日頃ビックカメラやJRを利用する人なら、ぜひ持っていたいビックカメラSuicaカード。
利便性が高くお得感もしっかり味わえるクレジットカードなので、持てばきっとフル活用すること間違いなしです。
様々な使い道のある2種類のポイントが貯まったり、ポイントの2重取りができたりとなにかとお得な1枚です。
通勤や通学でJRを利用する人、仕事でよくJRを利用する人、家電や消耗品はいつだってビックカメラという人は、持っていて損のないカードです。
ここでは、そんなビックカメラSuicaカードの特徴やメリット、デメリットなどを詳しく説明していきます。
目次
ビックカメラSuicaカードの国際ブランドと年会費
ビックカメラSuicaカードは、株式会社ビューカードが発行するクレジットカードです。
国際ブランドは
- VISA
- JCB
この2つから選ぶ事ができます。
どちらを選んでいいかわからない人は、海外にいくかどうかで決めるといいでしょう。
海外にいくのであれば、VISAにしておいたほうが無難です。
日本のみで利用ならどちらでも問題ありません。
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラやJRを利用するたびに高還元率でポイントが貯まり、それ以外の利用でもコツコツとポイントを貯めていくことができるクレジットカードです。
また、提示するだけで様々な割引などを受けることができるお得な点も満載のカードとなっています。
年会費は年1回のご利用で年会費無料!
ビックカメラSuicaカードは、初年度は年会費無料です。
次年度からの年会費は、524円です。
しかし、年に1度でも利用すれば無料になるので利用を考えている方にとっては翌年度からの524円も無料と考えていいでしょう。
Suicaへのチャージを1回するだけでも無料の対象となりますから、年会費を支払う年はほとんどないはずです。
正直これなら、年会費は無料にしてもいいと思うんですけどね。524円ですし。
ETCカードも年会費524円です。
ETCカードに関しては、他に年会費無料や発行手数料も無料のクレジットカードがあるので、別に作るほうがいいと思います。
イオンカードセレクトなら、年会費が完全無料な上に、インビテーション制が届けば無料でゴールドカードを持つこともできます。
せっかくならこのようなカードを活用しましょう。
ちなみに家族カードはありません。
ポイント還元率は2種類で1%
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラやJRを利用する際も、それ以外の加盟店で利用する際も2種類のポイントが貯まっていきます。
ポイントは「ビックポイント」と「JRE POINT」が貯まります。
ビックカメラやJR以外の加盟店での利用時であっても、ビックポイント、JRE POINTの2種類が還元率各0.5%ずつで合計1%の還元率でポイントが貯まっていきます。
ビックカメラでの利用なら1,000利用毎に100ポイント
通常のポイントは、ビックポイント、JRE POINTで合計が1%の還元率ですが、ビックカメラで利用する場合、ビックポイントは1,000円利用毎に100ポイント貯まります。
還元率でいえば10%になります。
家電などの大きな買い物をする際には、かなりのポイントが貯まります。
また、ビックポイント100ポイントは、ビックカメラでの買い物時に100円として利用することができます。
ビックカメラでビックカメラSuicaカードを利用して買い物をすればするほど、還元率10%でポイントがどんどんポイントが貯まっていきますのでかなり得です。
Suicaオートチャージでポイント1.5%
Suicaのオートチャージ、モバイルSuicaのオートチャージ、チャージは1.5%の還元率となります。
ビックカメラSuicaカードは、年1回のご利用で年会費無料で持つことができ、ビックカメラやJRの利用時にはポイントがしっかり貯まるカードなので、この2つをよく利用する人は持っているだけでお得になります。
ポイントの切り捨てが最小限
ビックカメラSuicaカードは1,000円利用毎にポイントが貯まっていきますので、数百円の利用ではポイントが付与されません。
これは地味にデメリットになります。
しかし、ビックカメラSuicaカードのポイントは、月の利用総額に対して1,000円毎にポイントが付くという形ですから、切り捨てが最小限で済むというメリットでもあります。
1回の買い物が999円でもポイントの対象なので、中途半端な金額の利用でも「あともう少しでポイントの対象になったのに」と悔やむ必要もなくなります。
JRE POINTは使い道色々
貯まったJRE POINTは、400ポイントでビックポイント1,000ポイントに交換することができます。
ビックカメラで買うものがある時は、ビックポイントに交換すればビックカメラで現金同様として使うことができるので有意義な使い方となります。
また、同じくJRE POINT400ポイントで、Suicaへのチャージ1,000円分として使うこともできます。
他交換先と必要ポイント数は、下記の通りです。
- びゅう商品券1,000円分:400ポイント
- ルミネ商品券2,000円分:650ポイント
