買い物はいつもららぽーと、ララガーデン、三井アウトレットパークという人は多いのではないでしょうか。
しかも、ららぽーとなどに行くと洋服を購入したり、食事をしたり、映画を見たりとわりとたくさんお金を使うものです。
そんなららぽーとなどの三井不動産系列店を利用する際にとてもお得になる三井ショッピングパークカード《セゾン》は、ポイント還元率が高くて人気のカードです。
様々な割引特典などもあり、2種類のポイントを貯めていくこともできますから、ポイントの2重取りも可能になるメリットもある魅力的な1枚です。
ここでは、そんな三井ショッピングパークカード《セゾン》の特徴やメリット、デメリットなどを詳しく説明していきます。
目次
三井ショッピングパークカード《セゾン》の国際ブランドと年会費
三井ショッピングパークカード《セゾン》は、株式会社クレディセゾンと三井不動産株式会社が提携して発行するクレジットカードです。
ららぽーと、ララガーデン、ららテラス三井アウトレットパーク、コレド、ラゾーナなどの三井不動産系列のショッピングモールで様々な特典や割引があるクレジットカードです。
国際ブランドは、
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
の4つから選ぶことができます。
国際ブランドは、クレジットカードには珍しいAMEXを選ぶことも可能です。
日本だけで使うのであれば、どれを選んでもそれほど違いはありません。
もし、海外等にいくことを考えているのであれば、VISAやMasterCard、AMEXの3つから選べば問題ありません。(ただしAMEXは年会費有料)
JCBは日本発祥のブランドなので、上記の3つよりは海外で使えない場合が多いです。
年会費は永年無料でETCカードも無料
年会費は、国際ブランドをVISA、MasterCard、JCBのいずれかにした場合は、永年無料です。
AMEXは別に3,000円(税抜)かかります。
ETCカードも無料で作ることができますが、家族カードはありません。
高校生以外の18歳以上で、電話連絡可能であり、クレディセゾンが提携する金融機関の口座を持っている人なら誰でも申し込むことができます。
家族カードがない分家族それぞれ1枚ずつ保有しても、損はないくらいのメリットがあります。
AMEX以外は年会費も無料ですから、無駄になることもありません。
ポイント還元率と有効期限
三井ショッピングパークカード《セゾン》は、三井不動産が提供する「三井ショッピングパークポイント」と、クレディセゾンが提供する「永久不滅ポイント」の2種類のポイントが貯まります。
還元率は基本的には、
- 三井ショッピングポイント:100円利用毎に2ポイント(還元率2.0%)
- 永久不滅ポイント:1,000円利用毎に1ポイント(還元率0.5%)
となりるので、、三井不動産系列のショッピングモールなどで、カードを利用すれば還元率は2.5%となり、かなりの高還元率カードに変身します。
ただし、これはららぽーとやららガーデンなどの三井不動産系列の店舗等で利用した場合になります。
また、下記で紹介する水曜日のポイントアップデーなら、三井ショッピングポイントが100円利用毎に3ポイントとなり還元率は3.5%になります。
上手に使っていけば、ポイントはかなり貯めていくことができますが、三井不動産系列店以外での利用は、永久不滅ポイントのみとなるので、還元率は0.5%とかなり下がります。
ただ、三井不動産系列店での利用時は、ガッツリ買い物する時が多いと思うので、ガンガンポイントは貯まっていくはずですよ。
有効期限はそれぞれ違う
有効期限に関しては、三井不動産が提供する「三井ショッピングパークポイント」と、クレディセゾンが提供する「永久不滅ポイント」では変わってきます。
クレディセゾンが提供している永久不滅ポイントは、名前の通りポイントに有効期限はありません。
しかし、三井ショッピングパークポイントは最大で2年間になります。
永久不滅ポイントだと思ってためていて、いつの間にか有効期限が過ぎてポイントが消滅していなんてことにならないように注意してください。
ポイントの使い方
永久不滅ポイントは400ポイント貯まると、
- 三井ショッピングパークポイント:2,000ポイント
- SEIYUショッピングカード:2,000円分(西友、リヴィン、サニーで利用できます)
と、交換することができます。
その他にも、様々な交換先があるので、無駄になる事はまずありません。
永久不滅ポイント交換先と還元率の一部をご紹介
- 支払いに使用する場合:200ポイントで900円(還元率0.45%)
- Amazonギフト券:200ポイントで1,000円分(還元率0.5%)
- Tポイントに交換:100ポイントで450ポイント(還元率0.45%)
- UCギフトカード:500ポイントで2,000円分(還元率0.4%)
