REX CARDは、還元率が常に1.5%の高還元で、さらに貯まったポイントは毎月のカード利用金額の支払いに使うことができる便利でお得なクレジットカードです。
他、優待サービスや付帯サービスでもお得感や安心感を得ることができるので、カード利用額が年間そこそこあるという人は、保有していて全く損のないカードです。
ここでは、そんなREX CARDの特徴やメリット、デメリットなどをご紹介してきます。
目次
REX CARDの特徴と年会費・国際ブランド
REX CARDは、価格.comとJACCSが提携して発行するクレジットカードです。
国際ブランドは、VISAです。
VISAなら、加盟店も多くなんの問題もなく使うことができます。
色も、黒と赤の2種類から選ぶことができ、どちらもシンプルでかっこいいデザインとなっています。
年会費は年間50万円以上のカード利用で無料
REX CARDの年会費は2,500円(税抜)です。
家族カードも発行することができますが、年会費は400円(税抜)かかります。
しかし、本カードで年間50万円以上利用すれば、本カード、家族カードともに年会費は無料になります。
REX CARDで年間50万円以上利用する自信があるという人は、年会費実質無料と考えて良いでしょう。
また、それだけ利用する人なら、保有メリットは大きくなります。
年間50万円なら月に換算すると約41,666円です。
約4万円も使わないよ!って人もいると思いますが、日頃の生活費などをすべてREX CARDで支払えばそこまでハードルは高くはありません。
家族で財布が同じなら、携帯代、光熱費、食費にかかる金額をすべてクレジットカードで支払えばこの金額は余裕でクリアできるはずですよ。
総務省の調べによると2015年時点で、2人以上の世帯の食費の平均72,150円となっているので、食費関係の買い物だけでも年間50万円は達成できます。
それに、もし家賃などもクレジットカードで支払えば(可能なら)、かなり年間利用額は多くなります。
そう考えれば、そこまで年間で50万などのハードルは高く無いのがわかると思います。
ETCカードは無料
REX CARDはETCカードを作成することがもできます。
ETCカードの年会費は無料で、ETCの利用料金の支払いは1回払いのみとなります。
車を利用する人で、高速道路などをよく利用する人は、ETCカードで支払った分にもポイントが貯まるので、作った方がお得です。
ポイント還元率は1.5%と高水準
REX CARDのポイントプログラムは、「REX ポイント」となり還元率は高いです。
REXポイントは、2,000円利用毎に30ポイント貯まり、還元率は1.5%となります。
還元率は1.5%とはいえ2,000円利用毎ではなかなかポイントが貯まらないのでは?と思った人でも大丈夫です。
REXポイントは、買い物のその都度付与されるわけではなく、毎月の総利用額に対して2,000円ごとに30ポイント付与されるので、切り捨てられる端数も最小限に済ますことができます。
例えば、1ヶ月の間に200円の買い物を11回しかしなかったとしても、合計2,200円なので、この場合ポイント付与の対象は2,000円で、1回分の200円の買い物のみが切り捨てられるということです。
1回の買い物が1,999円であっても、しっかりポイント対象となるのでそこまでデメリットとして考える必要もありません。
ただし、1ヶ月の合計金額が3,999円の場合は、999円にはポイントが付かないので、そこは注意してください。
安心支払いサービスで還元率はさらに1.75%にアップ
価格.comのサービスで「安心支払いサービス」というものがあります。
これは、ネット通販などでクレジットカード払いをする際に、3つのメリットを得ることができるサービスです。
安心支払いサービスの3つのメリットは、
- カード番号や口座番号をショップに教える必要なく買い物ができる
- 支払い後、商品が到着しなかった場合返金保障を受けることができる
- カード払い、コンビニ払い、銀行振り込みなどの支払い方法が選べる
というものです。
この安心支払いサービスを利用した場合のポイントは、2,000円利用毎に35ポイント貯まり還元率は1.75%となります。
ただし、このサービスには手数料が発生し、その額は購入代金によって変わります。
- 1円~9,999円:手数料→190円(税抜)
- 9,999円~979,892円:購入代金の1.9%(税抜)
となります。
リボ払いなら還元率は2.0%になるが……
REX CARDの支払い方法は、
- 1回払い
- 2回払い
- ボーナス一括払い
- 3、6、10、15、20回払い
- リボ払い
とあります。
