NTTが提供しているクレジットカードに、NTTグループカード。
普段からNTTをよく活用している人にとっては、とてもお得なカード。
年会費はWeb明細にすれば、無料でつかうことができるので、実質無料で使うことが可能です。
ここでは、そんなNTTグループカードの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
NTTグループを活用している方は参考にしてみてください。
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目次
NTTグループカード(レギュラー)の特徴とメリット
NTTグループカードには、
- NTTグループカードレギュラー
- NTTグループカードゴールド
2種類のカードがあります。
今回メインで紹介しているのはNTTグループカードレギュラーです。
どちらもNTTから発行されているクレジットカードで、
年会費やサービスに違いがあります。
主な違いはこちら。
内容 | NTTグルールカードレギュラー | NTTグルールカードゴールド |
---|---|---|
年会費 | 1,200円(無料) | 5,000円(無料) |
ETCカード | 500円 | 無料 |
家族カード | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5~0.85%/最大1.5% | |
ポイント有効期限 | 2年間 | |
海外旅行保険 | なし | 最高5000万円 |
国内旅行保険 | なし | 最高5000万円 |
※すべて税別でゴールドは年間100万円利用で年会費無料
NTTグループカードゴールドの年会費5,000円ですが、
もし、年間で100万円以上使うのであれば無料になるので、
NTTグループカードゴールドにした方がお得です。
⇒NTTグループカードゴールドは低い年会費でキャッシュバック可能!
ただ、最初からNTTグループカードゴールドを申し込みをしてもいいですが、
審査などを考えると、まずはNTTグループカードレギュラーを使ってからでも遅くはないかと。
それとNTTグループカードを作ろうと思っている人が勘違いしがちなのが、
「NTT系のサービスを利用していないと作れない」
と思っていること。
名前にはガッツリNTTと書いてはありますが、
別にサービスを利用したりグループに入らなくても、
申し込みができるカードなので、安心してください。
年会費はWeb明細なら無料
NTTグループカードの年会費は通常は1,200円かかりますが、
Web明細にすれば実質無料になります。
紙明細になると、年会費が1,200円(税抜)が別途必要なので、
紙明細のメリットはほとんどありません。
今は、クレジットカードではWeb明細が主流になってきて、
Web明細にすることがでお得になるクレジットカードも多くなってきています。
できればクレジットカードの明細はWeb明細にした方が何かとお得ですよ。
どうしても、紙明細にしたい場合は、
会員専用Webサービス「MyLink」から変更することができるので、
明細が必要な場合はいつでも変更が可能です。
また、国際NTTグループカードは
VISAとMastercardの2つの国際ブランドから選ぶことができます。
JCBは選ぶことができませんのが、
特に上記の2つを選ぶことができればなんの問題ないですから。
好きな方を選んでください。
家族カードは完全無料
NTTグループカードでは、家族カードを無料で作ることができます。
申し込み資格は、
本人カード申込み者の配偶者・親子(18歳以上で高校生は不可)に限り作ることが可能。
発行手数料も取られることがないので、家族で財布を一緒にしているのであれば、
家族カードにした方がよりお得にポイントを貯めることができ管理も楽になります。
申込み方法は、すでにNTTグループカードを持っている方は、
会員専用Webサービス「MyLink」から申込みをすれば、発行期間が短くなります。
もし、これからNTTグループカードを作る予定なら一緒に申込みをしてしまいましょう。
ETCカードは500円かかるのでおすすめしない
普段から車に乗る人の為に、NTTグループカードではETCカードを作ることもできます。
しかし、年会費が500円(税抜)でかかるので、
この年会費が嫌な方は、発行手数料が無料で作れるクレジットカードもあるので、
⇒イオンカードセレクトまとめ!得なポイントの貯め方を徹底紹介
正直そちらにした方が、ETCカードはおすすめです。
オンラインショッピングサービス
NTTグループカードには海外や国内の傷害保険は付きませんが、
オンラインショッピングサービスが無料でついてきます。
オンラインショッピングサービスとは
オンラインで購入された商品の補償をしてくれるサービスで、
破損・盗難・火災などが対象になります。
保証の金額的にはNTTグループカードだと、年間で100万円までが限度額になり、
自己負担として1回の事故に付き1万円がかかります。
また補償期間は90日なのでそれ以降は保証はききません。
そのほかにも、MyLink会員ネット安心サービスがついてきます。
このサービスは、NTTグループカードで予約した旅行した場合に、
もしキャンセルをしてもそのキャンセル料金が補償されるサービスです。
主な対象の場合はこちらです。
- 会員、会員の配偶者または会員の1親等以内の親族の死亡、傷害または疾病による入院
- 会員、会員の配偶者または子供の傷害による通院
