ENEOSカードは、ガソリンスタンドでおなじみのENEOSとTOYOTA系列の会社である、トヨタファイナンスと提携して発行しているカードです。

ガソリンの割引サービスやロードサービスが付帯されていますので、ドライバー向けのカードです。

年会費も初年度は無料次年度以降は1,250円です。

条件によって年会費が無料になるカードもありますので、持っていても損はないカードかと。

ちなみに、ENEOSカードと名のつくカードはTOYOTAだけでも3種類あります。

他にも三菱UFJニコスから1枚発行されています。

なので、ENEOSカードを作る際は、カードを間違わないようにしましょう。

今回はそんなENEOSカードでも、TOYOTAと提携している3種類のカードのメリットやデメリットについて説明します。

三菱UFJニコスとの比較も紹介しているので参考にしてください!

ENEOSカードの特徴と比較

ENEOSカード S(スタンダードタイプ) ENEOSカード P(ポイントタイプ) ENEOSカード C(キャッシュバックタイプ)

ENEOSカードとは、自動車メーカーでおなじみのTOYOTAが発行しているカードです。

実はこのカード、同じようなものが3枚あります。その名も

  • ENEOSカードS(スタンダードタイプ)
  • ENEOSカードP(ポイントタイプ)
  • ENEOSカードC(キャッシュバックタイプ)

名前を見ているだけではどれがどのカードなのかわかりませんね。

基本的にどのカードも年会費は無料

基本的にはこの3つのカードは、どのカードも初年度の年会費は無料、次年度以降は1,250円となっています。

カードブランドはVISAJCB

Mastercardはありませんが、VISAを選んでおけばあるので国外でも不自由はないはずです。

世界でもVISAのシェア飛び抜けていますから。

では、次はそれぞれの年会費や国際ブランド以外の特徴を紹介していきます。

ENEOSカードS(スタンダードタイプ)の特徴

ENEOSカードSは、ENEOSカードの中でもシンプルで基本的な立ち位置にあるカードです。

他にはない、1年に一度でも利用すれば年会費無料になる特典が唯一付帯しているのが大きな特徴です。

また、時期や買い物の金額に関係なくいつでもガソリンや軽油を2円割り引いてくれるのも特徴的です。(ただし、免税ガソリンや免税軽油は対象外です)

同じく灯油もいつでも1円割り引いてくれます

ポイント還元率は、

  • 通常の買い物→1,000円で6ポイント(還元率0.6%)
  • カーメンテ商品→1,000円で20ポイント’(還元率2%)