- ルミネ商品券4,000円分:1250ポイント
- 鉄道博物館入館引換券:400ポイント
- 全国お取り寄せスイーツカード3,500円相当:1,340ポイント
- 東北応援うめぇどカード5,000円相当:1,900ポイント
などがありますので、ポイントの使い道にこまることはまずありません。
それぞれのポイントの有効期限が違う
ビックカメラSuicaカードは、ビックポイントとJRE POINTが同時に貯まっていく珍しいポイント制度になっています。
そしてそれぞれでポイントの有効期限も変わってきます。
ビックポイントの有効期限
ビックポイントの有効期限は、最終ご利用日から2年間延長になります。
2年間利用しなければ、2年でポイントは消滅してしまいますが、利用すればポイントがずっと延長されます。
ビックカメラSuicaカードの5つのメリット
ビックカメラSuicaカードは、年1回のご利用で年会費無料で使えば使うほどポイントが貯まり、豊富な交換先があるのでポイントを無駄になく使うことができます。
また、様々な特典もあるので、有効活用できてメリットも豊富です。
ビックカメラSuicaカードのメリットとしては、
- カラオケや飲食店での割引がある
- ホテル、レンタカーの利用が割引になる
- 旅行傷害保険が付帯している
- WEB明細サービスで毎月20ポイントがもらえる
これら5つです。
カラオケや飲食店での割引がある
カラオケのビックエコーで、ビックカメラSuicaカードを提示するだけで、
- ルーム料金30%オフ
- 飲み放題プラン10%オフ
のどちらかの割引サービスを受けることができます。
また、ビックエコーを運営する第一興商の飲食店などでも、ビックカメラSuicaカードの提示で、
- 飲食代10%オフ
- ランチ50円引き
の割引サービスが受けられます。
第一興商が運営する飲食店の一部をご紹介。
- 和洋創菜 びすとろ屋
- 楽蔵、楽蔵うたげ
- アジアンダイニング 東風家
- 隠れ家ダイニング 夢や京町しずく
- 海鮮個室 湊一や
- 旬菜酒蔵 京町しずく
- ABURI DINING 楽蔵
- アイリッシュ パブ CELTS
- アジアンダイニング TOMPOOYA(東風家)
- J’s Bar
- HIT STUDIO 70’s
- 銀座珈琲店
飲み会や食事会の代金を割り引きしてもらえるのは嬉しいですし、ランチ代50円引きというのは助かります。
ホテル、レンタカーの利用が割引になる
JR東日本が運営するJRホテルズでの割引があります。
- JRホテルズは、
- 東京ホテルステーション
- メトロポリタンホテルズ
- ホテルメッツ
- ホテルニューグラン
などがあります。
これらのホテルで、チェックインの際にビックカメラSuicaカードを提示すればチェックアウトが12時まで無料で延長できます。
また、ホテル内のバーやレストランの基本料金が5~10%オフになります。
駅レンタカー利用時もビックカメラSuicaカードの提示で、利用料が10%オフになります。
その他にも、
- ガーラ湯沢スキー場のリフト券が10%オフになる
- 場内のショップでの買い物500円以上で利用料金が10%オフになる
- スポーツクラブJexer(ジェクサー)の入会事務手数料が無料になる
- 池袋にあるタイムズ スパ・レスタが優待価格で利用できる(一般利用料金440円引き、スピード利用料金200円引きなど)
ビックカメラSuicaカードは、提示するだけで様々な割引サービスを受けることができますので、ポイント以外にもお得なメリットがたくさんあります。
所持していて損はないクレジットカードだと思いますよ。
旅行傷害保険が付帯している
ビックカメラSuicaカードは、補償内容はそう手厚くはありませんが国内、海外旅行傷害保険が付帯しています。
年1回の利用で年会費無料で国内の保険が付帯しているというのは、優秀です。
補償内容は下記の通りです。
海外旅行傷害保険(自動付帯)
- 死亡、後遺障害補償:500万円
- 傷害治療補償:50万円
- 疾病治療補償:50万円
国内旅行傷害保険(利用付帯)
- 死亡、後遺障害補償:1,000万円
- 入院費用補償:3,000円/1日
- 手術費用補償:30,000円
- 通院費用補償:2,000円/1日
海外旅行傷害保険は、少し補償が弱いので、もしコレ以外にがっつり補償がほしい方もいると思います。
エスポカードとJCB EITなら年会費無料のカードで自動付帯しているクレジットカードです。
サブカードとしてはおすすめの2枚です。
WEB明細サービスで毎月20ポイントがもらえる
利用明細を郵送ではなく、WEBで確認するWEB明細サービスに登録して、毎月1回でもビックカメラSuicaカードを利用すれば、毎月JRE POINTが20ポイントもらえます。
JRE POINT20ポイントは50円相当ですから、毎月1回でもカード利用すれば1年間で240ポイント600円相当がほぼ無条件でもらえることになります。
普通に20ポイント貯めようと思うと1万円利用しないと貯まりませんから、毎月1万円利用したほどのポイントがもらえるというのは地味に嬉しい特典ですよね。
ビックカメラSuicaカードのデメリット
