日本には、様々な鉄道があります。
JRと地下鉄がありますが、地域によって鉄道の名前も異なっていますね。
また、鉄道では使える電子マネーも違います。
SuicaやICOCA、PASMOなど数多くの電子マネーがあるので、使っているという人も多いでしょう。
そんな鉄道ですが、電子マネーだけでなくオリジナルのクレジットカードも発行されています。
そこで今回は東京メトロ「To Me CARD Prime」について紹介します。
東京メトロをよく利用する人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
東京メトロ「To Me CARD Prime」の特徴
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、東京メトロが発行しているクレジットカードです。
区分的には鉄道系になります。
なので、東京メトロを日常的に利用している人は便利だと感じるでしょう。
鉄道系のクレカを持つメリットといえば
- オートチャージ機能が利用できる
- 定期券が一体型(一部のカードのみ)
- ポイントが貯まりやすい
のようなものがあります。
では、東京メトロ「To Me CARD Prime」はどのような機能が利用できるのでしょうか。
そこで、東京メトロ「To Me CARD Prime」の魅力について解説していきます。
東京メトロ「To Me CARD Prime」のポイントプログラム
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、0.5%の還元率です。
1,000円につき1ポイントですから、正直、あまりよくありません。
でも、使い方によってはもっとたくさんポイントをもらうことができます。
電車に乗る
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、電車に乗るとポイントがもらえます。
平日は10ポイントで、土日などの休日は20ポイントです。
乗るだけでポイントがもらえるのはうれしいですね。
ただ、乗車時にもらえるのはメトロポイントです。
発行元のポイントとはまた別なので注意しましょう。
電子マネーを利用する
東京メトロ「To Me CARD Prime」には、電子マネーを一体型にできるタイプもあります。
その電子マネーで買い物をすると、メトロポイントが1ポイントもらえます。
- 自販機 100円につき1ポイント
- 店舗 200円につき1ポイント
こうなります。
なので、よく自販機や店舗で買い物をする人は東京メトロ「To Me CARD Prime」を積極的に利用するといいでしょう。
ボーナスポイントを狙う
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、一年間の利用状況に応じて追加でボーナスポイントがもらえます。
- 年間30万円 100ポイント
- 年間50万円 300ポイント
- 年間100万円 1,000ポイント
このような感じです。
もらったメトロポイントをそのままチャージすれば定期券代の足しにもなりますね。
年間100万円を達成するのは難しいですが、よく利用する人は頑張ってみてください。
ポイントモールを経由する
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、二つのカード会社から発行されています。
なので、利用できるポイントモールも二つです。
Oki Dokiポイント
一つは、JCBのOki Dokiランドが利用できます。
ショップ | ポイント還元率 |
Amazon | 2倍 |
Yahooショッピング | 2倍 |
楽天市場 | 2倍 |
ベルメゾンネット | 2倍 |
アモスタイルオンライン | 5倍 |
イブサンローラン公式通販サイト | 8倍 |
キールズ公式通販サイト | 8倍 |
GILT | 2倍 |
クリニーク 公式オンラインショップ | 2倍 |
コスメランド | 2倍 |
このようになっています。
まだほかにもありますが、普通に買うよりもお得であることがわかりますね。
わいわいプレゼント
もう一つは、ニコスのPOINT名人です。
ショップ | ポイント還元率 |
楽天市場 | 2倍 |
Amazon | 2倍 |
ランコム | 12倍 |
オイシックス | 2倍 |
グンゼストア | 9倍 |
JTB海外ツアー | 4倍 |
ケンコーコム | 6倍 |
山田養蜂場 | 21倍 |
オーダーチーズ | 11倍 |
三洋堂 | 11倍 |
このようになります。
こちらも、普通にカードを使うよりお得であることがわかりますね。
これらのモールで貯めたポイントはお得なグッズなどに交換することができます。
メトロポイントとはまた違っているので、ぐちゃぐちゃにならないように注意しましょう。
東京メトロ「To Me CARD Prime」のメリット・特典
東京メトロ「To Me CARD Prime」には様々なメリットがあります。
- 条件付きで次年度も年会費が無料になる
- 国際ブランドが豊富
- PASMOのオートチャージサービスが利用可能
- 貯まったポイントをメトロポイントに移行できる
- 保険が付帯されている
では、順番に解説していきます。
条件付きで次年度も年会費が無料になる
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、初年度の年会費が無料です。
次年度以降は、2,000円の年会費がかかりますが、50万円以上利用することで免除されます。
ハードルの高い金額に思えますが、月割りで計算すると約4.2万円です。
定期券や仕事で使うものなどを購入すると達成できない金額ではないと思います。
なので、東京メトロ「To Me CARD Prime」を使おうと思っている人は、50万円達成できるように頑張りましょう。
国際ブランドが豊富
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、国際ブランドが豊富です。
VISAにMastercard、JCBが揃っているので自分の好きなブランドが選べます。
ただし、一社から全てのブランドが発行されているわけではありません。
JCBはJCBが発行しており、VISAとMastercardは三菱UFJニコスが発行しています。
どちらもほぼ同じ条件ですが、若干異なっているところもありますので使い勝手のいいブランドを選びましょう。
PASMOのオートチャージサービスが利用可能
