キャッシュパスポートのメリット・デメリット。クレカとも比較してみた

プリペイドカードは、事前にチャージする必要があるカードです。

この手間が面倒だと思う人にはおすすめできませんが、クレジットカードを持てない年齢の人にはもってこいなアイテムであることは間違いありません。

特に海外では重宝します。

海外は、日本と違って現金での買い物なんてほぼしませんからね。

なので、大金を持ち歩きたくない人やクレジットカードを使いたくない人にはプリペイドカードは一瞬の安全策と言えます。

そこで今回は、プリペイドカードの一つであるキャッシュバスポートについて紹介します。

キャッシュバスポートについて知りたかった人は必見です。

キャッシュパスポートの特徴

「キャッシュパスポート」の画像検索結果

キャッシュバスポートとは、海外専用のプリペイドカード。

Mastercardブランドのため、全世界のMastercardブランド加盟店で利用することができます

プリペイドカードなので、事前のチャージは必須。

クレジットカードに比べるとこの点に不満を感じる人も多いかと思います。

ただ、子供の場合はそうとは限りません。

子供はクレジットカードやデビットカードを作れませんからね。

そういった点では、キャッシュバスポートを渡してあげることで便利になると思います。

キャッシュパスポートのメリット・特典

キャッシュバスポートには様々なメリット・特典があります。

  • スピード発行ができる
  • ATMからお金が引き出せる
  • 本人以外もカードにチャージできる
  • 日本国内のATMなどからチャージできる
  • 年齢制限がない
  • 海外滞在中に困ったことを24時間無料でサポートしてくれる