この支払方法うちのリボ払いにした場合は、ポイントは2,000円利用毎に40ポイント貯まり還元率は2.0%になります。
しかしリボ払いの場合は、毎月の支払い残高の1.25%のリボ手数料がかかってしまうので注意が必要です。(実質年利15%)
なので、私はリボ払いはおすすめはしていません。
リボ払いの仕組みをしっかりとわかっている人ならいいのですが、仕組みもわからずにリボ払いにすると、せっかくポイント還元率が高いのに、意味がなくなってしまいます。
どうしてもリボ払いにしなければならない理由がある場合はしょうがないですが、特に一括支払いなので問題がない場合はリボ払いを使うの止めましょう。
リボ払いの仕組みを詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください。
SMART ICOCAとモバイルSuicaへのチャージでも還元率1.5%
REXポイントの還元率は、電子マネーの「SMART ICOCA」と「モバイルSuica」へのチャージでも、2,000円利用毎に30ポイントが貯まり還元率は通常通りの1.5%となります。
ただし、「楽天Edy」と「nanaco」へのチャージはできても、ポイント付与は対象外となります。
また、「WAON」と「PASMO」へのチャージはできません。
もし、どれかの電子マネーを利用しているなら、チャージにポイントが付くクレジットカードを持っておく非常に便利です。
4つの電子マネーでそれぞれのチャージ時にポイントが付いて、おすすめのクレジットカードはこちらです。
電子マネーの種類 | おすすめカード(税抜) | 還元率 |
楽天Edy | 楽天カード | 0.5% |
nanaco | リクルートカード | 1.2% |
WAON | イオンカードセレクト | 0.5% |
PASMO | TOKYU CARD ClubQ JMB | 0.5% |
楽天カードから楽天Edyへチャージすると、200円で1ポイント貯まるので、還元率は0.5%です。
実は、リクルートカードでも楽天Edyにはチャージをすることができ、ポイントの還元率が1.2%なので、リクルートカードの方が還元率は高いです。
しかし、楽天Edyと楽天スーパーポイントは相互交換が可能なので、楽天グループをよく使っている方には、ポイントの利便性が非常にいいです。
それに、楽天ではいつも何かしらのキャンペーンなどを行っているの、それらを活用すれば更にポイントを貯めることができます。
nanacoに関しては、リクルートカード一択でいいでしょう。
WAONは、そもそもチャージ時にポイントがつくのが、イオンカードセレクトのみになっています。
イオンカードセレクトは、ポイントの3重取りも可能なので、イオンカード系の中では群を抜いておすすめです。
PASMOに関しては、どれも還元率が一緒なので、通常のポイントが高いTOKYU CARD ClubQ JMBがいいと思います。
TOKYU CARD ClubQ JMBは年会費が1,000円掛かりますが、それ以外のクレジットカードは、年会費はかからないので、電子マネー用のサブカードとして持っておくと使えるカードですよ。
ポイントはJデポに交換してカード利用額の支払いに使える
貯まったREXポイントは、1,500ポイントから1,500円分のJデポに交換することができます。
Jデポは、REX CARDの利用額の支払いに使用することができます。
例えば、30,000円の請求がある月に、2,000のJデポを持っていた場合、カード請求額は28,000円となります。
30,000円のカード利用した月の請求額が28,000円となるので、、請求額に直接現金同様として使えるのは、還元されている実感があって良いです。
ポイントの交換などはめんどくさい人には、かなり嬉しいサービスでしょう。
あまり、キャッシュバックをしてくれるクレジットカードは少ないですから。
JACCSモールで直接Jデポが貯まる
REX CARDの会員サイトである「ジャックス インターコムクラブ」から「JACCSモール」へ行き、そこから自分が利用したいAmazonや楽天市場などに行き、買い物をすれば0.5%~1.5%のJデポが直接貯まります。
この場合は、例えばJデポが0.5%貯まるAmazonならREXポイントの還元率1.5%と合わせて還元率は2.0%になります。
還元率2.0%は、かなりの高還元と言えます。
また、Jデポ還元率が1.5%のLOHACOなら還元率は合わせて3.0%とかなり大きくなります。
ネット通販を利用する際は、必ずJACCSモールを利用するようにしましょう。
JACCSモールから行ける主な通販サイトは、
- Amazon