- nanacoポイント:200ポイントで920ポイント(還元率0.46%)
- ベルメゾン・ポイント:200ポイントで1,000ポイント(還元率0.5%)
- ANAマイル:200ポイントで600マイル(還元率0.3%)
三井ショッピングパークポイントに交換するのも有意義ですが、他にもこれだけのお得な交換先があります。
これは、ほんの一部なので、基本的に永久不滅ポイントの使い道には困る事はないでしょう。
また、三井ショッピングパークポイントは、500ポイント以上貯まると「500ポイント=500円」として三井不動産系列のモールなどでのお支払いに使うことができます。
現金として利用することができるので、こちらもかなりお得です。
ただ、こちらは、先ほど書いた通り、永久不滅ポイントと違って有効期限があり最長2年となるので注意してください。
現金同様に利用できるだけに、ポイントの失効はかなりの損となるので、早めに使っていきましょう。
三井ショッピングパークカード《セゾン》の6つのメリット
三井ショッピングパークカード《セゾン》は、ららぽーとやららガーデンなどの三井不動産系列の店舗等なら、ポイント還元率も高く、2種類のポイントが貯まり、さらに様々な三井不動産系列の施設で割引サービスなどが受けられます。
三井ショッピングカード(セゾン)のメリットとしては、
- 年間30万円以上の利用でボーナスポイントが貰える
- 水曜日は100円利用毎に3ポイントもらえる
- 誕生日月の利用で100ポイントもらえる
- 新たなモールのグランドオープン前の招待状がもらえる
- 駐車場料金が無料になる特典がある
- クレディセゾンの特典も受けられる
これら6つです。
年間30万円以上の利用でボーナスポイントが貰える
年間利用額が30万円以上になった場合、額に応じてボーナスポイントを貰うことができる「スぺシャルメンバーポイント」というサービスがあります。
- 年間30万円以上利用:3,000ポイントプレゼント
- 年間40万円以上利用:4,000ポイントプレゼント
- 年間50万円以上利用:5,000ポイントプレゼント
スペシャルメンバーになるとこれだけのボーナスポイントが貰える上に、さらに2つの優待を受けることができます。
メンバー限定の10%オフセールがある
三井不動産系列のショッピングモールやアウトレットモールで、お買い上げ金額が10%オフになるセールに招待してもらうことができます。
三井アウトレットパークの優待
これは、三井アウトレットパークの入間店、倉敷店のみのサービスとなります。
- ラウンジ利用の優待
- 駐車場無料サービスが平日プラス1時間になる
- 施設内外の優待特典や優待割引がある
三井ショッピングパークカード《セゾン》は、使えば使うほど、ポイントも多く貯まり、さらに限定の優待が受けられるので三井不動産系列のモールなどをよく利用する人は、持っておいて損はしないカードですよ!
また、この優待が受けられる「スペシャルメンバー」は、年間利用額15万円からなることができます。
ただし、年間利用額15万円の場合は、ボーナスポイントの贈呈はありません。
水曜日は100円利用毎に3ポイントもらえる
毎週水曜日は、ららぽーとの施設などでポイントアップデーが開催されていて、通常100円利用毎に2ポイント貯まるポイントが3ポイントにアップします。
永久不滅ポイントと合わせれば、還元率3.5%とかなりの高還元率になります。
月に1回とかではなく、毎週1回というのがいい特典ですよね。
誕生日月の利用で100ポイントもらえる
三井不動産系列のショッピングモールなどで、お誕生日月に1回でもカード利用すれば三井ショッピングパークポイントが100ポイントもプレゼントしてもらえます。
誕生日月は、ららぽーとなどで自分へのご褒美などを購入して、ついでに100ポイントを貰うということもできます。
新たなモールのグランドオープン前の招待状がもらえる
三井不動産が新たなショッピングモールなどを作った場合、三井ショッピングパークカード《セゾン》の会員に、グランドオープン前の招待状がもらえます。
いち早く最新のショッピングモールなどに行けるのは、ちょっとした自慢ですので、嬉しいメリットです。
駐車場料金が無料になる特典がある
ららぽーとやららガーデン、三井アウトレットパークなどに行く時、気になるのが駐車場料金ですよね。
各店舗でいくら以上使えば、駐車場料金が無料になるというサービスがあるショッピングモールなどもありますが、行ったはいいけどあまりお金を使わなかったということもあります。
せっかく電車などを使わず交通費をかけないのに、駐車場料金を取られてしまうのはちょっとイヤですよね。
そんな時でも、三井ショッピングパークカード《セゾン》を持っていれば、駐車場が無料になるサービスがあります。
サービス内容な、各モールで異なるので、前もってチェックしておくと良いでしょう。
