休日や暇ができたら、愛車でよくドライブに行くという人も多いのではないでしょうか。
車が好きな人にとっては、ドライブが趣味ということもあるはずです。
もし、よく車に乗るというのであれば、1枚クレジットカードを作ってみませんか?
車・ドライブで使い勝手のいいカードはたくさん発行されています。
そこまでドライブに行かないんだけど…という人は、車にかかる費用を節約できるかもしれません。
今回はそんな車・ドライブで使えるクレジットカードの比較をしてみました。
目次
車・ドライブで使えるクレジットカードとは
車・ドライブで使えるクレジットカードとは、車でドライブする際に、お得に感じられるクレカのことです。
ドライブするのにクレカって必要なの?と思う人もいるかもしれません。
確かにクレカはドライブに直接役にたってくれるということはありませんが、持っていると得をすることもあります。
- ガソリンが安く買える
- ETCカードが無料で使える
- ロードサービスが利用できる
具体的には、こんなメリットがあります。
もし、今カードを作ろうと思っている人でよく車に乗る人は、こういったカードをおすすめします。
長い目で見ると、車にかかる費用が節約できる可能性も高まりますしね。
車・ドライブで使えるクレジットカードの選び方
車・ドライブで使えるクレジットカードは、たくさん発行されています。
でも、そこまで多いとどれを選んでいいのかわかりませんよね。
作ってからやっぱりいらなかった!使い勝手がイマイチだった!と思わないように見極めておくのがポイントです。
ETCカード
車でドライブをするという人は、高速道路もよく乗るのではありませんか?
そんな人は、ETCがあったら便利ですよね。
一々料金を支払うために、車を停める必要がありませんから本当に楽です。
なので、もし選ぶ際はETCカードの発行料や年会費が無料なクレカを選ぶといいですよ。
ドライブする人向け以外のカードでもETCは発行できますが、有料なところも多いですからね。
無料に勝るものはないはずです。
ガソリン
車・ドライブで使えるクレカの中には、ガソリンや灯油などが割引になるものがあります。
いつでも規定の料金を割り引いてくれる場合と、クレカの利用状況に応じて割引く金額が変動する場合があります。
どちらがいいのかは、人によると思いますが、よく車に乗る人はこの特典がついているカードを選んだほうがいいです。
できることなら1円でも安くあげたいと思うものですから。
季節によってもガソリンの価格は変動しますしね。
ガソリン代を節約したいと思う人は、こういった特典のあるカードを選んでみましょう。
ロードサービス
ロードサービスがついているカードもあります。
例えば、レッカーサービスが一定の距離の範囲内だと無料だったり、修理代金が無料になったりといったものです。
自分では気をつけていたものの、なにが起こるかわからないのが車の怖いところです。
パニックにならないためにも、少し怖い人はロードサービスが付帯されているクレカを選んだほうがいいかもしれません。
車・ドライブで使えるクレカ一覧
では、上記の3つをふまえてその中でも特におすすめの車・ドライブで使えるクレジットカードを紹介します。
車・ドライブで使えるクレジットカードは以下のようなものがあります。
- シェルスターレックスカード
- 出光カードまいどプラス
- JCBドライバーズプラスカード
- CLUB AJカード(クラブエージェーカード)
- コスモ・ザ・カード・オーパス
- NTTグループカード
- ENEOSカード
かなりたくさんありますね。
では、どんなカードなのか1枚ずつ見ていきましょう!
