仕事上で掛かる経費は、個々の仕事や状況によって様々あります。
あらかじめ予算が立っている場合もありますが、急な場合や、予算がつかない場合も多いものです。
まず立て替えて、後日処理となると、手持ちの不安や、事務処理の手間など、面倒が多いものですよね。
そういった場合に、やはり便利なのが、法人カードになります。
出張や急な接待でも、手持ちの不安なくスムーズに仕事ができる、ビジネスマンにとっては強い味方になりますよね。
そこで、おススメなのがオリコが発行している、法人向けのオリコビジネスカードGoldです。
今回はそんな法人向けのオリコビジネスカードGoldのメリット・デメリットをご紹介致します。
また、今なら初年度年会費無料のキャンペーンを実施中なので、申し込みするならチャンスかも。。
目次
オリコビジネスカードGoldの国際ブランド・年会費
オリコビジネスカードGoldは、株式会社オリエントコーポレーションが発行するクレジットカードです。
国際ブランドは、MasterCardのみになっております。
VISAやMasterCardであれば、国内だけではなく海外でも問題なく幅広く使うことができます。
年会費は初年度無料で次年度は2,000円(税抜)
オリコビジネスカードGoldはでは、いつ入会しても初年度の年会費が無料になります。
2年目以降は1枚につき毎年2,000円(税別)の年会費が掛かりますが、オリコビジネスカードGoldは最大20枚まで発行が可能です。
例えば、役職者などは、接待や出張などで法人カードを持っている場合が多いかもしれませんが、社員が出張に行く際などにも、法人カードを持っていれば、立て替える手持ちの不安や、事務処理も楽で安心ですよね。
でも、カードの発行数が少ないと中々難しい場合が多いでしょう。
もちろん社員の人数や状況によって、必要枚数は変わりますが、法人カードの中でも、多い方でしょう。
しかもカードとは別にETCカードも20枚まで発行可能で、ETCカードは年会費無料で作ることができます。
ETC割引などの通行料金の割引サービスももちろん受けられます。
営業などで車を使用する場合は、かなり嬉しい特徴の一つですね。
この際、まだETCカードを持っていない方は、同時に作ってしまいましょう。
ETCにした方が、何かとお得ですから。
オリコビジネスカードGoldの特徴・メリット
オリコビジネスカードGoldの最大の特徴は、法人が所有でき、経費に当たる部分を、面倒な立て替えや事務処理なく使用できるところです。
対象としては中~大企業向けのカードといえるでしょう。
空港のラウンジサービスが無料
オリコビジネスカードGoldは、国内の空港は勿論のこと、海外の一部のラウンジサービスを無料で活用することができます。
- ハワイ
- 韓国
- 成田空港
- 羽田空港
- 新千歳空港
- 秋田空港
- 仙台空港
- 新潟空港
- 中部国際空港
- 関西空港
- 那覇空港
- 大阪国際空港
- 高松空港
- 松山空港
- 福岡空港
- 熊本空港
- 大分空港
- 鹿児島空港
- 富士山静岡空港
- 岡山桃太郎空港
- 長崎空港
ドリンクサービスや、新聞・雑誌の閲覧など、年中無休、無料でご利用頂けます。
出張が多い法人様であれば、お得で嬉しいサービスですよね。
個別で利用限度額が決められる
オリコビジネスカードGoldは、1法人あたり最大1000万円まで利用可能です。
もちろん1枚で1000万円まで使用する事も可能ですが、そうなると当たり前ですが、他のカードで使用額がなくなってしまいます。
さすがに1000万円を使い切るというのも中々ないと思いますが、最大20枚発行可能な訳ですから、偏った使用をしていると、いざという時に困ってしまう場合もあるかもしれません。
また、
そういった場合を防止する為にも、カード毎に限度額を決められるのは安心ですよね。
さらに支払い方法も、1回払い、分割払い、据え置き1回払いと選べるのも嬉しい特徴の一つです。
明細もカード別に会社へ郵送
カードを複数にわけて、社員に渡している場合、各々に渡しておくわけですから、どの位、何に使用したかというのも大変重要になってきますよね。
そういった場合を考慮して、発行したカードそれぞれに、利用限度額を決める事ができます。
持つ人別にしてもよいでしょうし、出張用・接待用といった利用別に決めてもよいでしょう。
そして、利用明細書も、カード別に発行され、利用日・利用先・金額・手数料、利息・年利・支払い回数など、利用履歴が一目瞭然です。
明細については、紙面とWebを選ぶことが可能になります。
仕事専用カードですから、明細があれば、個人的使用の防止にもなりますし、無駄な経費削減も可能になりますね。
事務処理が効率的に