駐車場無料サービスの一部をご紹介。
- ららぽーとTOKYO-BAY:2時間まで無料
- ららぽーと豊洲:1時間まで無料
- ららぽーと横浜:土日祝日に限り1時間まで無料
- ららぽーと立川立飛:平日は終日無料
- 三井アウトレットパーク幕張:平日のみ2時間まで無料
- 三井アウトレットパークジャズドリーム長島:何か1点でも購入があれば1日中無料
- 三井アウトレットパーク多摩南大沢:平日のみ3時間まで無料
- ダイバーシティ東京 プラザ:2時間まで無料
購入は条件というモールもありますが、カードを保有さえしていれば、無料になるというところも多いので、それだけでも保有価値がありそうです。
ちなみ、地方の方だと駐車場代がかからない店舗もあります。
クレディセゾンの特典も受けられる
三井ショッピングパークカード《セゾン》は、クレディセゾンと三井不動産とが提携して発行するカードなので、クレディセゾンの特典を受けることもできます。
西友、リヴィン、サニーでの買い物が毎日お得
西友、リヴィン、サニーでの買い物が、毎日3%オフになります。
さらに、毎月5日と20日は5%オフです。
人気のチケットが先行予約でき優待割引も受けられる
クレディセゾンがe+(イープラス)と提携するサービスです。
コンサートや演劇、ミュージカル、伝統芸能、クラシック、バレエ、ダンス、お笑いなどの人気チケットを先行予約することができ、手に入れやすくなります。
また、チケットは優待割引価格で購入できたり、特典がつくこともありかなりお得です。
Super Value Plusがオプションで用意されている
Super Value Plusは、毎日の生活の中で起こるトラブルや怪我などに対応してくれる安心のプランが300円~用意されていて、自分にとて必要な補償だけを選ぶことができます。
- お買物安心プラン
- ご迷惑安心プラン
- いつでも安心プラン
- けが安心プラン
- お住い安心プラン
- ゴルフ安心プラン
- テニス安心プラン
- お車安心プラン
一部ですが、これらのほとんどが300円、もしくは300円~となっていて、気軽にプラスすることができる価格設定なので、年会費が無料な分2~3個プラスするのも良いでしょう。
これらの他にも、有効期限のない永久不滅ポイントが貯まるのも、クレディセゾンならではのメリットです。
三井ショッピングパークカード《セゾン》のデメリット
三井ショッピングパークカード《セゾン》のデメリットといえば
- 三井不動産系列のショッピングモール以外は微妙
- 旅行傷害保険が付帯していない
この2つです。
三井不動産系列のショッピングモール以外は微妙
三井ショッピングパークカード《セゾン》は、ららぽーとや三井アウトレットパークなどでの買い物をお得に快適にするためのカードです。
簡単にいえば、通常使うにはあまり使えないというカードでもあります。
通常のポイント還元率は0.5%ですし、クレディセゾンの特典もあまり使わない人にとってはそこまで魅力があるカードではありません。
通常時もガンガンポイントを貯めたいのあれば、やはり高還元率カードを使った方が確実にポイントは貯まります。
ただ、ららぽーとや三井アウトレットパークなどでの買い物などでは、本当に使えるカードなので、とりあえずサブカードとして持って置いても損はありません。
旅行傷害保険が付帯していない
VISA、MasterCard、JCBの3つに関しては、年会費が無料なのですが、旅行傷害保険が付帯していません。
AMEXの場合は、年会費が3,000円(税抜)かかりますが、その分旅行傷害保険が付帯しています。
ただ、旅行傷害保険の為にAMEXにする必要はほぼないので、その場合は他の年会費無料で旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードをサブカードで持つことをおすすめします。
エポスカードとJCB EITなら年会費無料のクレジットカードで自動付帯で保険がついてきます。
それらのカードは使わなくても旅行保険が付帯してるので、持っているだけで一切お金はかかりません。(海外旅行保険)
このようなお得なクレジットカードを複数持っていると、旅行に行く際も安心できるので、おすすめですよー。
まとめ
三井ショッピングパークカード《セゾン》は、ららぽーとやららガーデン、コレド、ラゾーナ、三井アウトレットパークなどの三井不動産系列のショッピングモールでの買い物がとてもお得になります。
簡単にいえば、それらに特化したクレジットカードとも言えます。
なので、メインカードとして使うのにはあまりおすすめはしません。
ただ、ららぽーと好きでポイントサービスも重視するという人にはピッタリのクレジットカードであることは間違いありません。
三井不動産系列をよく利用するという人は、サブカードとして持っておいても損はありませんよ!