プレゼントされると嬉しいプリペイドカード。
でも、最近はスムーズな会計のため、小銭いらずの財布にするため、自分のためにプリペイドカードを持つ人が増えています。
コンビニなどで使用している人を見たり、「プリペイド」という言葉をよく聞くから、知っているつもりでも意外とまだまだ知らないプリペイドカード。
仕組みはそこまで難しくはないです。
そんな海外旅行でも便利に活躍してくれるプリペイドカードの魅力をご紹介します!
目次
プリペイドカードとは
プリペイドカードは、あらかじめチャージという名の入金をしておくと そのチャージした分だけ買い物などに使用できる便利なカードです。
nanacoや楽天Edyも似たような仕組みですが、あちらは電子マネー扱いになります。
クレジットカードのように、厳しい審査や個人情報なども必要なく、誰でも気軽に持つことのできるところが魅力です。
発行してもらった店舗や系列店でしか利用できないハウス型プリペイドカードや、クレジットカード発行会社が発行するプリペイドカードで様々な店舗で幅広く使えるものなどがあります。
発行手数料は200円~400円ほどかかりますが、薄いカード一枚お財布に入れておけば小銭などを持ち歩く必要もなくとても便利です。
支払いもスムーズにおこなえので、朝のコンビニでパパッと買い物を済ませたい時などには最適です。
何かのお返しや、記念日などにスマートにプレゼントできると 贈呈品としても人気を集めています。
発行している店舗でしか使えないプリペイドカードは少し微妙ですが。
プレゼントするなら、いろいろな店舗で使えるプリペイドカードの方が喜ばれます。
プリペイドカードのメリット
プリペイドカードのメリットは、なんといっても「使いすぎない」ということ。
あらかじめチャージした金額以上利用することができないので、クレジットカードのように後になって「支払いが多すぎる!」といったことはまずありません。
チャージする額も1000円単位であったり、500円単位であったりと細かく設定できるから、自分の都合に合わせていつでも好きなだけ、必要なだけ入金すればいいので、お金の管理もしやすくなります。
また、現金はあまり持ち歩きたくないけど、クレジットカードはわけあって持てないという人でも、審査も口座開設もなしにすぐ作れるから便利です。
年齢を問わず誰でも利用できるので、お子様のお小遣いにプリペイドカードを持たせるなんて使い方をしている人もいます。
これなら、現金を持たせるよりも安全ですよね。
ネットショッピングでも利用できるプリペイドカードもたくさんありますので、初めて利用するショップでの買い物でも、自分のクレジットカード情報など知らせる必要がないので安心です。
プリペイドカードは、キャッシュレス化がどんどん進んでいく現代では、クレジットカードや電子マネーに次いで、多くなる決済方法になっていくでしょう。
クレジットカードや電子マネーもかなり使い勝手はいいですけどね。
クレジットカードや電子マネーが嫌な人は、プリペイドカードが1番です。
プリペイドカードがいらなくなったら、解約手続きはするの?
プリペイドカードは、コンビニなどで気軽に購入できるものがほとんで、わずらわしい申請書類なども必要ありませんので、特に解約手続きをする必要はありません。
カードの中の残高が無くなって使わなくなれば、それで終わりという部分があります。
また、プリペイドカードには、(特にハウス型プリペイドカードには)有効期限があるものがあり、「残高がまだまだ残っているのに期限が切れて残高自体無効に」といったこともあります。
使わなくなる前に、残高と有効期限のチェックをしておく必要があります。
解約自体はないですけど、有効期間があるのでここがクレジットカードとの違いですね。
せっかくプレゼントをしたのに、有効期間が過ぎて使えなくなってしまったということも考えられます。
それを考えれば、プレゼントをするなら有効期間が長いプリペイドカードにした方が良さそうです。
おすすめプリペイドカード
プリペイドカードはたくさん出回っていてよくわからないという人もいるでしょう。
そんな人のために、ここでは8つのプリペイドカードをご紹介します。
エポスVISAプリペイドカード
エポスカード会員のみ作れるプリペイドカードですが、国内のVISA加盟店であればどこでも使えます。
また、お手持ちのエポスカードからクレジットチャージができますし、エポスカードで貯めたポイントをエポスVISAプリペイドカードのチャージに使うことができるのでお得です。
さらに、エポスVISAプリペイドカードで利用した金額の0.5%が翌月の残高にプラスされるので、還元率もなかなか良いと思います。
こちらもまた、ネットショッピングにも使用できますので、エポスカードの情報を伝えるのは心配という時はプリペイドカードの方を使って買い物すれば安心です。
カードデザインは可愛いピンクと、シンプルなグレーから選ぶ事ができますよ。
年会費、発行手数料は無料です。
ただし、エポスVISAプリペイドカードはエポスカードを所持していないと作れないので、エポスカードを持っていない方はまずはエポスカードを作ってしまいましょう。
クレジットカードの方がお得なサービスや特典がありますし、キャンペーンでポイントも貰えちゃいますから。
Vプリカ
こちらはネットショッピング専用のプリペイドカードです。
マイページかコンビニでいつでもだれでも購入することができます。
