法人カードを探している方の中にはお支払いや出張などの理由で「今すぐにでも欲しい!」という方も多いのでは?
そこでこの記事では数日~1週間の短期間、または最短即日で発行できるカードを紹介しております。
記事後半にはさらに審査をスムーズにし、完了を早くする方法についても紹介していきますので、今すぐ法人カードがほしいという方は参考にして頂けたらなと思います。
目次
即日発行可能できる唯一の法人カード「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」
法人カードがすぐ欲しい、お急ぎの方にとって1番ベストなのは即日中にカードが発行できること。
でも実は、今までにそういった即日発行できる法人カードは存在してきませんでした。
しかし、2018年の4月からそんなニーズにも対応してくれる素晴らしいカードがリリースされました!
それが「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」の法人カード。
ネットからの申し込み後に審査が完了次第、お近くにセゾンカウンターがあれば即日で受け取ることが可能です。
ただ、セゾンカウンターは一部の都道府県にはないので、お住まいの地域が該当するか確認してみて下さいね。
または、郵便受取りの場合は少し時間はかかりますが、それでも3日後には発送されるのでスピーディーなほうです。
いずれにせよ、早く受け取りしたい方はWEB申し込みが必須ですので、予め個人情報などは入力できるようにしておきましょう。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴
即発行なセゾンパール・アメリカン・エキスプレスは限度額の上限は150万円となっており、年会費はたったの1,100円でしかも一度利用すれば無料。
また、セゾンと提携しているため「永久不滅ポイント」が貯まりますので、カードの利用料金の支払いやギフトカード、オフィス用品、さらにはマイルとも交換が可能となっており経費削減にも役立ちます。
そしてアメックスの特典であるグルメやエンタメ、ショッピングの割引が詰まった「AMERICAN EXPRESS invites」、海外でも割引が使える「LIVE THE WORLD」も利用できるのでかなりコスパは良いですよ。
即日発行だけが魅力ではないので、初めて法人カードを作る人にもおすすめです。
数日~1週間程度の短期間で発行できるカード
即日発行ができる法人カードについては現在1つのみというのが現状ですが、ある程度発行の日数に余裕のある方であればかなり選択肢が増えます。
そんな短期間で発行できてなおかつ魅力的なカードを紹介していきます!
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードは3日~1週間
セゾンとアメックスが提携して発行するプラチナビジネスカードですが、およそ3日~1週間が手元に届きます。
オンラインで申し込みが完結するので申込書の取り寄せやダウンロードをする手間がありませんので、記入漏れによる返送といったこともなく、スムーズに入会審査を済ませることが可能です。
年会費はプラチナカードなのに22,000円とかなり控えめですが、アメックスが用意する豊富な特典はもちろん使用可能です。
ただし、19時30分以降に申し込んだ場合は翌営業日に入会の受付をされるので、なるべく早い時間に申し込むようにしましょう。
JCB法人カードはおよそ10日間
JCB法人カードの発行に要する期間はおよそ10日程度で、他のカードと比べると少し長めではありますが、年会費1,250円で初年度無料のお得なカードでなので、余裕があればおすすめの法人カード。
旅行・出張のトラブルにも対応できる保険は年会費に比べてかなり充実したものになっており、海外・国内の両方で最高3,000円の保障を受けることができます。
ポイントは「OkitDokiポイントプログラム」を採用しており、毎月利用した金額の合計に対してポイントに対して加算されますので取りこぼしなくポイントが付与されます。
発行スピードも早く年会費も安いのですが、法人カード初心者向けとなっていますので利用限度額が30~100万円程度という点には注意しましょう。
ただ、国内ブランドJCBのプロパーカードなので会社やってるなら1枚あってもいいですけどね。
ライフカードビジネスライトは10日間ほどで年会費が無料
ライブカードが提供するビジネスカード、ライフカードビジネスはおよそ10日で発行できる年会費が完全無料の唯一の法人カード。
さらにETCカードや追加で発行するカードについても無料ですし、追加カードは無制限で発行できますので、多くのカードを必要とする方にとってはかなり経費が節約できる1枚です。
限度額については最大500万円となっており、他社の法人ゴールドカードと同等ですし、全国でグルメ・旅行・トラベルサービスが受けられる「visaビジネスオファー」も利用が可能。
ただし、ライフカードは誕生月での利用は3倍ポイントが付く特典がありますが、法人カードにはついておりませんので混同しないようにしましょう。
Orico EX Gold for Biz iD×QUICPayは最短8営業日で発行
Orico EX Goldは最短8営業日で発行できるビジネスカード。
年会費2,000円とリーズナブルで、限度額も最高で300万円と各社と比べても高いコスパを誇るのが特徴です。
法人用カードではありながら、リボ・分割払いに対応しているほか、個人事業主ではキャッシング機能も付いてるので、法人カードにはあまりない機能も付帯しています。
また、カードの利用状況についてはWEB明細で確認ができ、各ファイル形式で出力が可能ですので面倒な経費処理を簡易化し、より効率的なものにしてくれます。
法人カードのみならず、個人事業主用のカードもありますのでご自身のタイプに合った1枚を発行できる点もおすすめのポイントです。
私がメインにしている法人カードでもあります。
楽天ビジネスカードは最短で1週間
楽天ビジネスカードは「楽天プレミアムカード」を持っている方を対象に、最短で1週間程度で発行できる法人カードです。
プライオリティパス・プレステージ会員特典は楽天ビジネスカードの大きな特徴の1つで、世界100各国・600ヶ所以上の空港ラウンジが利用できます。
通常はプラチナカードについてくる特典が年間10,000円で利用できる内容となっているのでコスパよしです。
また、一般的なクレジットカードですと0.5%前後であるポイント還元率が常時2倍の1%となっていますので経費で利用することで驚くほどポイントが貯まりますよ。
ポイント重視なら楽天ビジネスカードは外せません。
【番外編】個人カードなら「セゾンカードインターナショナル」も有力候補!