クレジットカードを利用する場合は、仕事で必要なお金で、経費ではあるものの、急な場合は仮払いをおかなくてはなりません。
後日、申請をして、仮払い分の手続きをして、と仮払いした方も、申請を受けた方も、事務処理が意外と細かくて面倒な思いをしている方も少なくないと思います。
法人カードであれば、急な出費も安心ですし、カード別に明細がくるので、チェックも簡単です。
更に毎月27日支払いと、支払い日が決まっているので、資金管理もしやすいですよね。
融資金利優遇が受けられる
事業のさらなる発展をサポートする為、証書貸付「ビジネスサポートプラン」を借り入れる際、最大2.0%(実質年率)優遇が受けられます。
ビジネスサポートブランは、融資額最高1000万円の証書型ローンで、実質年率が8.4%~15.0%になります。
MasterCard付帯のビジネスアシストが受けられる
マスターカードに付帯している特典が2つ受けられるのも魅力の一つです。
- MasterCardビジネスアシスト
- Mastercard T&E Sarvings
この2つのMasterCardの特典が、オリコビジネスカードGoldでは無料で付帯します。
ちなみに、Mastercard T&E Sarvingsは、MasterCardのプラチナ向けのサービスになります。
個人向けのクレジットカードであれば、このサービスを使うには、
- ワールド
- プラチナ
- チタン
この3つのMasterCardの会員のみが使うことが可能なサービスです。
主な特典としては、海外出張の際には、国際宅配便の割引があります。
海外Wi-Fiルーターや携帯通信料やレンタルの割引など、海外出張での不便も軽減できる特典もあります。
また旅に関して大手の「じゃらん」利用で、宿泊コストを削減できたり、じゃらんポイントも追加付与されるので、出張毎にポイントがたまります。
さらに提携先のホテルスパや国内ゴルフなど、カード会員だからこそのサービスや、JTBによる大規模会議やイベントなどの開催をサポートしてくれる特典なども充実しています。
そして、会計処理の強い味方となる、クラウドソフトがお得になったり、初期費用が無料になる特典もあります。
ソフトバンクによる仕事とプライベートの通話使い分けサービスも通常通話料から20%offなど、会社にとって嬉しい特典が多数あるんですね。
お支払いが簡単なMasterCardコンタクトレスや電子マネーが使える
オリコビジネスカードGoldには、国内外のお買い物でカードをかざすだけでお支払いが完了する「MasterCardコンタクトレス」が搭載しています。
MasterCardコンタクトレスは、MasterCardが独自で開発したもので、店舗などに設置された専用のリーダーにかざすだけで、支払いをすることができるサービスです。
出張などでは、大きな荷物を抱えていますし、言葉が不安な海外でも、カードをかざすだけなら余裕をもってお会計ができますね。
さらに、コンビニなどで便利な電子マネー「iD」「QUICPay」をおサイフケータイで利用する事も可能です。
もし、MasterCardコンタクトレス専用のリーダーがない場合は、上記の2つの電子マネーを活用するのもいいでしょう。
ベネフィット・ステーションは提携施設は10,000ヶ所以上
特定のビジネスカードに入会しなければ加入できない「ベネフィット・ステーション」に入会できます。
1人年会費が3600円(税抜き)かかりますが、月に換算すれば約300円程で、さらに提携施設の優待割引や利用を考えればかなりお得と言えます。
リゾートソリューション運営の国内外の契約宿泊施設10,000ヶ所以上、国内ゴルフ場1000ヶ所以上、更にスポーツクラブなどの幅広いサービスを会員価格で利用できます。
2~3回活用するだけでも、年会費の3,600円くらいすぐに元が取れるかなりお得サービスです。
このように、オリコビジネスカードGoldは、空港のラウンジサービスはもちろん、MasterCard付帯の多数あるビジネスアシスト特典の他、会員限定の優待特典が盛り沢山なのも、オリコビジネスカードGoldのメリットといえます。
旅行傷害保険などの補償も充実
オリコビジネスカードGoldでは、国内、海外両方の旅行傷害保険が付帯しています。
年会費2,000円(税抜)のクレジットカード保険としては、充実した保険となっています。
海外旅行障害保険(自動付帯)
傷害の種類 | 補償金額(本人) |
死亡・後遺障害補償 | 最高2,000万円 |
治癒費用 | 200万円限度 |
疫病の賠償費用 | 200万円限度 |
賠償責任 | 2,000万円限度 |
携行品の損害 | 20万円限度 |
救援者費用等 | 200万円限度 |