シェルスターレックスカード
昭和シェルが発行しているカードです。
三菱UFJニコスと提携をしているので、会員ページのNetBranchが使えます。
- ガソリンが割引される
- 昭和シェル以外で利用すると5円還元される
- 楽Payを使うと2円還元される
- 条件下で次年度の年会費が無料になる
- 各種保険が充実している
シェルスターレックスカードの最大の特徴が、ガソリンの割引きです。
最大で23円も割り引いてもらえる可能性がありますので、よくガソリンを購入するという人にはもってこいなカードでもあります。
なかなか23円引きというのはありませんからね。
ただ、これには落とし穴があって、内訳がハイオク14円+レギュラー・軽油9円となっています。
しかも、ゴールドカードの内訳なんです。
一般カードは、21円で内訳はハイオク13円+レギュラー・軽油8円です。
悪くはありませんが、勘違いしないように注意したいですね。
また、割引額もカードの利用状況で異なってきます。
半年間でこれだけの金額を使わなければいけません。
ハイオクで12円(13円)割り引いてもらうためには、60万円も使わなければいけないことがわかります。
1年ならまだしも、半年というのはかなり厳しい金額です。
あまりカードを使わないという人には、正直おすすめできないカードです。
出光カードまいどプラス
こちらもガソリンスタンドでおなじみの出光が発行しているカードです。
よくみると、出光のマークが小さくデザインされています。
→出光カードまいどプラス申し込み直前チェック!メリット・デメリットは?
- 年会費が永年無料
- いつでもガソリンが2円引きになる
- オプションを利用すると、ガソリンが最大で8円引きになる
- WEB明細にすると、毎月5月のガソリン代が値引きされる
- ETCカードの年会費が無料
画像では、アメックスになっていますが、その他主要な国際ブランドが選択できます。
年会費も永年無料なので、自分の思い通りのカードが作れるでしょう。
このカードの特徴は、いつでもガソリンが2円割引になるところです。
ちなみに、灯油もいつでも1円割り引いてもらえます。
これはかなりお得なサービスでしょう。利用額によって変動されませんからね。
まあ、クレカで支払うことが多いという人は、さっきのように変動するタイプのほうが使い勝手はいいと思いますが、そこまでカードを使わないという人は、出光のカードのほうがいいかもしれません。
また、このカードはねびきプラスサービスというオプションに加入すると最大で8円まで割り引いてもらえます。
月間なので、それなりにカード支払額が多い人が得をします。
あまり支払うものがないという人や、家賃や光熱費などを支払うと到達できるかもしれません。
ただし、このオプションは年会費が500円かかってしまいます。
有料のオプションなので、入会してから後悔しないようにしましょう。
JCBドライバーズプラスカード
国際ブランドのJCBが発行するプロパーカードです。
一般カードの他に、ゴールドカードもありますよ。
→JCBドライバーズプラスカードは最大2%キャッシュバックするお得なカード
- 利用状況に応じてキャッシュバックがもらえる
- 海外のショッピングガード保険が付帯
- オンラインから申し込むと初年度の年会費が無料になる
- キャンペーン中に申し込むと、プレゼントがもらえる
このカードのメリットは、キャッシュバックがもらえることです。
1ヶ月の利用状況で、3ヶ月後に振り込まれるキャッシュバック金額が決まります。
カード利用額 | キャッシュバック率 |
3万円未満 | 0% |
3~5万円未満 | 2.5% |
5~7.5万円未満 | 5.0% |
7.5~10万円未満 | 7.5% |
10~15万円未満 | 10.0% |
15~20万円未満 | 15.0% |
20~25万円未満 | 20.0% |
25~30万円未満 | 25.0% |
30万円以上 | 30.0% |
ざっとこんな感じです。
例えば4万円使うと、2.5%になるので1,000円振り込まれます。
カード払いすると、キャッシュバック率も上がってきますので、このカードを作ったら積極的に使いたいですね。
旅行へ行く際などに、このカードを使うと、多少の節約もできそうです。
よく旅行するという人におすすめの1枚です。
CLUB AJカード(クラブエージェーカード)
大手カード会社のジャックスが発行しているカードです。
ドライバーだけでなく、ライダーにもお得な1枚ですよ。