このように購入するものによって還元率がかわります。

貯まったポイントの有効期限は2年間なので、車関係のアイテムをよく買う人はがっぽり貯めるのも可能です。

ENEOSカードP(ポイントタイプ)の特徴

ENEOSカードPは、ENEOSカードの中で、使い方によっては、最もポイント還元率が高いカードです。

ENEOSで利用した時のみ1,000円で30ポイント貯められるという仕組みになっています。

ポイント還元率に換算してみると3%になります。

ただし、これはあくまでもENEOSを利用した時のみで,それ以外の店で利用すると一気に0.6%まで落ちてしまいます。

また、ENEOSカードPはENEOSカードSのようにガソリンや灯油を割引してくれるサービスはありません

なので、直接値引きされるよりも、ポイントを貯めたい人におすすめのカードです。

ENEOSカードC(キャッシュバックタイプ)の特徴

ENEOSカードCは、上記の2つのカードのようなポイントが還元されるカードではありません。

その分、直接値引きをしてくれるキャッシュバックが一番高いカードです。

前月分のカードショッピングの利用額によって、次月のガソリンや軽油の値引き額が決定します。

表にしてみるとこんな感じです。

値引き単価 カード利用額
7円/l 7万円以上
5円/l 5万円~7万円未満
4円/l 2万円~5万円未満
2円/l 1万円~2万円未満
1円/l 1万円未満

1か月で7万円ってちょっと厳しい数字に思えますが、家賃食費などをクレカ払いにすれは、そこまでハードルって高くないんですよね。

家賃があまり高くないという人でも、恐らく月に2万円以上は食費に使っていると思うので、4円/lくらいは達成できるかと。

また、気になるキャッシュバックされる時期ですが、利用した月を含める4ヶ月後に適用されます。

例えば、10月に5万円使ったとしたら4円値引きされるのは翌年の1月という計算です。

ちょっとややこしいですが、利用するという人は覚えておいたほうがいいでしょう。

ちなみに灯油はいつでも1円引きになるので、灯油をメインで利用する人にはあまり関係ない話になってしまいますけどね。

ENEOSカード3種類を比較

上記の特徴をまとめて比較するとこのようになります。

クレジットカード ENEOSカードS ENEOSカードP ENEOSカードC
タイプ スタンダードタイプ ポイントタイプ キャッシュバックタイプ
年会費 初年度無料、次年度以降1,250円
(1回の利用で無料)
初年度無料、次年度以降1,250円
ETCカード  無料
国際ブランド VISA、JCB
付帯保険 海外お買い物保険(JCB限定)
ガソリン等値引き いつでも2円/L引き なし 利用金額に応じて最大7円/L
ポイント還元率 通常0.6%、カー用品2% 通常0.6%、ENEOSでの利用3% なし

ENEOSカードのポイント還元率や交換

先ほども簡単に紹介しましたが、ポイント還元率は0.6%から最大で3%です。

ETCカードを利用したときもわずかながらポイントが貯まりますので、高速道路をよく利用する人にとってはお得かと。

ただ、ENEOSカードCだけはETCカードを使ってもポイントが貯まらないので、注意が必要です。

貯まったポイントはお得な商品に交換できる

貯まったポイントは、3つのパターンに分けて利用できます。

  • キャッシュバック
  • ポイント移行
  • ポイント商品交換

この3つです。

キャッシュバック

1,000ポイント1,000円で交換できます。

ただし、これは利用代金と相殺される金額です。

なので、1,000円分浮いたことにはなりません。

まあ、とくに欲しい商品がなかったというときは、無難にキャッシュバックで相殺した方が無難かと思いますけどね。

ポイント移行

ENEOSカードは、JALマイレージバンクやANAマイルに交換できます。

WEB限定ですが、Tポイントにも移行できます。

交換レートは航空系のマネーは400ポイント、Tポイントは700ポイントになります。

ちなみに、1,000ポイントから交換できます。

よく利用するという人はこれらに交換してもいいんじゃないでしょうか。

ポイント商品交換

こちらも1,000ポイントから交換できます。

ポイントが高額になるにつれて交換できる商品も豪華なものになっていきます。

ポイントをがっつり貯めて豪華商品と引き換えるのもありですね。

ただ、10,000ポイント以上を貯めるのはかなりハードルが高い気もしますが。

そんなに欲しいものがないという人は、2,000ポイントから引き換えられるギフトカードコースなんかがいいかと思いますよ。

図書カードグルメカードなんかもありますから。

お得な6つの特典サービス・メリット

ここまでは、それぞれのカードの特徴をわけて紹介してきました。

しかし、この3つのカードには、共通のサービスやメリットもたくさんあり、

  • ENEOSのロードサービスが付帯
  • 愛車のメンテナンス代が5%割引になる
  • レンタカーを利用すると最大10%割引になる
  • JCB海外お買い物保険が付帯されている
  • 家族カードの年会費が無料
  • 年会費が無料になる(ENEOSカードSのみ)

