ゴールドカードの中でも発行するハードルが低いと言われているセディナゴールドカード。
セディナゴールドカードには条件が合致すればポイントが増えやすく、保険による安心感も得られることができます。
ここでは、そんなセディナゴールドカードの特徴をもとにメリットとデメリットを解説します。
セディナゴールドカードが気になっている人は、参考にしてくださいね。
目次
セディナゴールドカードの特徴
セディナゴールドカードは、セディナが発行している従来のクレジットカードに様々な特典をプラスしたものです。
ゴールドカードなので年会費はかかりますが、費用対効果と捉えることができる特典も盛りだくさんです。(メリットは後で詳しくご紹介します)
国際ブランドはVISA・Master・JCBの3つから選ぶことができます。
どの国際ブランドを選んでも国内外で利用することはできますが、JCBは海外で対応している店舗が限られているので、基本的にVISAかMasterのどちらかを選ぶのが無難でしょう。
年会費は6,000円
セディナゴールドカードは年会費が6,000円となっていますが、公式のWebページから申込むと初年度は無料になります。
さらに、2018年8月31日までに申込めば、6,000円相当のポイントが付与されます。
なので、実質的に無料で6,000ポイントをもらえるので2年目の年会費も無料になると考えてもいいでしょう。
家族カードは1000円でETCカードは無料
セディナゴールドカードで家族カードを発行すると、年会費が1枚ごとに1,000円追加されます。
もし、家族で同じ口座にしているなら家族カードとして作った方が、別々で作るよりはコスパがいいです。
ETCカードは年会費が無料になっているうえに、発行手数料もかかりません。
車を所持している方でまだETCカードを持っていない方は、この機会に作ってしまいましょう。
ETCは土日割引などがあるのでとてもお得です。
ハローキティカードのデザインも選べる
セディナゴールドカードでは、ハローキティの可愛らしいデザインのカードも発行してもらうことができます。
サンリオが好きの人なら、ハローキティデザインのクレジットカードが発行できる点は何気に魅力ですよね。
ハローキティデザインのカードには、セディナゴールドカードよりも状況次第ではデザイン以外の特典も受けられるメリットがあります。(後ほどのメリット紹介で解説します)
ポイント還元率は0.5%で低め。有効期限は2年間
セディナゴールカードでは、買い物で200円利用するごとにポイントが1つ貯まるようになっています。
セディナゴールドカードでは1ポイントが1円相当になっているので、還元率では0.5%。
昔はゴールドカードといえばポイント還元率は低めになっていましたが、それも昔の話。
今では高還元率のゴールドカードもたくさんあります。
もし、高還元率のゴールドカードを探しているならこちらの「ゴールドカード比較ランキング!目的別・人気のゴールドカードを徹底紹介!」も参考にしてみてください。
1%以上還元率があるゴールドカードも増えてきてますから。
ポイントの有効期限は付与されてから2年間となっているので、貯まったと思ったらなるべく早く使ったほうがいいでしょう。
ポイントサイト経由なら更にお得。
先ほど、2018年8月31日までにセディナゴールドカードを申込むと、初年度の年会費が無料になるうえに6,000円分のポイントが付与されると説明しました。
ポイントサイトを経由してセディナゴールドカードを申込むと、上記に加えてさらにポイントがもらえるのでお得度が高くなります。
セディナゴールドカードが申し込めるポイントサイトはいくつもありますが、お得度の高さで選ぶなら以下6つがベストです。
セディナゴールドカード対応 お得度が高いポイントサイト一覧
ポイントサイト名 | 付与されるポイント |
モッピー | 11,000円分 |
ポイントインカム | 10,000円分 |
ちょびリッチ | 10,000円分 |
GetMoney! | 10,000円分 |
ライフメディア | 10,000円分 |
モバトク | 10,000円分 |
どのサイトで申し込んでも、ポイントを受け取るにはセディナゴールドカードを発行してから買い物で利用することが条件になっています。
ポイントの使いみち
ポイントがもらえると聞いても、使い道がわからないと意味がないですよね?
セディナゴールドカードで貯められるポイントは「わくわくポイント」というもので、以下の用途で使うことができます。
- 日用品や食品と交換
- 商品券と交換
- 電子マネー・マイルと交換
- ユニセフや赤十字などへ寄付
- 利用料金の引き落とし口座へキャッシュバック
- 懸賞への応募
使い道さえ知っておけば、セディナゴールドカードで貯まるポイントはお得メリットになってくれるでしょう。
セディナゴールドカードの9つのメリットや特典
セディナゴールドカードは6,000円もの年会費がかかるだけあり、9つもの特典を受けることができます。
国内主要空港のラウンジが無料
セディナゴールドカードを持っていると、羽田や関空などの国内主要空港に設けられているラウンジを無料で利用することができます。
空港によっては無料で利用できる時間に制限があったり、飛行機の搭乗券が必要な場合がありますが、飛行機に乗る機会が多い人にとっては何気に嬉しい特典ではないでしょうか?