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラやJRをよく利用する人にとっては、かなり便利でお得なクレジットカードですので、大きなデメリットは特にありません。
しかし、あえて挙げるとすれば、
- 定期機能が付いていない
- ETCカードが有料(年会費524円)
この2点です。
ただ、ETCカードは、他の無料ETCカードでまかなえば特に問題ないですし、定期券に関しては別途定期券を持つか他の定期券一体型のビューカードとの2枚持ちで簡単にカバーできます。
ビックカメラSuicaカードと「ビュー・スイカ」カードの違い(比較)
一般的に、ビューカードというと「ビュー・スイカ」カードが有名です。
こちらでも「ビュー・スイカ」カードは紹介していますが、
Suicaを活用するならどっちを選べばいいのか悩む方も多いと思います。
ここでは、少し2つのカードを比較してみたいと思います。
まず年会費に関してですが、
- 「ビュー・スイカ」カード⇒524円 次年度以降も同じ
- ビックカメラSuicaカード⇒524円 次年度1回の利用で無料
「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの年会費は変わりません。
しかし、ビックカメラSuicaカードは次年度以降1度でも利用すれば、年会費が無料になりますが、「ビュー・スイカ」カードにはその特典はありません。
次に通常のポイント還元率ですが、
- 「ビュー・スイカ」カード⇒通常0.5%(JRE POINT)
- ビックカメラSuicaカード⇒通常1%(JRE POINT+ビックポイント)
「ビュー・スイカ」カードのポイント還元率は0.5%に対して、ビックカメラSuicaカードは1%の還元率になります。
この2つはカードを選ぶポイントとしてはかなり重要なので、この比較を見る限りはビックカメラSuicaカードの方がお得です。
ただし、上記でも書きましたが、ビックカメラSuicaカードには定期券を付帯することができません。
もし、定期一体型のクレジットカードがほしいなら「ビュー・スイカ」カードになります。
それ以外の特典などはほとんど変わらないので、この3つのポイントを見て決めるといいでしょう。
まとめるとこのようになります。
ポイント | 「ビュー・スイカ」カード | ビックカメラSuicaカード |
年会費 | 524円 | 524円 次年度1回の利用で無料 |
還元率 | 0.5% | 1% |
定期一体型 | あり | なし |
個人的には、総合的にみてもビックカメラSuicaカードがおすすめです。
審査は??
いざビックカメラSuicaカードを作ろうと思っても、気になるのは審査ですよね。
審査が厳しすぎて落ちてしまっては意味がありません。
ビックカメラSuicaカードを作るには、
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。
(未成年の方は親権者の同意が必要です。)
ただし、高校生の方はお申込みいただけません。
公式ページでは、このように書いてあるので、高校生は持つことができません。
これはどのクレジットカードも同じです。
また、電話連絡が可能な方と書いてあるので、恐らく確認の電話ができる方でないと申し込みすることができません。
ただ、今時携帯電話を持っていない人の方が少ないので、これに関しては特に問題はないでしょう。
また、日本国内に住んでいる方になるので、海外在住の方は作ることはできません。
それに、18才以上であれば、主婦の方や大学生でも持つことができますし、収入に関しても厳しいことは書かれていません。
少し、厳しいクレジットカード会社だと、「安定した収入がある方」と表記されていることもあります。
そう考えると、そこまで審査のハードルは高くないカードと言ってもいいでしょう。
審査を厳しくして、審査落ちの人が増えてもクレジットカード会社としては、デメリットでしかありません。
ただし、以前にクレジットカードやキャッシングなどの遅延・滞納・延滞があった場合は、当然厳しくはなります。
もし審査に落ちてしまった場合は、過去に何やってなにか振り返ってみてください。
それらがないのであれば、恐らくほぼ審査は通るはずです。
まとめ
ビックカメラSuicaカードは、日頃ビックカメラやJRを利用する人が持つことでメリットが生まれるクレジットカードです。
そのため、このカードを保有する人は、年に1度と言わず頻繁にカード利用するはずですので、利用すれば年会費は必ず無料なるので、年会費に関してはそこまで考えなくていいかなと。
なので、年会費無料でこれだけの利便性やお得感のあるクレジットカードを持つ事ができるということです。
現金でビックカメラやJRを普通に利用する場合は、お金をただただ支払うだけですが、ビックカメラSuicaカードで支払をするようにすれば、交換先豊富なポイントが貯まり様々な割引サービスを受けることができます。
- Suicaもクレジットカードも使っているけど別々に使っている方
- ビックカメラによく行く方
- Suica付帯のクレジットカードがほしい方
これらに当てはまる方は、ビックカメラSuicaカードを持っておいて損はないはずですよ。