国際ブランド ダイナースクラブのメリット・デメリット。おすすめのクレカ比較

ダイナースクラブカードという名前を聞いたことはありますか?

7代ブランドの中にも入るくらい知名度が高くてメジャーなカードです。

本社はアメリカにあるダイナースで、世界で初めて作られたクレジットカードでもあります。

たまたま財布を忘れたときに支払いができなくて恥をかいたことが作られた理由だそうです。

といっても、広報担当者のフィクション等いろいろな説はあるみたいですが。

この記事ではそんなダイナースクラブカードのメリットやデメリットを紹介します。

ダイナースクラブカードの特徴

実はダイナースクラブは、世界で初めて誕生したクレジットカードであり、日本でも初めて導入されたカードです。

なので、ダイナースクラブカードの公式ホームページでも日本で最初という言葉が使われています。

とってもステータスが高いカードなので、アメックスと同じくらい評価が高いブランドでもあります。

アメリカンエキスプレス社という名前を聞いたことがあると思います。世界的にも有名なクレジットカード会社ですよね。ちなみに、ブラックカードの生みの親でもあります...

また、ダイナースクラブカードはグルメ系の特典が豊富です。

これは、流通しているクレジットカードの中でレストラン系のカードが少なかったからだそうですよ。

ダイナースクラブカードのメリット

ダイナースクラブには持ちたいと思わせるようなメリットがいくつもあります。

ほかにもいろいろありますが、今回は以下の項目を集めました。

  • カードステータスが高い
  • 空港ラウンジが利用できる
  • グルメ系の特典が付帯されている
  • プライベート看護サービス

では、順番に解説していきます。

カードステータスが高い

ダイナースクラブは国際ブランドの中でもステータスが高いカードとして知られています。

位置的にはアメックスの次くらいのカードです。

なので、それなりに審査も厳しくなってきます。

だけど、それを乗り越えるからこそ優越感に浸れるんですけどね。

空港ラウンジが利用できる

ダイナースクラブカードを所有していると、空港ラウンジが利用できます。

もちろん、利用料は無料です。

VISAやMastercardでも空港ラウンジは利用できますが、それは国内のみの話です。

しかし、ダイナースクラブカードは世界的に展開しているので、600か所ほどの空港ラウンジが利用できるようになります。

なので、別で年会費が300ドルほどかかるブライオリティパスなどを所有する必要もありません。

よく海外へ行く機会がある人はうれしい特典ですよね。

グルメ系の特典が付帯されている

ダイナースクラブカードには、グルメ系の特典も付帯されています。

具体的にいうと、

  • ダイナースクラブ・サインレス・スタイル
  • エグゼクティブダイニング

このような特典が用意されています。

ダイナースクラブ・サインレス・スタイル

なんらかのお祝いや記念で食事に行った際に、支払いでもめるのは格好悪いですよね。

スマートに支払いたいときは、ダイナースクラブサインレススタイルを利用しましょう。

専用のデスクに予約しておくと、当日にカードの提示などが不要になります。

また、要望に合わせて花束などを用意してくれるので、ちょっとしたサプライズも演出できますよ。

エグゼクティブダイニング

エグゼクティブライニングとは、高級レストランに2名以上で予約した際に1名分のコース料金が無料になるというものです。

ほかのカードでも利用できる特典ですが、ダイナースクラブでは一般カードから利用可能です。

とてもコスパに優れているので、よく高級レストランに行く人は積極的に利用してみましょう。

プライベート看護サービスが利用できる

ダイナースクラブにはプライベート看護サービスという特典が付帯されています。

病気や介護が必要な家族のことに関する相談に乗ってくれるというものです。

もちろん、料金は無料です。

また、プライベート看護サービスも優待価格で利用することが可能ですよ。

ダイナースクラブのデメリット

しかし、ダイナースクラブカードにはデメリットもあります。

  • 年会費が高い
  • 使える店が限られる

この2点です。

年会費が高い

ダイナースクラブカードは、全体的に年会費が高いです。

ステータスが高くて特典が豊富についているから年会費分得をすることはできるわけですけどね。

なので、あまりカードを使わない人や年会費が気になる人には少しおすすめはできない国際ブランドです。

まあ、今は年会費無料でも

「年会費があるクレジットカードは抵抗がある。」「できるだけポイント還元率が高い、クレジットカードがいい。」せっかくクレジットカードを作るので、あればお得に作...