いざ、怪我などをして旅行に行けなくなった場合にかなり使えるサービスですよ。
出光キャッシュバックシステムでガソリン安くなる
NTTグループカードを使うことで、
「出光キャッシュバックシステム」
というサービスを受けることができます。
内容は出光のサービスステーションで利用すると、
ガソリン代が2円/L~、最大20Lもガソリンが安くなるサービス。
出光キャッシュバックシステムですが、
まずは、毎月16日~15日までに使った利用額に応じてポイントが決まります。
そして、獲得したポイントにより翌月のガソリン代などが安くなるシステム。
下の表を見てもらえるとわかりやすいかと。
月間利用額 | ポイント | 値引き |
1,000円〜10,000円未満 | 1ポイント | 2円/L |
20,000円の場合 | 2ポイント | 4円/L |
50,000円の場合 | 5ポイント | 10円/L |
100,000円の場合 | 10ポイント | 20円/L |
200,000円の場合 | 20ポイント | 40円/L |
ポイントは10,000円で1ポイントを獲得することができます。
利用額が大きくて、ポイントを貯めれば貯めるほど、値引き額も多くなります。
ただ、注意点としてはこれらの値引きされる月間限度量は100L まで。
100Lを超えてしまうとポイントはたまらないので気をつけてください。
NTTグループカードのポイントの仕組みや還元率
NTTグループカードのポイントの仕組みは2つあります。
- おまとめキャッシュバックコース
- ポイント・プレゼントコース
この2つです。
おまとめキャッシュバックコース
おまとめキャッシュバックコースは、
NTTグループの通信料金から月間の利用金額によって、
貰えるキャッシュバックの金額が変わるコースです。
主なキャッシュバック対象料金になるのはこちらです。
- NTT東日本・NTT西日本の加入電話、フレッツ・サービス、ひかり電話などの基本料、通話・通信料など
- NTTドコモのXiサービス、FOMAサービス、パケット通信サービス、衛星電話サービス(船舶電話を除く)
- NTTコミュニケーションズのOCNご利用代金、NTTコミュニケーションズご利用分の電話料金(県間・国際通話料金)など
- NTT-MEのプロバイダー(WAKWAK)料金など
- NTTぷららのプロバイダー(ぷらら)料金、ひかりTV料金など
- @niftyのプロバイダー料金など
- BIGLOBEのプロバイダー料金など
NTTグループ回線であれば、ほぼ適用になります。
これらの利用料金の金額からキャッシュバック率をかけることで、
キャッシュバックされる金額が決まります。
キャッシュバック率はこちらです。
月間カード利用額 | キャッシュバック率 |
0〜2万円未満 | 0% |
2〜4万円未満 | 1.5% |
4〜6万円未満 | 3.0% |
6〜8万円未満 | 4.5% |
8〜10万円未満 | 6.0% |
10〜20万円未満 | 8.0% |
20〜30万円未満 | 18.0% |
30〜40万円未満 | 28.0% |
40〜50万円未満 | 38.0% |
50〜60万円未満 | 50.0% |
60万円以上 | 60.0% |
例えば、月にNTTグループカードの利用が5万円だったとします。
そして、NTTグループの通信費の利用額が1.5万円だった場合。
- 15,000円×3.0%=450円
450円が利用料金からキャッシュバックされる計算になります。
ちなみに、この場合だと還元率は
450円÷50,000円×100=0.9
0.9%の還元率です。
これは、利用料金によってかなり変わるので、使えば使うほど還元率も上がります。
通信費が1.5万円の場合のそれぞれの最大還元率はこちらです。
月間カード利用額 | キャッシュバック率 | 最大還元率 |
0〜2万円未満 | 0% | 0% |
2〜4万円未満 | 1.5% | 1.125% |
4〜6万円未満 | 3.0% | 1.125% |
6〜8万円未満 | 4.5% | 1.125% |
8〜10万円未満 | 6.0% | 1.125% |
10〜20万円未満 | 8.0% | 1.2% |
20〜30万円未満 | 18.0% | 1.35% |
30〜40万円未満 | 28.0% | 1.4% |
40〜50万円未満 | 38.0% | 1.425% |
50〜60万円未満 | 50.0% | 1.5% |
60万円以上 | 60.0% | 1.5% |
これをみてもらうとわかると思いますが、通信費が1.5万円以上であれば、
還元率も1,125%~1.5%になります。
1%を超えるので、無料で使えるクレジットカードの中ではかなり高還元率に変身。
ただし、そこまで通信費を使わない人にとってはここまで、
還元率にはならないので、
一度自分でどれくらいか計算してみるのもいいでしょう。
ポイント・プレゼントコース
次に、ポイント・プレゼントコース。
こちらのコースではポイントは、
利用金額1,000円ごとに10ポイントが貯まります。
また、5,000ポイントが貯まればボーナスで500ポイントがプレゼントされるので、
こちらも使えば使うほどポイントが貯まる仕組みです。
ただ、そのまま等価交換できればいいのですが、
実は交換するとレートが下がってしまいます。
例えば、現金のキャッシュバックは10,000ポイントで6,000円分です。
6,000円÷10,000円=0.6
還元率が0.6%。
他にもポイントが交換できる商品やポイントがありますが、最大でも0.66%です。