→CLUB AJカードはロードサービス充実で安心できるドライバーズカード
- 自宅から50kmまでレッカーサービスが無料
- 30分程度の修理は無料
- 次年度移行の年会費は条件を満たすと無料になる
- 100km以上の場所でのトラブルの際は、バックアップが受けられる
- ETCカードの発行が無料
なんといっても、魅力的なのがロードサービスが充実していることでしょう。
50km範囲内だとレッカーサービス代が無料になるところや、30分程度の修理が無料になるところですね。
バッテリー上がりやキーロックなど、ちょっとしたトラブルでお金を取られてしまうのは損ですから。
また、100km以上の場所でトラブルを起こした際でも、安心のサポートが充実しています。
- 1人あたり15,000円まで宿泊費を負担
- 修理完了後、自宅までの搬送料金を50,000円まで負担
- 当日もしくは翌日の自宅までの交通費を20,000円まで負担
かなり心強い内容になっていますね。
ちなみに、このロードサービスは自家用車だけでなくバイクや原付き自転車も受けられます。
なので、実質車もバイクもOKなカードというわけです。
ロードサービスが付帯しているカードが欲しいというライダーやドライバーの人におすすめですよ。
コスモ・ザ・カード・オーパス
コスモ石油とイオンが提携しているカードです。
その証拠に、犬(ハッピーワオンというそうです)がデザインされていますね。
- 年会費が永年無料
- カード盗難補償が付帯
- 国際ブランドが豊富
- 入会時に燃料油が最大50リットルまでキャッシュバックされる
- コスモ石油での料金がお得になる
- イオングループで買い物をするとポイント還元率が2倍になる
このような特徴のあるカードです。
コスモ石油と提携しているので、コスモ石油系のサービスがお得になります。
会員価格でガソリンが購入できるのはうれしいですね。
ただ、全ての店舗が対象ではないようなので、支払う前に確認したほうがよさそうです。
また、入会時は燃料油を50リットルまでキャッシュバックしてもらえます。
支払い時にその分値段が引かれる仕組みになっています。
最大500円なので、かなりメリットは大きいでしょう。
そして、もうひとつの特徴がイオン系の特典が付帯しているということです。
イオン系列店で買い物をするとポイントが2倍もらえたり、毎月2回お客様感謝デーだと5%OFFになったりします。
なので、よく車でイオン系列店へ行き、イオン系列店で買い物をするという人向けのカードでしょう。
近所にコスモ石油やイオンがないという人向けではないカードなのは確かです。
NTTグループカード
電話料金などでおなじみのNTTグループ。
実は、このカードは出光を愛用する人にはお得なカードでもあります。
→NTTグループカードは本当にお得?メリット・デメリットを解説
- 入会時にキャッシュバックがもらえる
- Web明細書にすると年会費が無料になる
- 出光を使うとキャッシュバックがもらえる
- ゴールド会員になるとETCカードの年会費が無料になる
- 国内外のレンタカー優待サービスが付帯
このような特徴があるカードです。
一見ドライバー向けでないように見えますが、出光キャッシュバックシステムというものがあります。
毎年5月16日から6月15日は、出光のガソリンスタンドではポイント算定期間となっています。
この期間にカードを利用すると、利用額に応じてキャッシュバックが受けられます。
そして、9月半ばごろにキャッシュバック率が決定します。
この月に利用した金額からキャッシュバック分値引きされます。
よく出光を利用する人からすると、嬉しいサービスでしょう。
ただし、年一回しかないというところを考えると、もっとお得なカードはあります。
また、ETCカードもゴールドカード会員でないと無料になりませんので、一般カードは使いにくいカードかもしれません。
ENEOSカード
CMでもおなじみのENEOSが発行しているカードです。
ENEOSカードといっても、4種類のカードがあるのが特徴的でもあります。
- 条件を満たすと次年度の年会費が無料になる
- ガソリンなどが割引になる
- ENEOSのロードサービスが付帯されている
このような特典・メリットがあります。
4枚ともカードデザインも特典もほぼ同じですが、微妙に異なっていることも多いです。
詳しい情報はこちら記事を参考にしてください。
→ENEOSカード3種類を徹底比較!1番おすすめのエネオスカードを紹介!