では、順番に解説していきます。

スピード発行ができる

キャッシュバスポートは、スピード発行ができます。

申し込んでから1週間程度で通知書が届きますので、急いでいるときにいいですね。

クレジットカードだと、平気で1か月程度かかるものがありますから。

なので、旅行や留学前に作っておけますよ。

ATMからお金が引き出せる

キャッシュバスポートに限ったことではありませんが、ATMからお金を引き出すことができます。

海外で現金が足りなくなったときや、必要になったりしたときに引き出してみましょう。

本人以外もカードにチャージできる

キャッシュバスポートは、カードを作った本人以外もチャージすることができます。

本人が仕事や準備で忙しいときに、代わりにチャージしてあげられるのはいいですね。

ただし、この場合は委任状が必要です。

オンライン上から登録することが可能なので、二度手間にならないためにも早めに登録しておくといいでしょう。

日本国内のATMなどからチャージできる

キャッシュバスポートは、日本国内のATMやネットバンキングなどからチャージをすることができます。

ちょっとした買い物ついでにチャージできるのは便利ですね。

また、振込でもチャージすることが可能です。

国外でチャージすることはできませんので、注意しましょう。

年齢制限がない

キャッシュバスポートは、年齢制限がありません。

なので、欲しいと思ったらすぐに作ることができます。

これは便利ですね。

他のプリペイドカードでも年齢制限があるものは多いですから。

子供に作らせたいときにおすすめです。

海外滞在中に困ったことを24時間無料でサポートしてくれる

キャッシュバスポートの最大のメリットはサポート体制でしょう。

24時間無料でサポートしてもらうことができます。

海外渡航中に困ったことがあれば、電話をしてみましょう。

キャッシュパスポートのデメリット

しかし、キャッシュバスポートにはデメリットもあります。

  • 国内で利用できない
  • 払い戻しにお金がかかってしまう
  • 国外でチャージができない

この3点ですね。

国内で利用できない

キャッシュバスポートは海外専用のプリペイドカードです。

そのため、国内で使おうと思っても使うことができません。

この点はちょっと不便かと思います。

一度しか海外へ行かないのなら、残しておいても持ったないですしね。

払い戻しにお金がかかってしまう

キャッシュバスポートに限った話ではありませんが、カード内にあるお金を払い戻す際にはコストがかかってしまいます

少額の場合はコストのほうが大きくなってしまうこともありますから、諦めたほうがいい場合もあるかと。

国外でチャージができない

キャッシュバスポートは、国内でしかチャージができません。

なので、ちょっと不便さが出てくると思います。

ですが、ネットバンキングを利用すれば国外でもチャージできます。

長期滞在する予定のある人は、ネットバンキングを作っておくと便利ですよ。

キャッシュパスポートとNEO MONEYの比較

キャッシュパスポートは海外専用のプリペイドカードでした。

そこで、同じく海外専用のプリペイドカードと比較してみました。

どちらが便利なのか見てみましょう。

 キャッシュパスポート

NEO MONEY

年会費無料無料
国際ブランドMastercardVISA・銀聯
為替レート安い安い
年齢制限特になし13歳以上

このようになりました。

キャッシュパスポートもNEO MONEYも年会費は無料です。

でも、キャッシュパスポートは使わないと維持費が取られるので注意が必要です。

国際ブランドはMastercardやVISA、銀聯と有名なものなのでどこでも使うことができるでしょう。

しかし、NEO MONEYは年齢制限があるため小学生などは持つことができません。

もしも、13歳以下の子供に持たせたいのであればキャッシュパスポートをおすすめします。

キャッシュバスポートとクレジットカードはどちらがお得か

キャッシュバスポートは、海外で使えるプリペイドカードです。

多額の現金を持ち歩かなくて済むというメリットはありますが、やはりクレジットカードに比べると劣ります。

クレジットカードには

  • チャージ不要で利用できる
  • 海外旅行保険が付帯されている(一部のクレカのみ)
  • 多額の現金を持ち歩く必要がない

このようなメリットがありますからね。

なので、18歳以上であるのならわざわざキャッシュバスポートを作る必要もないのではないかなと思います。

クレジットカードが嫌いだったり、諸事情で作れなかったりするのなら無理強いはしませんけどね。

これから海外に行くのであれば、おすすめのクレジットカードを紹介します。

キャッシュバスポートと比較しつつ、どれがいいか選んでみてください。

セゾンブルー

クレディセゾンとアメックスが提携して発行しているクレジットカードです。

本家のアメックスには劣りますが、そこそこステータスは高いカードでもあります。

海外向けのサービスが充実しているので、海外へ行く機会のある人向け。

  • 国内外旅行保険が付帯
  • 海外でのショッピングでポイントが2倍になる
  • アメリカンエキスプレスコネクトサービスが利用可能

主にこのようなメリットがあります。

旅行傷害保険は、最大3,000万円ですから安心はできるかと。

ただし、セゾンブルーは年会費がかかります。

どちらかというと、日常的にクレジットカードを使いたい人向けです。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは、本家であるアメックス(アメリカン・エキスプレス・カード)よりも、年会費が低価格で持ちやすいクレジットカードで...

学生専用ライフカード

ライフカードから発行されているクレジットカードです。

学生向けとなっているので、これから留学や旅行へ行く人向け。

付帯されている特典といえば、

  • 海外旅行傷害保険
  • 学生専用窓口

など。

申し込んでから最短3営業日で発行されるのもメリットの一つです。

また、海外で使った金額の一部がキャッシュバックされるところも魅力的。

少しでも旅行・留学代金を節約したい学生さん向けです。

ただし、卒業後にこのクレジットカードを使い続けるのはおすすめできません。

卒業すると使えない特典が増えるからです。

なので、卒業とともに別のクレジットカードに乗り換えるのがいいと思いますよ。

ライフカードから発行されているカードの中に、学生専用ライフカードがあります。名前の通り、18歳以上25歳未満の学生を対象に作られたクレジットカードです。年会費は...

エポスカード

年会費無料、発行手数料無料のクレジットカードです。

スピード発行ができるので、出国前の忙しい間にも作れるでしょう。

近くに店舗がある人は、最短即日で受け取ることもできますしね。

海外旅行傷害保険が付帯済みなので、これ一枚で保険も安心です。

そして、エポスカードは海外だけでなく国内でもお得に利用できます。

10,000店舗も優待利用店がありますから、他のクレカで買い物するよりもサービスが受けられるでしょう。

マルイを常日頃使っている人には、馴染みがあるエポスカード。おそらくマルイで普段から買い物をしている人にとっては、知らない人はいないクレジットカードでしょう。...

海外向けクレジットカードを作るポイント

海外でもクレジットカードを使いたいのなら、まず国際ブランドは注意してください。

なぜなら、選んだ国際ブランドが海外でも利用できるとは限らないからです。

特に、JCBは注意が必要です。

日本人が多い旅行地なら使えることが多いですが、そうでない場所では全く使えないこともしばしば。

なので、

  • VISA
  • Mastercard

できればこの2つのどちらかから選んでおくと安心できます。

キャッシュパスポートのQ&A

最後にキャッシュバスポートのQ&Aコーナーを作ってみました。

わからないことがあれば、参考にしてみてください。

キャッシュバスポートの年会費無料に裏を感じてしまいます

キャッシュバスポートに限った話ではありませんが、年会費・発行手数料無料のカードは存在します。

キャッシュバスポートも年会費無料・発行手数料は無料ですが、他の場所で費用が発生します。

作ってから12か月放置しているとカード管理料が取られる仕組みになっていますしね。

あまり使わないのであれば、解約など考えたほうがいいかと。

他国の通貨が入ったまま別の国でキャッシュバスポートを使えますか?

例えば、オーストラリアの通貨が入ったキャッシュバスポートを、そのまま韓国で使えますか?というような質問です。

通貨が違うので、そのままだと使うことはできません

でも、キャッシュバスポートのマイアカウントから通貨を両替することは可能なので、キャッシュバスポートを利用することができるようになりますよ。

キャッシュバスポートに入金したお金が反映されるのはいつ?

平日の14時半以降もしくは、土日祝に振り込んだら翌々営業日にチャージされるようです。

振り込んですぐ!というわけではないので、注意が必要ですね。

すぐに使いたい場合は、なるべく早めに振り込むのがベストです。

まとめ

キャッシュバスポートは海外専用のプリペイドカードです。

なので、これから海外旅行や留学へ行こうと思っている人は、キャッシュバスポートを作ってみませんか?

ぜひ、キャッシュバスポートで快適な旅行を楽しんでください。

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