- 楽天市場
- LOHACO
- Yahoo!ショッピング
- Yahoo!オークション
- ポンパレモール
- SEIYUドットコム
- 楽天ネットスーパー
- iTunes Store
- じゃらんnet
- 楽天トラベル
- エクスペディア
などになります。
「JACCSモールチェッカー」で経由いらず
ACCSモールを経由するのを忘れてしまった。
という人も多いと思います。私もよく忘れることが多いので。
そんな時に役に立つツールがあります。
それが「JACCSモールチェッカー」というツールです。
もしJACCSモールを経由し忘れたとしても、これをインストールすれば経由忘れを不正でくれます。
1度インストールすれば、わざわざJACCSモールを経由しなくても済むのでかなり手間が省けます。
インストールの手順などは、公式サイトに詳しく書いてあるのでそちらを参考にしてください。
また、1つ注意点として使えるブラウザが決まっています。
WindowsならVista、7、8で
- Internet Explorer 9.0、10.0、11.0
- Firefox 最新版※
- Google Chrome 最新版※
MacならMac OS : 10.6、10.7、10.8で
- Firefox 最新版※
- Google Chrome 最新版※
WindowsにしてもMacにしても最新のOSには対応していないので、もし対応していない場合は、普通に経由するようにしてください。
早く対応してほしいですけどね。
REX CARDの3つのお得な付帯サービスと特典
REX CARDは、ポイント還元率が高く2,000円利用毎であってもポイントは貯めやすいカードで、Jデポに交換すれば有意義に使うことができます。
さらに、ネット安心サービスや保険なども充実しているので、保有メリットは多々あります。
REX CARDのメリットとしては、
- J’sコンシェルで優待・割引サービスがある
- ショッピングプロテクションか旅行傷害保険を選んで付帯させられる
- ネット安心サービスとカード盗難保険がある
これら3つです。
J’sコンシェルで優待・割引サービスがある
会員のWEBサービスである「インターコムクラブ会員」に登録することで、「J’sコンシェル」というサービスを受けることができます。
このサービスは、ベネフィット・ワンが提供するサービスで、宿泊施設や映画館、カラオケボックスなど様々な施設で割引などの優待を受けることができます。
主なサービスは、
- 指定宿泊施設の割引
- 109シネマズ・東急系映画館で鑑賞料金が割引になる
- サンシャイン水族館大人料金2,000円が1,400円になる
- 美ら海水族館大人料金1,850円が1,450円になる
- カラオケルーム歌広場のルーム料金が20%オフになる
- Amazonギフト券1,000円分が980円で購入できる
などがあり、他にもまだまだ優待サービスがあるので様々な場所でお得なサービスを受けることができます。
ショッピングプロテクションか旅行傷害保険を選んで付帯させられる
REX CARDでは、ショッピングプロテクションか旅行傷害保険のどちらかを選んで付帯させることができます。
ショッピングプロテクション
これは、REX CARDで購入した商品に破損や盗難があった場合に、購入から90日間であればその損害が補償されるというサービスです。
国内での購入、海外での購入どちらにも適用されるので安心です。
年間100万円まで補償されますが、1事故につき3,000円の自己負担があります。
旅行傷害保険
旅行傷害保険の方を選んだ場合は、国内旅行、海外旅行の両方の保険が付帯します。
海外旅行傷害保険の内容(自動付帯)
傷害の種類 | 補償金額 |
死亡補償 | 2,000万円 |
後遺障害補償 | 80万円~2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療補償 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品の損害 | 20万円 |
救援者費用等 | 200万円 |
国内旅行傷害保険の内容(利用付帯)
傷害の種類 | 補償金額(本人) |
死亡補償 | 1,000万円 |
後遺障害補償 | 30万円~1,000万円 |
入院補償 | 5,000円/1日 |
手術費用補償 | 5万円~20万円 |
通院補償 | 3,000円/1日 |
旅行傷害保険を選べば、年会費2,500円でこれだけの保険内容が得られるので、かなりお得です。
また、年間50万円以上カード利用する人なら、年会費実質無料で、このメリットは大きいです。
まとめると