ゴールドカードでもそれなりに良いカードはたくさんありますから。

昔はハードルが高かったゴールドカード。 しかし、現在は以前より遥かにハードルが下がり、ゴールドカードを持つ人も…

無理に作る必要はないんですけどねー。

使える店が限られる

ステータスカードは、どうしても使える店が限られてしまいます。

やはり、世界中どこでも使えるVISAに決済力は劣っています

ダイナースクラブカード1枚でやりくりしていくのは厳しいです。

なので、メインで使うのであればサブカードは用意したほうがいいでしょう。

VISAやMastercardがあれば、万が一の時にも対応できますから。

ダイナースクラブカード一覧

ダイナースクラブの特徴やメリットなどをみてほしいと思った人も多いのでは?

そこで、いくつかおすすめのダイナースクラブカードをまとめてみました。

  • ダイナースクラブカード
  • ANAダイナースカード
  • JALダイナースカード
  • 三井住友信託ダイナースクラブカード
  • ニューオータニクラブダイナースカード

プロパーカード+提携カードでもこれだけの量があります。

では、順番に解説していきます。

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードの中で、一般カードに分類されるカードです。

一般カード扱いではあるものの、使い勝手はいいかと。

年会費は2万円ほどかかってしまいますけど。

ダイナースクラブカードの特徴とメリット

  • 海外クラブホテルズが利用できる
  • トラベルデスクが利用可能
  • 国内外の旅行傷害保険が付帯
  • ショッピングリカバリーが付帯

現在、2017年summerキャンペーンとして、年会費がまるまるキャッシュバックされるキャンペーンを行っています。

ダイナースクラブカードの年会費は初年度からかかってしまいますから、かなりお得だと思いますよ。

10月まで適用されるので、入会することを考えているのなら今がチャンスです。

最初に説明した通り、ダイナースクラブカードには空港ラウンジや旅行傷害保険といった特典が付帯されています。

ほかのカードだと、カードランクがプラチナカード以上でないと利用できない特典も多いです。

その点、いろいろな特典が利用できるダイナースクラブカードは使い勝手も悪くありません。

ただ、年会費を考えるとアメックスの一般カードには劣ってしまいますけどね。

ダイナースクラブカードと言えば、世界初のクレジットカードでそのステータスの高さは有名です。 ダイナースクラブカ…

ANAダイナースカード

Diners Club INTERNATIONAL ANA CARD

ANAと提携して発行しているカードです。

なので、ANAマイルがためやすくなっています。

ANAによく乗る人でダイナースクラブカードを探している人にはぴったりですね。

ANAダイナースカードの特徴とメリット

  • ポイントをマイルに交換できる
  • 入会時に2000マイルもらえる
  • 搭乗時にボーナスマイルがもらえる
  • ANAカード限定サービスが利用可能

ほかのANAカードのようにマイルがためやすいところが魅力的です。

まず、入会時に2,000マイルをもらうことができます。

そして、搭乗時に

  • 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%

という方程式にあてはめられたボーナスマイルがもらえます。

これだけ見てもかなりマイルは貯めやすいんじゃないでしょうか。

ただ、年会費は27,000円かかってしまうので、ちょっと高めです。

でも、同じステータスカードであるANAアメックスは年会費が15万円かかりますから、コスト的にはANAダイナースカードのほうがお得です。

旅行や出張などで飛行機をよく利用する人の中には、マイルを貯めているとい人が多いでしょう。ANAカードで貯めたり、他カードで貯まったポイントをマイルに交換したりと...

JALダイナースカード

JALとダイナースクラブカードが提携しているカードです。

JALと提携して発行されているカードにはいくつか種類がありますが、一番スタンダードなカードがこのカードです。

JALダイナースカードの特徴とメリット

  • フライト時にボーナスマイルがもらえる
  • 特約店で買い物をすると還元率が2倍になる
  • ビジネス用のアカウントが用意されている
  • トラベルデスクが利用可能

年会費は28,000円かかります。

ANAと同じく、フライト時などにボーナスマイルがもらえる仕組みです。

また、JALの特約店で利用するとマイルが2倍になるところも魅力的ですね。

レストランなども特約店に入っているので、飛行機に乗らない人でも貯まりやすいんじゃないでしょうか。

ステータスの高いJALカードを探している人にはおすすめだと思いますけどね。

年会費さえネックでなければ視野に入れてみてください。

JALマイルを貯めているという人は多いのではないでしょうか?年会費2,000円(税抜)のJALカードや年会費6,000円のJALアメリカン・エキスプレス・カード、年会費無料のイ...