これらはすべて共通の特典やサービスです。

では、それぞれ紹介していきます。

ENEOSのロードサービスが付帯

ちょっとした車のトラブルに見舞われることって、ドライバーなら誰しもあるはず。

キーロックやバッテリー上がりなどもあれば、ガス欠で車がいきなり動かなくなることなどもよくあるトラブルですよね。

車を買ったディーラーに電話するべき?と思うかもしれませんが、ENEOSカードを持っているなら、まずはENEOSカードを思いだしてみてください。

ENEOSロードサービスの図

ENEOSにはENEOSロードサービスが付帯されています。

自宅から10km以内の場所ならレッカー代30分以内の簡単な修理なら修理代無料となります。

これなら安心して愛車でドライブが楽しめそうですよね。

愛車のメンテナンス代が5%割引になる

普通に走行していても、傷やヘコミを作ってしまう可能性は出てきてしまいますよね。

ちょっとしたことですが、修理するとなると高いお金を支払わなければいけません。

メンテナンス料金割引サービスの図

しかし、ENEOSカードがあれば「カーコンビニ倶楽部」での修理代金が5%割引いてもらえます

ただ、これは、あくまでもキズやヘコミなどの板金塗装のみの料金となってるので、部品の代金等は含まれませんが、それでも5%引きはかなりお得です。

ちょっとした傷を作ってしまったときは、あわてずに近くのカーコンビニ倶楽部で修理してもらいましょう。

レンタカーを利用すると最大10%割引になる

ENEOSカードでレンタカーを借りると、最大で10%まで料金を割り引いてもらえます。

遠出するときはいつもレンタカーという人には嬉しい特典ですね。

全国のオリックスレンタカーが対象となっていますので、積極的にオリックスレンタカーを利用してみてください。

JCB海外お買い物保険が付帯されている

こんな時、こうやって使う!

ENEOSカードには、ショッピングパートナー保険サービスというものが付帯されています。

これは、ENEOSカードで購入した商品が90日以内に破損したり盗難被害にあったりしたときに使える保険です。

購入代金を保証してもらえますので、安心してお買い物ができるでしょう。

ただし、こちらの保険はJCBブランドのみ付帯されます。

また、海外の加盟店で買ったものが対象なので、国内では適用されません

なので、JCBを選んだ場合などは、国内ではあまり高価なものは買わないほうがいいかもしれませんね。

もし、国内でショッピングも保険を付帯したいなら、サブカードで他の年会費無料のカードなどを持つのもありかと。

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年会費無料なら無駄なお金を支払わなくてもいいですから。

家族カードの年会費が無料

ENEOSカードでは、本人がカードを発行するほか、会員の家族もカードを発行することが可能です。

いわゆる家族カードですね。

18歳以上なら、無料になるので手っ取り早くクレジットカードが欲しい人は作ってもいいと思いますよ。

発行できるのは2枚までとなっており、ETCカードも永年無料で発行できます

年会費が無料になる(ENEOSカードSのみ)

上記でも少し紹介しましたが、ENEOSカードSのみの特典で、条件を満たすことによって次年度の年会費を無料にできます。

ENEOSサービスステーションもしくは、年1回以上のカード利用をすることが条件です。

つまり、今年中にカードを1回以上利用すると来年の年会費は無料になるということです。

これってかなりハードルの低い条件ですよね。

コンビニでちょっと買い物しただけで、1,250円分浮かせることができますから。

年会費を節約したい人は、ENEOSカードSを発行しましょう。

ENEOSカード3種類を比較

上記の特徴をまとめて比較するとこのようになります。

クレジットカード ENEOSカードS ENEOSカードP ENEOSカードC
タイプ スタンダードタイプ ポイントタイプ キャッシュバックタイプ
年会費 初年度無料、次年度以降1,250円
(1回の利用で無料)
初年度無料、次年度以降1,250円
国際ブランド VISA、JCB
家族カード 無料
ETCカード 無料
ガソリン等値引き いつでも2円/L引き なし 利用金額に応じて最大7円/L
ポイント還元率 通常0.6%、カー用品2% 通常0.6%、ENEOSでの利用3% なし
ロードサービス 0km以内の場所ならレッカー代、30分以内の簡単な修理なら修理代
電子マネー QUICPay
付帯保険 海外お買い物保険(JCB限定) 