前項でお伝えしたカード以外にも即日発行できるカードがあり、こちらもセゾン提携の「セゾンインターナショナルカード」です。
こちらは個人カードとなっており、引き落とし口座も個人のみ指定が可能なのですが、経費の支払いなどでしか使用していない、あるは作成したけどほとんど使っていない口座をお持ちであれば公私を区別できますので利用可能です。
セゾンカードインターナショナルカードであればETCカードも同時に即日発行が可能
セゾンインターナショナルカードは即日発行が可能ですが、クレジットはもちろんさらにETCカードも同時に即日発行が可能となっています。
ちなみに、既にセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードをお持ちの方でもセゾンカウンターに行けば同様に即日法人ETCカードを発行してくれますよ!
セゾンカードインターナショナルカードの特徴・概要
セゾンインターナショナルはVISA、MASTERCARD、JCBの3つのブランドから選択可能なプロパーカードです。
1,100円の利用ごとに1ポイント貯まる「永久不滅ポイント」は5円相当に換算され、携帯電話や電気・ガス・水道、自動車税などの支払いでポイントが得られるのでかなり貯めやすいのが特徴です。
カード保持者は「トク割」というサービスに利用可能で、月々324円がかかりますが、全国90万件もの施設・サービスを割引価格で使用できるサービスもあります。
個人カードを法人経費の支払いで用いる場合の注意点
個人向けのクレジットカードは基本的に法人経費の支払いを想定していませんので、カードの利用の仕方によっては処分(停止・解約)がされる可能性もありますので注意しましょう。
しかし、職員分の備品をまとめて購入したりといった、明らかに経費の支払いといった内容でなければ厳しい処分は下されませんのでご安心下さい。
その他の即日発行が可能な個人カード(店舗受取)
個人カードを法人経費の決済方法として利用する際の注意点をお伝えしましたので、その他の即日発行な個人カードについても触れておきます。
基本的にはセゾンカード同様、店舗・窓口受取りが前提となります。
カード種別 | 発行できる店舗 |
セゾンが発行するカード全般 | セゾンカウンター、パルコ、ららぽーとなど |
MIカード(エムアイカード) | 三越伊勢丹グループ百貨店内 |
EPOSカード(エポスカード) | エポスカードセンター内(主にマルイ) |
ACマスターカード(アコム) | むじんくん(自動契約機) |
いずれもあくまでも緊急時のみの使用として有効活用しましょう!
審査をすぐに完了させるための方法とは?
通常ですとどうしてもある一定の期間がかかってしまいますが、その理由の1つに申し込みまでの手順が多いということが上げられます。
ですので、発行するまでの手順を素早くこなすことも重要なのですが、実は発行までのやりとりの中には省略できるステップがあります。
これを意識することで短期間で発行できるカードはより手元に届く期間を短縮できますので、自分で用意できるものなどを把握しておいてすばやくカードを発行しましょう!
必要書類を事前に発行しておく
法人カード申込時には法人、代表者の確認書類と口座振替依頼書の3種類の書類が必要です。
特に中でも法人を確認する登記簿謄本は原則6ヶ月以内に発行された原本あるいはコピーを取得する必要があるので事前に会社で手配しておく必要があります。(個人事業主・フリーランスは必要なし)
代表者の確認書類は運転免許証のコピー、あるいは保険証と住民票、パスポートやマイナンバーカードですのでこちらも用意しておきましょう。
返送用封筒、入会申込書をダウンロードして準備しておく
クレジットカードを申し込んだ際は数日で入会申し込み書と、証明書類を同封して返送するための封筒を送られてきます。
ですが、クレジットカードの種類によってはいずれもホームページでダウンロードして送ることが可能ですので有効活用して期間短縮を図りましょう。
印刷サイズはA3がほとんどで、自宅にプリンターがない場合は最寄りのコンビニで印刷できる「ネットワークプリント」というサービスもあるのでそちらを使いましょう。
身分証明書の現住所が異なる場合は要注意!
本人を確認する書類を提出する際(免許証など)は「記載されている住所」が「現在の住所」と異なる場合は返送されてやり直しになってしまいますので注意しましょう。
もしもそれぞれの住所が異なる場合は補完資料として「現在の住所」宛に届いている公共料金の領収書を同封すれば大丈夫ですよ。
また、パスポートや保険証による提出に切り替えるなどして審査時のトラブルはなるべく回避するようにしましょう。
まとめ
現在、法人カードで即日発行できるものは「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」のみで、もしそれでも即日でカードが必要な場合は個人カードで代用という内容でした。
ただし、個人カード利用の場合は法人経費決済は契約内容と反しますので、バレてしまうと停止や強制解約の処置が施されてしまうので注意が必要です。
数日~1週間程度の余裕があるのであれば他にも良い法人カードはたくさんあるのでいろいろ選択できます。
というよりも、焦ってカードを作って失敗するよりはある程度余裕を持って作成しておくのが1番いいんですけどね。
まあー、それでも必要な時はあると思いますが。。
その際は事前に書類や返信用封筒を用意しておくことで発行スピードを短縮できるのでいつでも準備はしておきましょう。