リクルートカードプラスといえば、業界最高基準の2%を誇る高還元率クレジットカード。
私も実は、主要クレジットカードの筆頭に使っています。
しかし、最近リクルートカードプラスが改悪してしまいました。
最近の改悪でいえば、ジャックス系のカードが、ポイント還元率が下がった上に、nanacoへのチャージ分のポイントが、ものすごく下がってしまったという改悪がありましたよね。
リクルートカードプラスの改悪はないと思っていましたが、やはり来てしまいました。
今回はそんな、リクルートカードプラスの改悪と変更になったポイントを紹介紹介していきます。
リクルートカードプラスがほしいのであれば、今しかない。
追記 2016年3月16日
リクルートカードプラスの新規発行は終了しました。
目次
リクルートカードの種類と特徴
「リクルートカード」には、2つの種類があります。
年会費無料の「リクルートカード」と、年会費2000円(税抜)がかかる、「リクルートカードプラス」。
リクルートカードの方は、還元率が1.2%で、年会費は無料で使うことができます。
リクルートカードプラスは、ポイント還元率が2%で、高還元率クレジットカードの中でもダントツに高い還元率になっています。
年会費はかかりますが
- 還元率2%
- nanacoチャージでポイントが貯まる
- 限度額がかなり上がる
- リクルートサービスだと5%以上の還元率になることもある
など、かなり使い勝手よく、凄いカードでした。
ちなみにですが、リクルートカードに貯まった、ポイントはPontaと統合することができます。
今までは、リクルート系のサービスしかポイントは使うことができませんでした。
しかし、2015年11月24日より正式にリクルートポイントとPontaポイントが統合となりポイントの利便性も広がりました。
もう少しまとめると
- リクルートポイントはPontaポイントに変更
- リクルートカードに貯まるポイントは、そのままリクルートポイント
- リクルートのサービスで貯まったポイントは、Pontaポイントに変更
- リクルートポイントは、実はPonta加盟店では使えない
- 基本は等価交換
などの、複雑な変更はあったものの、以前よりのかなりポイントが使いやすくなりました。
もっと詳しく知りたい人は、こちらを参考に。
リクルートポイント・Pontaポイントの複雑な交換の仕組みを紹介
正直なところ、Ponta加盟店のほうが遥かに、使い勝手がいいので、私はすべてPontaポイントに変えています。
昨年は、27,000ポイントも貯めることができました。
このように、使い勝手がよくなってきたリクルートポイントですが、それを2%という還元率で提供していたのが、リクルートカードプラスでした。
年間40万以上使うならリクルートカードプラス
リクルートカードプラスは、2,000円(税抜)年会費がかかります。
しかし、年間に20万以上使えば、2,000ポイント貯まるので、その時点で十分に元は取れます。
年間20万程度だと、1.2%のリクルートカードとポイント数は変わりませんが、年間80万以上になると、約6,000円もの差がでます。
使用額(月額及び年額) | リクルートカード | リクルートカードプラス |
1万円(12万円) | 1,440 | 2,400 |
3万円(36万円) | 4,320 | 7,200 |
5万円(60万円) | 7,200 | 12,000 |
7万円(84万円) | 10,080 | 16,800 |
10万円(120万円) | 14,400 | 24,000 |
15万円(180万円) | 21,600 | 36,000 |
20万円(240万円) | 28,800 | 48,000 |
30万円(360万円) | 43,200 | 72,000 |
※リクルートカードプラスの年会費は入れてません。
私は、年間に100万以上はクレジットカードで支払いをしています。
そうなると、無料のリクルートカードよりは、リクルートカードプラスのほうが、年会費を払ってでもお得になります。
だから、高還元率クレジットカードのリクルートプラスを使って、ザクザクポイントを貯めていたわけです。
年間で100万円使えば、単純に2万円分のポイントが貯まります。
リクルートのサービスを使えば、もっと還元率があがるキャンペーンなどを行なっているので、更に貯めることが出来ました。
リクルートカードプラスが新規申込み終了
しかし、2016年3月15日を持って、リクルートカードプラスの新規申込みが終了となってしまいました。
これに合わせて、家族カードも2016年5月15日までで申込みすることが、できなくなりました。
本当に改悪すぎますよね。
ちょうど、1週間前に、嫁専用の家族カードを、作っていたところだったので、危ないところでした。
無事に届きました。
リクルートカードプラスを作ろうと思っている人や、家族カードを申込みする人は、本当に終了してしまうので、すぐに申込みしたほうがいいだろう。
年会費無料で使える、リクルートカードの方は継続して申込みすることが可能です。
リクルートカードプラスの改定の内容と変更点
新規申込みができなくなりましたが、すでに持っている人は、これからの内容の方はどうなったか気になりますよね?
