シェルスターレックスカードの特徴とメリット・デメリット

日頃、車を多く利用する人なら、持っていたい「シェルスターレックスカード」のガソリン代値引き額は、他カードに比べてダントツです。

お得なポイントプログラムはありませんが、ガソリンを安く購入するということに関してはかなりお得になります。

クレジットカードですので、スムーズな支払いはもちろん、使えば使うほどガソリンの値引き額を上げることもできるので持っていて損はありません。

そんなシェルスターレックスカードのメリット、デメリットなどご紹介します。

特徴とメリットと年会費

シェルスターレックスカード

シェルスターレックスカードは、三菱UFJニコス株式会社が発行するクレジットカードです。

国際ブランドはVISAです。

ガソリン値引き率が高く、日頃車に乗る機会の多い人には嬉しいカードです。

メリットはやはり、昭和シェルSSでのガソリン代の値引き額の高さです。

ガソリン代の値引きサービスがあるクレジットカードの値引きは、そのほとんどが一けた台の値引きですが、シェルスターレックスカードは2ケタまで値引き額が上がります。

年会費は初年度無料

年会費は初年度のみ無料で、翌年からは1250円(税別)がかかります。

ただ、この年会費を無料にする方法もあります。

年間24万円以上のカード利用をすれば、無料です

毎月2万円ほど利用すれば、1250円(税別)の年会費を無料にできるということです。

毎月2万ほどならそこまで、ハードルは高くないでしょう。

例えば、夫婦で携帯代の合計が2万円ならそれで、年間24万円はすぐに達成することができます。

もし、携帯代が2万円いかなくても、普段の買い物などの支払いをすべてシェルスターレックスカードにしてしまえば、そこまできになる金額ではありません。

家族カードとETCカードの年会費は無料

シェルスターレックスカードの家族カードは、年会費永年無料で3枚まで発行できます

家族カードが値引き額アップのサポート

家族カードの利用分は、本カードに集約されますので、年間利用額を増やすことになりスターランクを上げるサポートができます。

そのため、ガソリン値引き額をどんどん上げていく手助けができるようになります。

ご夫婦で一緒の財布にしているのであれば、家族カードにした方がよりお得に貯めることができるので、おすすめです。

本カードの年会費を無料にするサポート

本カードの保有者が、給油以外にはカードをさほど利用しないという人であっても、家族が家族カードを利用することで、年会費を無料にする条件である「年間利用額の24万円」に達成する確率を上げてくれます。

家族での利用額が多くなればなるほどお得も増えます。

ETCカードは年会費無料だけど発行手数料は掛かる

シェルスターレックスカードのETCカードは、はじめに発行手数料が1000円(税別)かかります。

ただ、年会費は無条件でずっと無料です。

もし、発行手数料も無料がいいという人は、イオンカードセレクトなら年会費無料で発行手数料も無料で作ることができます。

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ガソリン代最大値引き13円/L

シェルスターレックスカードは、半年間のカードの利用額に応じて会員ランクをあらわすスターランクが上がり、そのスターランクごとに値引き額が変わっていきます。

これは、「スタープライズコース」といって、シェルスターレックスカードのコースです。

以前は、このコースの他に「シェルわいわいコース」というものがありましたが、現在は終了しています。

スターランクと半年間の利用額、ガソリン、軽油代の値引き額は下記の通りです。

スターランク半年間の利用額ハイオクレギュラーと軽油
1スター12万円未満3円/L1円/L
2スター12万円以上~30万円未満5円/L2円/L
3スター30万円以上~42万円未満8円/L3円/L
4スター42万円以上~60万円未満10円/L5円/L
5スター60万円以上の利用額12円/L7円/L

よく、車を使う人であればスターランクもどんどん上がっていくので、その分ガソリンを安くいれることができます。

また値引き額をさらに各1円アップさせるために、ウェブ明細サービスに登録するのもおすすめです。

このサービスに登録すれば、例えば、5スターの値引き額、ハイオクガソリン12円/Lが、13円/Lになり、レギュラーガソリンと軽油7円/Lが8円/Lの値引きになります。

