので、とりあえず加入しておくのもいいとは思いますけどね。
ただ、1つ注意点としては年齢制限があるというところ。
JCB CARD W plus Lでは年会費が無料の代わりに39歳以下しか作れないという条件があります。
それでもお得なクレジットカードであることには代わりはないので、39歳以下であれば入会を考えてもいいクレカです。
楽天PINKカードの特徴
楽天市場でおなじみの楽天が発行しているカードです。
楽天から発行されているカードはいろいろな種類がありますが、このカードは女性向けに作られています。
- 国際ブランドが豊富
- 年会費が永年無料
- 月額324円で楽天グループ優待サービスが利用できる
- 4種類の保険が付帯されている
- カードデザインが2種類から選べる
国際ブランドは、JCBやMastercard、VISAが揃っていますので、どれでも好きなものが選べます。
また、カードデザインはピンク色とお買い物パンダの2種類から選べるようになっています。
このあたりは他の楽天カードにもあるサービスですが、唯一このカードにあるのが女性向けの保険です。
- 女性特定疾病保証プラン
- ケガの保証プラン
- 携行品損害補償プラン
- 個人賠償責任事故補償プラン
この4つの保険が用意されています。
子宮筋腫や乳がんなど、女性がかかりやすい病気に対応されていたり、国内外のケガに対応してもらえたりといった保険です。
月払い保険料はいずれも400円ほどなので、気になった保険に加入するのもいいと思いますよ。
また、一般カードにはない楽天グループ優待サービスというプランも魅力的です。
月額324円で楽天市場の買い物が500円OFFになったり、楽天トラベルでの予約が1,000円OFFになったりします。
日々の生活でちょっと得をすることができるので、余裕があればこのサービスに加入してもいいかもしれません。
初回は申込後2ヶ月間は料金が無料なので、とりあえずサービスを試してみるのもおすすめです。
いらないと思ったら解約すればいいだけですから。
三井住友VISAアミティエカードの特徴
三井住友銀行が発行しているカードです。
他にもたくさんクレジットカードは発行されていますが、唯一このカードが女性向けとなっています。
- オンライン入会で初年度の年会費が無料
- 条件付きで次年度の年会費も無料
- 旅行傷害保険が付帯されている
- ショッピング保証が付帯されている
- 写真入りのICカードが選べる
- ケータイやPHSをカード払いにすると、ポイントが2倍もらえる
通常は、1,250円の年会費がかかりますが、オンラインから申し込むことで初年度の年会費が無料になります。
また、マイ・ペイすリボに登録してから買い物で利用すると次年度移行も無料になる特典も。
マイ・ペイすリボとはリボ払いのことです。
ただ、リボ払いは手数料がかかってしまうので、仕組みがわからない人にはあまりおすすめはできません。
また、国内外の旅行傷害保険とショッピング保証が付帯されているのも魅力的です。
金額は大きくありませんが、海外旅行保険なら最高で2,500万円、ショッピング保証は100万円まで保証されます。
三井住友VISAカードはすべて顔写真入りのICカードが選べるなど、セキュリティー面もばっちりなので、セキュリティが気になる方には人気があるクレジットカードです。
ちなみに、このカードは学生さんでも持つことができます。
- 在学中は年会費が無料
- 家族カードも在学中のみ年会費が無料
学生向けのカードには、このようなメリットがあります。
なので、今大学生や専門学生の人は、学生向けの三井住友VISAアミティエカードを作ったほうがお得です。
どちらも18歳から作れるカードなので、作り間違えないようにしましょう。
エポスカード
大型ショッピングモールのマルイが発行しているカードです。
→エポスカードで誰でも得する使い方ガイド!メリット・デメリットまとめ。
比較的知名度が高いカードです。
- カード発行までがスピーディー
- 年会費が永年無料
- オンラインから申し込むとポイントがもらえる
- 海外旅行傷害保険が付帯されている
- カラオケなどの施設の優待サービスが豊富
- セキュリティー面がしっかりしてる
特にマルイでの利用がお得になるカードなので、マルイをよく利用する女性に人気が高いです。
エポスカードは、申し込んでからすぐに発行されるのも特徴的です。
即日審査もできるので、近くのマルイへ受取に行けば即日発行も夢ではありません。
なので、スピード審査をしたい人にもおすすめできるカードです。
また、このカードはマルイ以外で利用してもお得に利用ができます。
カラオケ施設や遊園地などで割引がされたり、特典がついてきたりするのでよく遊びに行く人にとってはメリットも大きいでしょう。
そして、エポスカードは独自のセキュリティーシステムがあります。
ネットショッピングをする際、お手元のエポスカードとは別の番号が発行されます。
エポスバーチャルカードと呼ばれていて、手数料なども無料です。
これは安心ですよね。
やはり、ウイルスなどで不正利用されてしまう可能性ってありますから。
よくネットショッピングをする人も、安心できるカードでしょう。
ライフカード Stella
ライフカードが発行している女性向けのクレジットカード。
デザイン的にも落ち着いていますので、どんな年齢層の人でも違和感なく持ち歩くことができます。
- 海外で利用すると3%のキャッシュバックがもらえる
- 国内外の旅行傷害保険が付帯されている
- JCBとライフカードの優待サービスが受けられる
- 子宮頸がん・乳がんの無料検診クーポンがもらえる
- 初年度の年会費が無料