海外旅行傷害保険としては、海外旅行中にケガや病気などでかかった治療費・入院費、携行品の盗難などの場合の損害補償が受けられます。
国内旅行傷害保険(利用付帯)
- 死亡補償:1,000万円
- 後遺障害補償:1,000万円
国内旅行傷害保険として、国内旅行中の事故による死亡または後遺障害が生じた場合にも補償が受けられます。
さらにオリコビジネスカードGoldには、ショッピング保険も付帯シており、購入した商品が、購入日より90日以内に破損、盗難、火災などの偶然の事項で損害を被った場合のみ、年間最高100万円、免責金額1万円の補償が受けられます。
オリコビジネスカードGoldのデメリット
年会費や個々のカードの管理やサポートに関しては、ビジネスカードとしては申し分ないと思いますが、デメリットといえば、
- ポイントのシステムがない
- 保険の金額が低めの設定
この2点でしょう。
保険金額が低額なところは、年会費も低額な方なので、仕方ないと言えば仕方ないかもしれません。
ポイントについては、最近の流れでいえば、ポイントが全くないというのが珍しいかもしれません。
ただ、最大20枚まで発行可能であり、マスターカード付帯のビジネスアシスト特典が多数あるので、ポイントが溜まらなくても、出張毎の割引や特典でお得がたくさんあるといえますよね。
ビジネスカード「EX Gold for Biz M」との比較
オリコビジネスカードGoldと同様に、マスターカードの付帯なども利用できる「EX Gold for Biz M」(エグゼクティブゴールドフォービズエム)というビジネスカードがあります(以下EX Gold for Biz)。
年会費も初年度無料で、2年目以降は2,000円(税別)と、年会費を考えれば、負担としては同様に見えます。
ただ、EX Gold for Bizは、2,000円払えば、最大3枚までは、年会費が無料なのです。
つまり、個人のクレッジトカードでいう家族カードの様なもので、2,000円で3枚カードが持てるわけですが、されど3枚までしか作る事ができません。
従業員などが少ない場合は、EX Gold for Bizの方がいいかもしれませんが、従業員が多くて、すべてに持たせたいのであれば、1枚につき年会費はかかるけれど、最大20枚作れるオリコビジネスカードGoldの方がいいです。
さらに限度額についても、オリコビジネスカードGoldは最大1000万円に対し、EX Gold for Bizに関しては最大300万円と、限度額も700万円の差があります。
明細書についても、EX Gold for Bizはカード毎ではないので、カード毎に限度額を設定でき、明細書も分かれてくるというオリコビジネスカードGoldのサービスは、大きな魅力の一つですよね。
一番の大きな差としては、EX Gold for Bizには「暮らスマイル」というポイントサービスがあります。
カードショッピング1000円につき1スマイル貯まるポイントサービスで、200スマイル以上で商品などに交換できるサービスです。
ポイントサービスか、その他優遇サービスかというのが選択の一つかもしれませんが、限度額、サービス内容、利用明細の明確化を考えれば、EX Gold for BizよりもオリコビジネスカードGoldにした方がいいでしょう。
このように、EX Gold for BizとオリコビジネスカードGoldとでは、似てるようで少し内容が違うので、迷った場合は、自分がどのサービス重視するかを、確認してみてください。
EX Gold for BizとオリコビジネスカードGold比較はこちら
EX Gold for Biz | オリコビジネスカードGold | |
年会費 | 2,000円(税抜) | 2,000円(税抜) |
利用限度額 | 最大300万円 | 最大1,000万円 |
カード枚数 | 1枚につき3枚まで | 1枚につき20枚まで |
空港ラウンジ利用 | 有料 | 無料 |
ポイント制度 | 有り | なし |
まとめ
オリコビジネスカードGoldは年会費が2,000円ですが、かなりの付加特典が盛り沢山なので、ビジネスカードを手軽に持ちたいなら、かなりオススメのカードと言えます。
用途に応じて、カード毎に限度額を設定でき、明細もカード毎に発行されるので、管理もかなりし易いですよね。
あとは、ポイント制はないけれど、多数の特典により出張・接待といったビジネスにおいても、プライベートでも会員として利用できるものもあるので、福利厚生としての魅力もかなり大きいでしょう。
経費の事務処理の削減と、毎回の出張・接待における割引優待を踏まえれば、ビジネスとしての付き合い方へのスマートさも魅力の一つかもしれません。
従業員が20人近くいて、海外などへも出張がある方には、オリコビジネスカードGoldはおすすめですよ。