- 旅行によく行く人→旅行傷害保険
- ショッピングが好きな方→ショッピングプロテクション
このような形で選ぶといいでしょう。
ネット安心サービスとカード盗難保険がある
REX CARDには、ネット安心サービスとカード盗難保険が付帯しています。
ネット安心サービス
インターネット上で、REX CARDが不正利用された場合に、90日間さかのぼってその不正による損害を補償してくれます。
インターネットでのカード利用は、不正利用が心配でつい躊躇してしまうこともありますが、こういったサービスがあれば安心してネット通販などを利用できます。
カード盗難保険
カードの紛失や盗難による不正利用があった場合も補償されます。
カードの紛失や盗難による不正の届け出をした前後60日の損害を補償してくれます。
紛失や盗難は、本当に焦ってしまいますが、冷静に迅速に届け出をすれば、損害を最小限に抑えることができます。
REX CARDのデメリット
REX CARDは、ポイントを貯めることができ、さらにそのポイントをカード利用額の支払いに現金同様使えるというのは、かなり利便性があります。
還元率も通常で1.5%なので、クレジットカードの中でも還元は高水準といえます。
しかし、デメリットもあります。
REX CARDのデメリットは、
- ポイントが2,000円ごとにしか貯まらない
- 年間50万円以上カードの利用をしないと年会費が無料にならない
この2つです。
ポイントが2,000円ごとにしか貯まらない
REX CARDは、2,000円毎にポイントが貯まる仕組みなっています。
他のクレジットカードだと1,000円や200円から貯まるクレジットカードもあるので、それに比べればポイントが貯めづらいです。
ただし、あくまっでもREX CARDの場合、毎月の総利用額に対して2,000円ごとに30ポイント貯まるという形なので、月に2,000円以上使えばいいわけです。
逆に考えれば、毎回の買い物の都度ポイントが貯まるタイプで、しかも200円利用毎に1ポイントなどという形の場合は、198円の買い物はポイント対象外となってしまいます。
その点、REX CARDなら、198円の買い物でも、1,999円の買い物でも全てポイント対象になります。
そう考えれば、2,000円ごとに1.5%の還元率で毎月の総利用額に対してポイントが貯まるので、そこまでのデメリットではないです。
年間50万円以上のカード利用をしないと年会費が無料にならない
REX CARDは、年間50万円以上カード利用しなければ2,500円(税抜)の年会費がかかってしまいます。
年間50万円となると、月に換算して約42,000円です。
毎月42,000円のカード利用がない人は、年会費を支払うようになってしまうので、年会費が嫌な人には大きなデメリットかもしれません。
ただ、それでも優待サービスやポイントの使い方などを考えると、2,500円の年会費はペイできるはずですけどね。
完全に年会費が無料で高還元率のカードを持ちたいならこちらで紹介しているカードがおすすめです。
REX CARDの審査基準
REX CARDは、価格.comと提携しているものの、発行するのは株式会社ジャックスです。
そのためカードの審査をおこなうのは、株式会社ジャックスです。
過去にジャックスでのクレジットの延滞などはないか
ジャックスは、クレジットカードの発行だけでなく、車のローンやリフォームローン、教育ローンなども扱っています。
そのため、これまでジャックスのローンを利用したことがあるという人も多いのではないでしょうか。
もしもそういった過去のジャックスのローンなどで延滞などの問題があった人は、審査に通るのは少し難しいかもしれません。
申請する前に一度確認しておくと良いでしょう。
ジャックスカードの中でも審査は厳しくない方
REX CARDの申し込み資格は
- 年齢18歳以上(除く高校生)
- 電話連絡可能な方
この2つが条件です。
学生や専業主婦の人でも保有することができるクレジットカードなので、職業や年収などそこまで厳しく問われることはありません。
完全に審査に通るわけではないですが、ゴールドカードなどのように厳しくは比較的ないでしょう。
年間50万円以上なら検討する価値あり
REX CARDは、還元率1.5%でさらに優待サービスや充実した保険なども付帯しています。
年会費2,500円(税抜)はかかりますが、年間で50万円以上のカードの利用額で無料にすることもできます。
貯まったポイントは、現金同様として請求額に充てることもできるお得なポイントシステムも魅力です。
年間50万円以上カード利用する予定の方や、これからクレジットカードで節約を考えている方には、お得なカードですよ。