三井住友信託ダイナースクラブカード

名前の通り、三井住友信託銀行と提携しているカードです。

なので、若干審査の難易度は上がります。

三井住友信託ダイナースクラブカードの特徴とメリット

  • 24時間年中無休のコールセンターが利用できる
  • 条件を満たすと年会費を割り引いてもらえる
  • 住宅ローンの申請ができる
  • 非公開の会員イベントに行くことができる

三井住友信託ダイナースカードは、年会費が22,000円です。

ですが、

  • 新規入会→入会後3か月以内に20万円以上利用する
  • 継続→1年で50万円以上利用する

といった条件をクリアすると年会費が12,000円まで割り引いてもらえます

1万円ってかなり大きいですよね。

1か月に約4万円利用すればいい計算なので、食費などに充てるとちょうどいいかと。

後は、ダイナースクラブ系の特典が付帯されています。

ちょっと残念なのは、あまり銀行系の特典がないところです。

住宅ローンに申し込めるというメリットはあるものの、ほかの特典は期間限定ですから。

年会費の割引を目当てに発行するくらいがいいんじゃないでしょうか。

ニューオータニクラブダイナースカード

一流ホテルで有名なホテルニューオータニと提携して発行しているカードです。

なので、特典はニューオータニ系のものも多いです。

ニューオータニクラブダイナースカードの特徴とメリット

  • ホテルニューオータニにサインレスで宿泊できる
  • レストランでの食事もサインレス
  • ダブルポイント制
  • 5000ポイントでホテル券に引換できる

まず、ホテルニューオータニで宿泊する際や食事をする際はサインレスとなります。

これだけでも手間が省けますよね。

そして、ニューオータニの直営店ではポイントが2倍になったり、チケットに引き換えられたりといった特典も豊富です。

もちろん、ニューオータニなら国内外どこでも利用可能です。

よくニューオータニを利用する人なら利用しやすいクレジットカードだと思いますよ。

ダイナースクラブカードのQ&A

ダイナースクラブカードを作ろうと思ったけれど、わからないことがあると思った人もいるのではありませんか?

そこで、いくつかの質問に答えてみました。

もし、ダイナースクラブカードでわからないことがあったのなら、以下の答えを参考にしてみてください。

インビがきましたが、辞退しようと思います

ダイナースクラブを含めて、インビテーション制度を設けているカード会社は一定の基準を満たすとインビのお誘いがかかります。

それがブラックカードのお誘いだとよりうれしくなりますよね。

ですが、カード会社からインビが来てもそのまま辞退する人も多いです。

だって、カードランクが上がるほど年会費も高くなってしまいますしね。

正直、いらないと思うのであればそのままにしておいても問題ありません。

インビを狙っているのであれば、どんどんお誘いを受けるようにしましょう。

日本でダイナースクラブカードは使い勝手がいいですか?

海外では使えないところも多いダイナースクラブカード。

では、日本ではどうかというと実はそうでもないんです。

ダイナースクラブカードはJCBと提携しているので、JCBが使える店舗であれば使えることも多いです。

もちろん、事前に確認は必要ですけどね。

日本国内であればダイナースクラブカードをメインにしてもいいと思います。

海外へ行くときだけVISAなどのサブカードを持っていけば特に問題はないかと。

ダイナースクラブカードの審査は厳しいですか?

アメックスやダイナースクラブカードの審査は厳しいと評判でした。

しかし、最近は審査も緩くなってきているのでそこまで難しくはないと思います。

過去に金融事故などを起こしていなければ、大丈夫じゃないでしょうか。

ただ、ステータスが高いカードがほしいのであれば、一般カードを作ってクレヒスを育成していくのがおすすめです。

スーパーホワイトだとちょっとステータス重視の会社なら厳しくなってしまいますしね。

まとめ

ダイナースクラブカードは食事をする人を想定して作られたカードです。

年会費が高いところはネックですが、その分特典も豊富なので使い勝手はいいはずですよ。

ダイナースクラブカードのメリットやデメリットを参考に、クレジットカードを発行してみてください。

タイトルとURLをコピーしました