おすすめの車・ドライブで使えるカード
色々なカードがありましたが、一体どれを選んで良いのかわからない!という人もいるはずです。
そこで、独自のおすすめカードをご紹介します。
迷っているのであれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
出光カードまいどプラス
出光会員御用達のカード
出光をよく利用するという人におすすめできるカードです。
有料オプションを利用しなくても、2円割引になるという特典は魅力的です。
使いようによっては、それ以上割り引くこともできますしね。
近所に出光のガソリンスタンドがあるという人向けのカードです。
CLUB AJカード(クラブエージェーカード)
充実のロードサービスで安心!
ロードサービス面がしっかりしているカードです。
車に乗っていると、気をつけていてもなにが起こるかわかりませんからね。
いきなりトラブルに巻き込まれると、どうしていいのかわからずパニックになる人も多いのでは?
ディーラーに持っていくのもいいですが、簡単なもので高い料金を支払うのは躊躇してしまいますよね。
なので、こういったクレジットカードを持っておくと気持ちの面でも、落ち着けるかもしれません。
備えあれば憂い無しとも言いますしね。
JCBドライバーズカード
最強のキャッシュバックが魅力的
付帯保険や、ロードサービスなどはありませんが、キャッシュバックが魅力的なカードです。
3万円以上利用することが条件なので、車のメンテナンス費用や車検代などは、このカードで支払ってみましょう。
そうすることで、キャッシュバックが受け取れますよ。
マイカーはどうしても維持費がかかってしまいますからね。
少しでもキャッシュバックが受け取れるなら、作っておくべきかもしれません。
車・ドライブで使えるカードに関するQ&A
車・ドライブで使えるカードに関してわからないことはありませんか?
いくつかの質問に答えてみましたので、参考にしてみてください。
ETC付きのカードを発行する際に気をつけるべきこととは?
ETCが発行できるクレジットカードはたくさんあります。
しかし、一部のカードではETCの年会費が有料の場合があります。
これではせっかくクレカの年会費が無料でも、ETCの年会費分のお金を損してしまいます。
特に、あまり高速を利用する機会がない人からすると、有料のETCカードは代金がもったいないです。
なので、出来る限りETCカードは無料のものを発行しましょう。
もしも、欲しいクレカのETCカードが有料なら、サブカードなどから作るといいかもしれません。
ドライブ系のクレジットカードを発行する時の注意点とは?
ドライブ系のクレジットカードは、上記であげたとおりたくさんあります。
ですが、全てのカードが同じ特典ではありませんでしたよね。
- ガソリンが安くなるカード
- ロードサービスが付帯しているカード
- ETCが発行できるカード
このようにタイプも別れています。
なので、タイプ別で選んでいくのがいいかと思います。
色々な特典が付帯されているカードがあれば一番なのですが、そういったものはゴールドカード以上になってくるので、年会費などが高くなってしまいます。
自分に最低限必要な特典があるカードを発行するのがいいんじゃないですかね。
年会費は無料を選ぶべき?有料を選ぶべき?
クレジットカードは年会費が無料のものと、有料のものがあります。
年会費が高いといいカード!と思ってしまいますが、実はそうでないこともあるんですよ。
なので、一概に有料のカードがお得とはいえません。
でも、無料のカードという狭い範囲内で選ぶより、多少はコストがかかっても有料のものも視野にいれると、使い勝手のいいカードが見つかるはずです。
クレカの中には、条件を満たすと年会費が免除になるものもありますからね。
年会費を支払いたくないという人は、そういったカードも視野にいれてみましょう。
まとめ
車やバイクで走ると気持ちいいですよね。
だけど、爽快に走るためには、色々なものを買ったり用意したりしなければなりません。
目に見えない維持費などは、こうしたクレカで支払ってみませんか?
きっと後から作ってよかったと思えるはずですよ。