スターランクによって確定した値引き額は、半年間続きます

リッターあたり13円の値引きが、毎回されるというのはかなりの節約になります。

また、シェルスターレックスカードは、ハイオクガソリンとレギュラーガソリン、軽油の値引き額を分けているというのも大きな特徴です。

ドライバー、特にハイオクガソリン派という人にとっては魅力的な1枚になるでしょう。

ウェブ明細サービスは、会員専用ページから簡単に申し込めますので、最大値引き額を得るためにも必ず申し込んでおくことをおすすめします。

入会から1ヵ月間は、スターランク関係なしに最大13円/Lの値引き

シェルスターレックスカード入会後1ヵ月間は、ハイオクガソリン、レギュラーガソリン、軽油の値引き額はスターランク関係なしに下記の値引き額になります。

  • ハイオクガソリン13円/L(ウェブ明細サービス登録済みの場合)
  • レギュラーガソリンと軽油8円/L(ウェブ明細サービス登録済みの場合)

スターランク関係なく、入会後の1ヵ月間はお得にガソリンを入れることができます。

海外旅行傷害保険が利用付帯

シェルスターレックスカードには、国内旅行保険は付帯していませんが、しています。

利用付帯:保険が適応されるためには、旅行代金などをシェルスターレックスカードで決済する必要があります。

気になる補償内容は、少し薄い部分もありますので、この補償額では心細いという人は、年会費無料で保険の補償内容が充実して尚且つ自動付帯のクレジットカードを保有しておくのも良いでしょう。

気になる補償内容は下記の通りです。

傷害の種類補償金額
死亡・後遺障害最高2,000万円
治癒費用100万円限度
疫病の賠償費用100万円限度
賠償責任2,000万円限度
携行品の損害20万円限度
救援者費用等100万円限度

死亡、後遺障害補償、賠償責任補償、携行品補償に関しては、他のクレジットカードの優良保険内容と差はありませんが、肝心の障害、疾病治療の補償額が合わせて100万円というのは少々不安が残ります。

旅行保険の補償金額は、上乗せすることができるので、できれば持っているだけで自動付帯になるクレジットカードをサブカードとして持つとより保険が充実します。

エポスカードとJCB EITはどちらも年間無料で自動付帯で保険がついてくるクレジットカードです。

海外旅行にいくのであれば、これらのカードをサブカードで持っていると何かあった時も安心です。

エポスカードはガチでお得!メリット・デメリットを徹底比較

JCB EITは初心者には危険。メリット・デメリットを紹介

ショッピング保険も付帯

シェルスターレックスカードには、ショッピングパートナー保険というものが付帯しています。

このカードを利用して購入した商品のみに適応される安心の保険です。ただし、いくつか注意点があります。

国内での購入品には条件あり

日本国内で、シェルスターレックスカードを利用して購入した商品にこの保険が適応される場合は、支払い方法を分割、もしくはリボ払いにした時のみです。

手数料の発生しない一括払いなどでは、対象外となるので、注意しましょう。

また、リボ払いの場合は、登録型リボ「楽Pay(らくペイ)」に登録してそのカードで決済した場合のみ対象となります。

国内での買い物に関しては、なにかと条件があるので前もっての確認や登録が必要です。

海外での購入品は条件なし

海外で、シェルスターレックスカードを利用して購入した商品に関しては、支払い方法などの条件はとくにありません。

国内でも海外でも、保障される期間は90日以内で最大100万円です。

デメリットはポイントプログラムはない

シェルスターレックスカードのデメリットは、ポイントプログラムがないということです。

上記にもありますが、以前は「シェルわいわいコース」というものがあり、貯まったポイントを用意された商品に交換したり、マイルに交換したりできましたが、このサービスは平成27年の3月で終了しています。

そのため、カード利用額を増やし年会費を無料にし、さらには年間60万円以上利用してスターランクを上げて、ハイオクガソリンの値引き額を13円/Lにしなければ同サービスのある他カードよりもお得感が減ってしまいます。

本当に、シェルでガソリン入れる人のためのカードといってもいいでしょう。

その他のデメリットとして以下2つ。

ショッピング保障の対象になるためには、国内と海外で条件が違うというのも少々面倒です。

国内旅行傷害保険が付帯していないというのもさみしいです。

とはいえ、ガソリン、軽油代の値引き額が大きいシェルスターレックスカードは、ドライバーにとってはかなりお得なカードとなります。

まとめ

シェルスターレックスカードは、ガソリン、軽油代値引きに特化したクレジットカードで、日頃車に乗る機会の多い人にとってガソリン代節約には大きく役立ちます。

家族と一緒に保有することで、スターランクも上がりやすくなり値引き額もどんどん上がっていきますので、ひと家庭数枚保有がおすすめです。

ただし、ガソリンを入れない人にとっては、ほとんどメリットはないので、ポイントを貯めるのであれば、他の高還元率のクレジットカードを選ぶようにしましょう。

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