ENEOSカードのデメリット

ENEOSカードにはデメリットもあります。

  • TOYOTA系のサービスが付帯されていない
  • 旅行傷害保険が付帯されていない

この2つです。

TOYOTA系のサービスが付帯されていない

ENEOSカードは、トヨタファイナンスから発行されているカードです。

トヨタファイナンスでは、TS CUBICというブランドがあり、そのカードは様々な特典を利用できます。

例えばJAFのロードサービスだったり、TOYOTAレンタカーが割引になったりするサービスですね。

しかし、ENEOSカードはこれらTOYOTA系の特典が一切ありません

全てENEOS独自のサービスです

悪くはないのですが、TOYOTAに比べると質は落ちます。

特にTS CUBIC会員の人は不満に思うかもしれませんね。

もし、ロードサービス面が不満なら別のカードを探すのもありですよ。

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旅行傷害保険が付帯されていない

ENEOSカードには、先ほどもご紹介したようにがJCB海外お買い物保険付帯されています。

しかし、多くのカードの付帯されている旅行傷害保険がありません。

旅行傷害保険とは、国内外を旅行した際に万が一怪我や病気になってしまったときにかかった医療費を負担してもらえるといった保険です。

ロードサービス系のカードですので、あちこち旅に出かけることが好きという人も多いのではないでしょうか。

そんな人は、旅行保険が充実しているサブカードを一緒に持ち歩くようにしましょう。

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ENEOSカードの審査基準

メリットもデメリットもあるENEOSカードですが、審査基準は

  • 18歳以上の人(高校生は除く)

となっています。

ここだけ見ると審査が簡単そうなカードに思えますが

このように審査落ちしている人が続出しているようですね。

ただ、この情報だけではニコス系なのかTOYOTA系なのかわかりません。

審査はトヨタファイナンスが行っているようです。

もう一方のカードは一応銀行系のカードですので、審査はそれなりに難しいのかもしれません。

まあ、安定した収入があってブラックリスト入りされてなければ大丈夫だとは思いますけどね。

ENEOSカード(TOYOTA)とENEOSカード(ニコス)を比較

ENEOSカードには名前もデザインもよく似たカードがあります。

今回はその中の一つであるニコスのENEOSカードと比較してみました。

クレジットカード ENEOSカード(ニコス) ENEOSカード(TOYOTA)
年会費 初年度無料、次年度以降1,250円 初年度無料、次年度以降1,250円
ETCカード  1,000円 無料
国際ブランド Mastercard、VISA JCB、VISA
付帯保険 ショッピングパートナー保険サービス 海外お買い物保険(JCB限定)
特典
  • ガソリンが最大7円引き
  • ロードサービスが付帯
  • レンタカーの優待サービス

名前が同じなので、とてもややこしいですが、ENEOSカードは三菱UFJニコストヨタファイナンスの2社から発行されています。

基本的にはどのカードも初年度の年会費は無料で、次年度以降年会費がかかります。(Sカードだけ条件つきで無料)

名前もデザイン、大まかなサービス内容もよく似ていて、違うのは細かいデザインやカードブランドくらいですね。

正直どれを発行しようか迷うかと思いますが、カードブランドや細かなデザインで選ぶのがいいのではないでしょうか。

海外旅行はほとんど行かず、国内で買い物をするという人は、国内のショッピング保険がある、ニコスから発行されているものを選ぶといいかもしれません。

どちらも初年度は年会費が無料ですから、迷ったら使ってから比べてみましょう。

まとめ

ENEOSカードは、ロードサービスが付帯しているだけでなくガソリン類の割引もしてもらえるお得なカードです。

ENEOS系のカードを持とうと思っているのなら、とりあえずこのENEOSカードを発行して使ってみるのがいいかと。

審査は少々難しいようですが、作った後は苦労した分のメリットや特典を受けることができますから。

ガソリンや灯油などをよく消費するという人はぜひ1枚作ってみてください。