もちろん面倒な審査もなし。
VISA加盟店のネットショップならどこでも使用可能です。
ネット専用のプリペイドカードの中では最もポピュラーなものなので安心ですよ。
ポイント付与などはありませんが、ニックネーム決済ができたりと、ネットショッピングでの個人情報の保護には一役買ってくれます。
ネットの買い物が多くて、個人情報の漏洩が怖い人であれば、おすすめの1枚です。
ただし、チャージ手数料が
オリコプリペイドカード
オリコプリペイドカードは、オリコが発行しているプリペイドカードでVISAかMasterCardから選ぶことができます。
年会費はもちろん無料で有効期限は5年間。
ポイント還元率は0.25%とちょっと低めではありますが、12歳以上から作ることができるので中学生や高校生の未成年の方でも持つことが可能です。(ただし親権者の同意が必要)
ただ、注意点としてはチャージ料がオリコカード、オリコポイントによるチャージは無料ですがそれ以外は200円の手数料がかかること。(1回辺りのチャージ限度49,000)
なので、オリコプリペイドカードを上手に使うならOrico Card THE POINTなどオリコ発行のクレジットカードを同時に作ってそちらからチャージした方がいいです。
Orico Card THE POINTなら通常のポイント還元率が1%以上なので、圧倒的に還元率はプリペイドカードよりも上です。
それに現在Orico Card THE POINTなど使っている人もオリコポイントは有効期限が1年間と短いので、オリコプリペイドカードへポイントを移行して有効期限を伸ばすこともできますので。
⇒Orico Card THE POINTの公式ページはこちら
三井住友VISAプリペイドカード
三井住友プリペイドカードは、VISAの加盟店であれば、ネットショップでも店頭でも利用することができます。
インターネットから申し込むこともできますし、コンビニなどに設置されている専用の発券機で発券し、それをレジに持っていきチャージしたい金額を言えばすでに入金されたカードがもらえます。
18歳以上であれば、誰でも購入できるので、職業や年収チェックなどももちろんなし。
また、プリペイドカードでありながら、貴重なポイントも付くの特徴です。
200円利用毎に1ポイント付くので、けっこう貯まります。
ただ、デメリットとしてはチャージするたびに、チャージ手数料が200円かかってしまいます。
ちょっと200円の手数料は大きいので、そこらへんを考慮して、こまめにというよりは、大きくわけてチャージすることをおすすめします。
とはいえ、チャージの上限額が29,000円までなので使いすぎにも注意できます。
au WALLETプリペイドカード
携帯キャリアのauからでているプリペイドカード。
Mastercardが使える店舗であれば、どこでも使うことができます。
年会費は勿論のこと、入会金なども一切かかりません。
それに、WALLETポイントが付くので、使うごとに節約することができます。
ただし、auユーザーしか使えないので、すべての人が使えるわけではありません。
お得なau WALLETの使い方についてはこちらに詳しく書いているので参考に。
ソフトバンクカード
ソフトバンクから出ているのが、ソフトバンクカードになります。
ソフトバンクカードは、年齢が12歳以上であれば持つことが可能です。
ブランドは、VISAなのでVISAが使える店舗であれば、どこでも使うことができます。
auはMastercardで、ソフトバンクカードはVISAとおぼえておけばいいでしょう。
こちらも、auと同じでソフトバンクユーザーしか使えないのでそこは注意してください。
中学生や高校生でも使うことができるのが大きなメリットです。
チャージ方法は
- 銀行振込
- Tポイントチャージ
- ジャパンネット銀行口座振替チャージ
- キャッシングチャージ
- おまかせチャージ
これらのチャージ方法があります。
LINE Pay カード
LINE Pay カードは、あのLINEが発行しているプリペイドカード。
ブランドはJCBで国内外のJCB店舗なら約3,000店舗で利用することができます。
また、LINE Pay カードの1番の魅力は高い還元率。
100円で2ポイント貯まるので還元率が2%という、クレジットカードもびっくりな還元率です。
もちろん、年会費や維持費などはすべて無料で利用できるので、よくLINEを活用するという人にはおすすめです。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
マネパカード
マネパカードは、国内、海外のMasterCard加盟店であればどこでも利用できるプリペイドカードです。
主に海外専用プリペイドカードだったのですが、2,016年から日本国内でも利用が可能になりました。
しかも国内で利用した場合は最大で2%のキャッシュバックになるので、LINE Pay カードとほぼ還元率は変わりません。
また、15歳から申し込みをすることができるので、クレジットカードをつくれないという人にもおすすめです。
もちろん、年会費無料で審査等もないのですぐに作ることができます。
海外での利用や還元率が高いプリペイドカードを探しているならマネパカードは候補としてありかと。
海外の為替手数料も0.7%とかなり安いですから。(約クレカでも1.6%)
プリペイドカードのデメリットは?