セブン-イレブン、ダイエー・イオン各店舗でお買い物のたびわくわくポイント3倍
セブン-イレブン・ダイエー・イオンなどの対象店舗で買い物するときにセディナゴールドカードで支払いをすると、付与されるわくわくポイントが3倍になります。
つまり、200円ごとに1ポイント貯まるポイントが、対象店舗で買い物をすると200円ごとに3ポイントになるわけです。
セブン-イレブンやイオンは全国に店舗があるので、お得にポイントを貯められるチャンスが身近にあると感じますね。
マルエツ・マルエツ プチ・リンコス・魚悦で毎週日曜日はほとんぼ売り場全品5%割引
スーパーのマルエツ・マルエツ プチ・魚悦では、毎週日曜日にセディナゴールドカードで代金を支払うと売り場のほとんどにある商品が5%割引されます。
ただ、上記の店舗は地方によっては最寄りにない場合があるので、誰しもに5%割引を受けられるチャンスがあるわけではありません。
ネットセキュリティサービス
オンラインショッピングをするときは、不正アクセスや悪質なサイトからクレジットカードの情報を盗まれるリスクが付きまといます。
セディナゴールドカードにはネットセキュリティサービスがあり、身に覚えのない請求をされた場合、届け出を出した日から60日前までの損害を全額補償してくれます。(一部保証になる場合あり)
トクトクステージでポイント倍率が最大1.6倍
セディナゴールドカードにはトクトクステージという制度があり、年間の請求金額によって翌年のポイントが最大1.6倍になって付与されます。
翌年の付与ポイントを1.6倍にするには年間の請求金額が200万円以上であることが条件でハードルは高いですが、50万円から100万円でも1.1倍以上になります。
サンクスクリスマスポイント&サンクスクリスマスプレゼント
セディナゴールドカードで利用した年間金額が100万円以上になると、12月中旬頃に以下のポイントをプレゼントしてくれます。
サンクスクリスマスポイント 利用金額別の付与ポイント
年間利用金額 | 付与ポイント |
100万円以上 | 1,000ポイント |
150万円以上 | 3,000ポイント |
200万円以上 | 6,000ポイント |
ハローキティデザインのカードを利用する場合は上記のプレゼントは受けられませんが、年間の利用金額が150万円以上になるとハローキティのオリジナルグッズをもらうことができます。
セディナメディカルコール
セディナゴールドカードを利用していると、健康や介護についての電話相談を無料で受け付けてくれます。(相談時間は10分以内)
三井住友銀行キャッシュカードATM手数料が無料
セディナゴールドカードの利用代金を三井住友銀行のSMBCポイントパックに契約している口座から引き落とすと、三井住友銀行のATMが手数料無しで利用できるようになります。
電子マネー「ID」・「QUICPay」付帯
セディナゴールドカードは、電子マネー「ID」や「QUICPay」の登録クレジットカードとして利用することができます。
また、Apple Payでも利用可能です。
セディナゴールドカードの付帯保険の内容
セディナゴールドカードを持っていると、国内外の旅行で不慮の事故に遭った際の費用を保険で賄うこともできます。
高額な値段で購入した商品を壊してしまったり、盗まれてしまった際の保険も万全です。
海外旅行傷害保険
保険金の種類 | 海外旅行 |
傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高1億円(自動2,000万円) |
傷害治療費用保険金 | 最高300万円 |
疾病治療費用保険金 | 最高300万円 |
賠償責任保険金 | 最高5,000万円 |
携行品損害保険金 (免責3千円/年間限度額100万円) | 1旅行中 最高50万円 |
救援者費用保険金 | 保険期間中最高500万円 |
海外旅行の費用をセディナゴールドカードで支払うと旅行中の怪我や病気の治療費用を最高で1億円まで補償してくれます。
費用をセディナゴールドカードで支払っていなくても2,000万円まで補償してくれるので、旅行のときは安心です。
国内旅行傷害保険
国内旅行の費用をセディナゴールドカードで支払っておいた場合でも、旅行中の怪我による治療費を5,000万円まで補償してくれます。
費用をセディナゴールドカードで支払っていなくても、最高で1,000万円まで補償してくれます。
ショッピング保険(動産総合保険)
ショッピング保険では、セディナゴールドカードで購入した商品を破損したり、盗難された際の存在を年間で300万円まで補償してくれます。
セディナゴールドカードのデメリット
ポイントによる還元や保険が充実しているセディナゴールドカードですが、少なからずデメリットを抱えています。
ポイント還元率はよくない