旅行傷害保険が付帯されているところや、海外で利用すると3%のキャッシュバックがもらえるのは大きいな特徴の1つです。
また、女性がなりやすい子宮頸がんや乳がんの無料検診クーポンがもらえるサービスもあります。
お金を支払わずに検診できるのは、女性からするとかなりうれしいメリットですよね。
以前は、カラダメディカという無料で自分の体調を質問できるサイトがあったのですが、残念ながらサービスが終了してしまいました。
なので、以前と比べると少々持つメリットが減ってしまったようです。
まあ、それでも無料で検診が受けられることを考えると、十分お得感はあると思いますけどね。
ちなみに、11月にこのカードで発生した利益は、全て公益財団法人に寄付されるそうです。
JCB LINDAの特徴
こちらも上記のJCB CARD W plus Lと同じく国際ブランドであるJCBが発行しているプロパーカードです。
カードデザインも、映画監督・写真家でおなじみの蜷川実花さんのブランド「M / mika ninagawa」とコラボされたものなど、独特なデザインとなっています。
おしゃれなカードが欲しい人は検討してみてもいいかもしれませんね。
- 年会費が永年無料
- カードデザインが豊富
- カード会員限定の保険がある
- 利用状況に応じて、ポイント還元率がアップする
JCB LINDAの特典やメリットはこのようなところです。
年会費は無料ではありますが、毎月の支払い額は1万円未満だと、データ維持料として100円徴収されてしまいます。
月々のケータイ代をこのカードで支払うか、月額1万円以上使わないと支払わなければいけなくなりますので、注意しましょう。
また、このカードには、LINDAボーナスサービス制度というものがあります。
通常は、1,000円で1ポイントしか貯まりませんが、適用されると3ポイント貯めることができます。
この制度を使うためには、年間の支払額を50万円以上にする必要があります。
- 50万円以上達成 2倍
- 100万円以上達成 3倍
このようになります。
達成したら翌月移行この制度がスタートしますので、お得に貯めることができます。
ただし、1年経つとリセットされてしまうので新たにポイントプログラムをスタートさせる必要があります。
通常は翌年度移行にスタートされることの多いプログラム制度が、月単位でスタートされるのはかなり嬉しいことではないでしょうか。
3倍は無理!という人でも、2倍なら家賃などの支払いを行えば達成できない金額ではありませんし。
とりあえずは、家賃や光熱費の支払いをカード払いに変更するところから始めてみましょう。
JCB EIT
JCB EITは、JCB LINDAと同じくJCBが発行しているプロパーカードです。
ただ、このカードはリボ払い専用のカードとなっていますので、注意が必要です。
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率が2倍
- 海外旅行傷害保険が付帯されている
- ショッピングガード保険が付帯されている
- カードデザインが豊富
年会費が永年無料ではありますが、海外旅行障害保険が付帯されているところはうれしいですね。
最高2,000万円となっていますので、旅行へ行く際は安心できそうです。
ショッピングガード保険も国内外で付帯されているので、どこでもお買い物が楽しめます。
カードデザインもかなり豊富なので、自分のお気に入りのデザインを持ってみましょう。
ただし、リボ払い専用となっているので、支払いは強制的にリボ払いとなっています。
それでも自分で支払いの回数が決めることができ、初回の手数料は無料となっています。
一括払いにすれば、手数料もかかりませんので、リボ払いに抵抗がある人は一括払いするようにしましょう。
追記:2019年4月15日で新規受付終了
JCB EITはJCB CARD Rという新しいリボ専用のクレジットカードに変わるので、新規受付は2019年4月15日までです。
それ以降の申し込みはJCB CARD Rで発行するようになるので注意しましょう。
女性向けカードQ&A
女性向けカードのことについて、あまり知らない人も多いのではないでしょうか?
そこで、一部の質問にお答えいたします!
女性向けカードの家族カードは男性でも入会できる?
女性向けのカードには、家族カードが発行できるものもあります。
女性向けとなっていますが、家族カードを持つ人が男性でも問題ありません。
家族カードを検討しているのなら、一度申請してみましょう。
一般カードと女性向けカードの違いとは?
一般カードと女性向けカードの一番の違いは特典の内容です。
子宮頸がんや乳がんなどの保険があるところが特徴的です。
特に乳がんになる女性は増えてきているといわれていますから、心配な人は保険に入っていてもいいかもしれません。
また、カードデザインもかわいらしいものが多いです。
普通のクレカのデザインは男女どちらも持てるようになっていますから、なかなかかわいらしいものは見つけにくいです。
そういった意味でも、女性向けが人気なのかもしれませんね。
男性でも女性向けカードは持つことができる?
男性でも女性向けカードの本会員になることはできます。
でも、女性向けカードはピンク色だったり、かわいらしいデザインが多かったりするので、ちょっと恥ずかしいと思ってしまうかもしれませんね。
また、特典も女性向けのものが多いので、あまり持っていても魅力は感じられないかもしれません。
まとめ
女性に人気のクレジットカードは、一般カードに比べるとデザインもきれいですし、特典も豊富です。
女性ならではの特典が豊富なので、これからカードを作ろうと考えているのなら、女性向けカードを作ってみてはいかがでしょうか。
きっと気に入るカードが見つかるはずですよ。