プリペイドカードは安全性も高く、カード犯罪などに巻き込まれることもほとんどありませんが、一つ目のデメリットといえばやはり、カード発行手数料がかかってしまうこと。
また、カードによっては例外もありますが、ポイントが付かないカードもあるのが小さなデメリットです。
クレジットカードなら、利用すればするほどポイントとして還元され、お得感を得ることができますが、特定のプリペイドカードには残念ながらそれがありません。
ただ利便性や安全性を考えて、プリペイドカードを持つのもであればそこまでデメリットと感じる方はいないかもしれません。
auWALLETやソフトバンクカードであれば、ポイントも同時に貯まっていきますし。
もう一つのデメリットとしては、クレジットカードなどに付いている保険などが、プリペイドカードには付帯していないというところです。
海外って、日本とは違い医療費がかなり高い場合がほとんどです。
もし、海外旅行にいって保険等に何も入ってなくて、病気などに罹ってしまうと、かなり金銭的な負担が大きくなります。
他の保険に入っていれば問題はありませんが、急遽海外へ行くことになったりすると時間がありません。
そんな時にエポスカードであれば、海外旅行保険が自動付帯していて、最短で当日に受け取りをすることも可能です。
エポスカード自体は、年会費無料で作ることができますので、使わなけらば一切お金がかかることはありません。
年会費無料で、海外旅行保険が利用付帯しているクレジットカードはいくつかありますが、自動付帯で付いているクレジットカードはあまりありません。
エポスカードとJCB EITくらいです。
プリペイドカードも、メリットはたくさんありますが、海外へ行く方はこのようなカード幾つか所持していると、安心だと思いますよ。
海外プリペイドカードは旅行の必需品に!
プリペイドカードの中でも、最近増々人気を集めているのが上記で紹介したマネパカードのような「海外プリペイドカード」です。
「トラベルプリペイドカード」とも言われています。
海外旅行に行けば、やはり現地であまり現金を持ち歩きたくないことから、クレジットカード決済にする人は多いでしょう。
ただ、そうすると「帰国してビックリ、使いすぎていた」という事になってしまう人も多いのでは?
そんな時、役に立つのが海外プリペイドカードです。
旅行に出かける前に、国内であらかじめ予算をチャージしておけば、旅先のATMでその国の通貨を引き出すことができたり、ショッピングや飲食のカード決済も可能。
もちろんあらかじめチャージした金額しか使うことができないので、使いすぎも防げますが、足りなくなってしまっても現地からチャージすることもできます。
ただ、普通のプリペイドカードとはちょっと違って、発行するにはパスポートでの本人確認が必要になります。
各社カード発行会社のサービスカウンターなどで、すぐに発行してもらえます。
ほとんどのクレジットカード発行会社が、この海外プリペイドカードの発行をしていますので、お気に入りの会社で作ってみると良いでしょう。
まとめ
プリペイドカードは、きっとこれからもっともっと普及していくことでしょう。
メリットも多く、海外でも使えるプリペイドカードは、ぜひ1枚お財布に入れておきたいアイテムです。
クレジットカードの方が、ポイントも貯まったりするので、クレジットカードに抵抗がない人は、クレジットカードの方がお得には使えます。
自分のライフスタイルによって使いわけていきましょう。
▼高還元率の年会費無料のクレジットカードを比較しています!