実はすでに、リクルートカードプラスを持っている人は、継続して使うことができます。
今まで通りポイント還元率は2%で変わりません。
年会費も2,000円(税別)。
しかし、今までは「nanaco」や「モバイルSuica」にチャージしていた分は、ポイントとして貯まっていましたよね?
それが、2016年9月16日でポイント加算の対象外になってしまう変更がありました。
これは非常に痛い。
ここで、nanacoチャージでの裏技を知らない人に少し説明しますね。
普段でも、税金や公共料金などを支払う時に、nanacoを使って支払いをすることができます。
この時に、現金からチャージしても、普通であればポイントつきません。
しかし、リクルートカードプラスなどの、ある一部のクレジットカードでは、nanacoにチャージすることにより、クレジットカードにポイントが加算されるのです。
nanacoポイントではなく、クレジットカードのポイントにはなりますが、それでも税金や公共料金をすべて、nanacoで支払っている人は、かなりのポイントを貯めることができます。
リクルートカードプラスも、この裏ワザは使えていました。
それが、2016年9月16日で終了してしまうのです。
私は、ガンガンチャージに使っていたので、相当の痛手です。
リクルートカードプラス以外だと、漢方スタイルクラブカードなども、nanacoチャージに使えます。
しかし、漢方スタイルクラブカードも2015年に1.75%から0.25%へと大幅に変わりました。
その改悪もあって、リクルートカードプラスに乗り換えた人も多くいました。
それが、今回リクルートカードプラスでは、ポイントそのものが、加算されません。
年間に何十万も、車の税金や公共料金を、リクルートカードプラスでnanacoにチャージをして支払っていた人には、相当な痛手ですよね。
リクルートカードプラスの変更点や、改悪をまとめるとこのようになります。
- 2016年3月15日でリクルートカードプラスの新規申込みが終了
- 2016年5月15日までで家族カードも申込みが完了
- 2016年9月16日以降はnanacoへのチャージにポイントがつかなくなる
これからの展開を考える
nanacoチャージが使えなくなったのは相当痛です。
では、そのままリクルートカードは辞めて、他の高還元率カードに移る。
それも一つの手段です。
しかし、年会費無料のリクルートカードの場合は、そのまま変わらないということなので、nanacoへのチャージ分も加算されます。
こう考えると、一番は2枚持ちがいいかもしれません。
リクルートカードでnanacoにチャージして、それ以外は普段通り、リクルートカードプラスで支払う。
この方法であれば、お得にポイントを貯めることができます。
もしくは、リクルートポイントやPontaポイントを諦めて、Tポイント最強のYahoo! JAPANカードや、楽天を使っているのであれば、楽天カードに移行していまう手もありですね。
Tポイント貯める人必見!Yahoo! JAPANカードが最強な理由を解説
どうしてもリクルートカードプラスがほしいなら、今だ。
そもそもリクルートカードプラスの、新規申込み自体が終わってしまうので、年間に何十万もクレジット払いしているのであれば、今のクレジットカードの中では、一番リクルートカードプラスが、ポイントは貯まる。
リクルートカードプラスを、検討しているのであれば、2016年3月15日までなので、急いだほうがいい。
完全に新規発行は終わってしまったので、Pontaポイントやリクルートポイントをお得に貯めるクレジットカードは、リクルートカードが最強です。
人気のリクルートカードは高還元率。得する使い方・貯め方を伝授
まとめ
クレジットカードは、本当頻繁に改変や改悪があります。
もしかしたら、無料のリクルートカードも何かしらこれから改変があるかもしれません。
年会費無料で還元率が、1.2%のクレジットカードは中々ないですからね。
そうなった場合にも、出来れば複数のクレジットカードを持っていたほうが、対処もしやすいです。
私は、リクルートカードプラス以外に、Yahoo! JAPANカード や楽天カード も同時に持っています。
ちなみに、上記のカードはすべて無料で持つことができるカードです。
一切お金はかかりません。
いつ何があるかわからないのが、クレジットカードです。
リスク分散のためにも、複数持つことで回避していきましょう。
こちらで、年会費無料で持つことができる高還元率のカードを比較しています。