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、オートチャージ機能が搭載されています。
オートチャージ機能とは、自動で定期券にチャージされることで、定期券の残高不足で改札に閉じ込められることがなくなります。
毎日通学や通勤で電車を使っている人には便利な機能だと思いますよ。
ただ、使うためには申し込まなければいけないので、忘れずに申し込みましょう。
貯まったポイントをメトロポイントに移行できる
東京メトロ「To Me CARD Prime」を使うとポイントが貯まります。
このポイントは、発行元のポイントプログラムに沿ったポイントです。
ですが、メトロポイントに移行することもできます。
1ポイント=5ポイントのレートで交換できるので、PASMOにチャージしてみてはいかがでしょうか。
保険が付帯されている
東京メトロ「To Me CARD Prime」には、保険も付帯されています。
旅行傷害保険や盗難保険などがあるので、使い勝手はいいと思います。
年会費がかかっても、付帯保険がないカードもありますからね。
ただし、後で説明しますが保険があまり付帯されていないブランドもあるので注意が必要です。
東京メトロ「To Me CARD Prime」のデメリット
しかし、東京メトロ「To Me CARD Prime」にもデメリットはあります。
- 定期券機能が搭載されていない
- 選んだ国際ブランドによっては利用できない機能がある
この2点です。
定期券機能が搭載されていない
東京メトロ「To Me CARD Prime」には、定期券の機能が搭載されていません。
もし、定期券の機能が搭載されていると、クレジットカードで改札を潜り抜けることができます。
これは、便利ですよね。
駅の中で何か買い物をするときもそのカード一枚で事足りますから。
まあ、PASMOへのオートチャージ機能がありますから、定期券の残高が少なくなっても改札を通れなくなるということはありませんけどね。
全部一体型のものを使いたいという人には不向きなクレジットカードです。
選んだ国際ブランドによっては利用できない機能がある
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、JCBと三菱UFJニコスの2社から発行されていることは説明しましたね。
JCBからはJCBを、ニコスからはMastercardとVISAが選択できます。
基本的にVISAが使いやすいとは言われていますが、東京メトロ「To Me CARD Prime」に至ってはそうともかぎりません。
なぜなら、国際ブランドによっては使えない機能もあるからです。
JCB | VISA・Mastercard | |
もらえるポイント | Oki Dokiポイント | わいわいプレゼント |
追加可能サービス | ETC 家族カード QUICPay プラスEX | ETC 家族カード |
付帯保険 | カード盗難保険 | 海外旅行傷害保険 携帯品損害 国内旅行傷害保険 ショッピング補償 カード盗難保険 |
JCBは、追加可能サービスが豊富でVISAとMastercardは付帯保険が豊富であることがわかります。
適当に選んでしまうと、使い勝手が悪くなってしまうので注意しましょう。
東京メトロ「To Me CARD Prime」とANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを比較
東京メトロを対象にした鉄道系のクレジットカードは、ほかにもあります。
そこで、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードと比較してみました。
東京メトロ「To Me CARD Prime」 | ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | |
年会費 | 2,000円(条件付きで年会費無料) | 2,000円 |
追加カード | ETC 家族カード QUICPay プラスEX | ETC iD 家族カード 銀聯カード PiTaPa applepay |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 携帯品損害 国内旅行傷害保険 ショッピング補償 カード盗難保険 | 旅行傷害保険 ショッピング補償 |
特典 | 次年度の年会費が無料になることがある | マイルが貯められる 定期券などの機能が一体になっている |
このようになります。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード は、定期をはじめ飛行機などの機能も一体型になっているクレジットカードです。
とても便利ではありますが、年会費が2000円かかってしまいます。
一方、 東京メトロ「To Me CARD Prime」は年会費が無料になることはあるものの、定期とは別になっています。
二つをよく比較してみて、どちらが便利なのか考えたうえで選択肢を選ぶといいでしょう。
東京メトロ「To Me CARD Prime」の審査基準
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、どちらも18歳以上で安定した収入がある人を基準としています。
鉄道を利用する人といえば、学生から社会人まで様々なので、そこまで審査は厳しくはないでしょう。
「To Me CARD Prime」は配偶者に安定収入があれば専業主婦の方でも審査に通ります。専業主婦の方なら家族カードで十分?と思ってしまうのですが…
— クレジットカード審査 (@fx8swap) May 22, 2016
審査落ち続きの私でもTo Me CARD Prime Nicosカードの審査が通りました~まだ掲載中! https://t.co/KhRCPzoPpT
— pika (@dane_fusi) May 24, 2017
口コミを見ても、そこまで審査が厳しくないことがわかります。
金融事故さえ起こしていなければ、概ね通ると捉えていいと思いますよ。
まとめ
東京メトロ「To Me CARD Prime」は、鉄道系の便利なカードです。
東京メトロを利用していて、定期とクレジットカードを別々に持ちたい人向けに作られています。
POINTも貯まりやすいですから、通学や通勤で利用している人なら使い勝手はいいと感じると思いますよ。
ぜひ、東京メトロ「To Me CARD Prime」を使ってみてください。