上記でも解説しましたが、200円ごとに1ポイントが付与されるセディナゴールドカードは一見還元率が良いように感じますが、他社と比べると飛び抜けて良いわけではありません。
例えば、Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDでは100円ごとに1円相当のポイントが貯まり、セディナゴールドカードと比べると還元率は2倍に当たります。
それにOrico Card THE POINT PREMIUM GOLDは年会費も2,000円以下とゴールドカードの中では格安のゴールドカードです。
年会費が初年度からかかる
Webやポイントサイト以外でセディナゴールドカードを申込むと、初年度から6,000円もの年会費がかかってしまいます。
迂闊に申込み窓口を選んでしまうと初年度に負担するコストが発生してしまうので、注意が必要です。
セディナゴールドカードのキャンペーン
前半でも紹介しましたが、セディナゴールドカードは公式のWebページから申込むと初年度の年会費が無料になるうえに、6,000円相当のわくわくポイントをもらうことができます。
公式のWebページでは、新規入会者に向けて抽選型の商品券プレゼントキャンペーンを実施しています。
ただ、公式ページの商品券プレゼントキャンペーンは還元率が低いので、先ほど紹介したポイントサイトから申込んだほうがお得です。
セディナゴールドカードの審査はそこまで厳しくない可能性はある
「ゴールドカードは年収がある程度高くないと発行できない」
と思っている人が多いのではないでしょうか?
セディナゴールドカードは意外とハードルが低くのか、公式サイトには最低基準となる年収などが記載されていません。
また、従来のクレジットカードと同じで18歳から発行できるので、ゴールドカードの中ではハードルが低めと考えていいでしょう。
審査に掛かる時間は人によってそれぞれで、1日で終わる場合もあれば、1週間ほど待たされることもあるようです。
インビテーションでセディナプラチナカードが届く
セディナには、ゴールドカードを利用している人だけがインビテーションで発行できる「セディナプラチナカード」があります。
セディナプラチナカードへのインビテーションが来る条件は諸説ありますが、セディナゴールドカードの年間利用金額が基準になる説が濃厚なようです。
と言っても、年間の利用金額が100万円以上という説もあれば、1,000万円以上じゃないとインビテーションを受けられないという声も少なくありません。
セディナプラチナカードは年会費が30,000円、家族会員は無料となっていて、国内旅行傷害保険の最高補償額が1億円に挙がります。
グルメ優待サービスも付いてくるので、インビテーションが来た際は検討してみるといいでしょう。
セディナゴールドカードとセディナカードを比較
セディナゴールドカードを従来のセディナカードと比較してみましょう。
項目 | セディナゴールドカード | セディナカード |
年会費 | 6,000円(家族カード:1,000円) | 0円 |
付与ポイント | 200円ごとに1ポイント | 200円ごとに1ポイント |
ポイント倍増特典 | セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ダイエー、イオンで3倍 | セブン-イレブン、イトーヨーカドーで利用すると3倍 |
会員割引 | 毎週日曜日にマルエツ系列で購入した商品が5%割引される | 無し |
ネットセキュリティサービス | 有 | 有 |
ショッピング保険 | 年間300万円まで | 年間50万円まで |
旅行保険 | 海外:最高1億円まで補償 国内:最高5,000万円まで補償 | 無 |
その他の特典 | 主要空港のラウンジ無料、年間利用金額で翌年ポイントが最大1.6倍・別途ポイント付与 | 無 |
セディナのゴールドカードと従来カードの違いは、
- ポイントが3倍になる店舗
- マルエツ系列の商品が毎週5%割引になるか
- ショッピング保険の補償額
- 旅行保険の有無
- その他の特典の有無
上記の5つです。
マルエツ系列の店舗が最寄りにない人、旅行に行く頻度が低い人は従来のセディナカードでもさほど不便には感じません。
最寄りにマルエツ系列の店舗が最寄りにある人や、旅行にいく頻度が高い人はセディナゴールドカードを発行すれば恩恵をフルに受けられるでしょう。
まとめ
セディナゴールドカードは保険が充実していて、ポイント制度も魅力が溢れています。
しかし、ポイント3倍や割引が受けられる店舗を行くことが無い人、旅行に行く頻度が低い人が利用してもメリットはありません。
なので、条件が合致しない人は、高い年会費を払ってまでセディナゴールドカードを利用する意味はないかも。
買い物をする店舗や旅行に行く頻度をポイントにして、セディナゴールドカードを発行するかを決めましょう。