低いものだと、0.44%という商品などもあります。
下記に主なポイント交換先をのせておくので参考にしてください。
交換先 | 最大還元率 |
キャッシュバック | 0.6% |
VJAギフトカード | 0.55% |
dポイント移行 | 0.6% |
ANAマイレージクラブポイント移行 | 0.2% |
ちょコムポイント移行 | 0.5% |
Amazonギフト券 | 0.67% |
nanacoギフトID | 0.67% |
正直レートが下がってしまうので、
これらの交換するのはあまりメリットがあるとは言えません。
もし、お得にポイントを使うのであれば、
おまとめキャッシュバックコースを活用した方がお得にポイントを使うことができます。
倍増TOWNでお得にポイントをためる方法
NTTグループカードでお得にポイントを貯めるには、
NTTグループカード専用の「倍増TOWN」というモールで貯めると、
お得にポイントを貯めることができます。
NTTグループカード専用ショッピングモールなので、
会員になっていないと使うことはできませんが、
ポイントが最大26倍まで獲得できるネットショップも。
楽天市場やYahoo!ショッピング、ポンパレモールなど、
有名なネットショップは勿論のこと、
ビックカメラやApple Storeなども提携しています。
掲載ショップは現段階で450以上のネットショップが掲載されています。
倍増TOWNで貯めたポイントは、
おまとめキャッシュバックコースであれば、
1ポイント0.5円のキャッシュバック。
ポイント・プレゼントコースでも、
1,000円に付き10ポイントに、
倍増TOWNの利用ポイントが更に付きます。
なので、ネットショップを使うのであれば、
倍増TOWNを利用した方が、
どんどんポイントを貯めることができるので必ず活用した方がいいかと。
それに、楽天市場やYahoo!ショッピングなどは、
別に楽天スーパーポイントやTポイントも同時に付きます。
そうなると、NTTグループカードのポイントだけではなく、
他のポイントも付くので2重取りが可能にかなりお得です。
電子マネーでもポイントが付く
NTTグループカードは、
これらにチャージすることできて、更にポイントが付きます。
nanacoは税金を支払える唯一の電子マネーなので、
NTTグループカードでチャージすれば、
かなりポイントを貯めることができます。
⇒nanacoチャージで最もポイントが貯まるおすすめクレジットカード比較。
優待サービスも豊富
NTTグループカードには、様々な優待サービスが付帯しています。
特に、旅行や宿泊などの優待サービスがとても充実しており、
よく旅行などに行く人には、かなりお得な優待サービスがたくさんあります。
例えば
- JTB
- 日本旅行
- 東武トップツアーズ
この3つのツアー会社では、
ブランド・パックツアー商品が優待価格で利用することができます。
それ以外にも、
- 全国の提携しているホテルで最大20%OFF
- スパリゾートハワイアンズで宿泊料金10%OFF、入場料10%OFF
- 富士急グループでお得な優待割引
- レンタカーが最大5%OFF
などの優待サービスを受けることができます。
NTTグループカードのデメリット
NTTグループカードのデメリットとしては、
NTTグループを活用していない人はあまりメリットがないというところかなと。
おまとめキャッシュバックコースは、
還元率が1%以上にはなりますが、
NTTグループの通信サービスを使っていないと適用になりません。
還元率だけで考えれば、
年会費無料でも通常で1.2%が貯まるリクルートカードや、
1.0%のOrico Card THE POINTなどの方が還元率が同じくらいで使い勝手はいいです。
ただ、出光でのガソリン代が安くなったり、
お得な優待サービスなどもあるので、
デメリットを帳消しにするポテンシャルは持っています。
「結構NTTグループを活用しているかも!」
って人には、他のカードよりもお得になる場合が多いカードです。
審査や評判・口コミ
NTTグループカードドの申込み資格は
満18歳以上(高校生除く)で、ご本人または配偶者に安定した継続収入のある方、または学生の方。
これが申込み資格です。
学生でも申込みをすることができるので、
審査の基準のハードルはそこまで高くはないかと。
それに、主婦でも作ることができる可能なカードです。
また審査の時間に関しても実際に作った人の声を聞いてみると
NTTグループカードの審査マジで早かったなぁ…
— オーディオ熱@(他称)なぎさおじさん (@nagisa_clannad) 2015年6月11日
NTTグループカードの審査が早くなってる。ネットでの申し込みも以前より細かくなっててそれも短くできる要因なのかな。今日未明にネットから手続きしたら昼間に電話確認きてそのあと即審査完了でカード発行手続き中になってる件。NTTグループだけにDCMX持ってるのも効いてるのかな。
— フレ枠もっとください@Fate/GO (@debutcc) 2013年3月15日
このように審査時間は結構早いという口コミなどが多くあります。
NTTグループカード審査だめだった…。残念
— らぐなれく (@Ragnalec9) 2014年8月25日
ただ、当然100%の人が審査に通るわけではないです。
これは、どのクレジットカードでもいえますが、
以前にクレジットカードやキャッシングなどの遅延・滞納・延滞があった場合は、
当然厳しくはなります。
もし、審査に落ちた場合は、
以前何かしていないか確認してみるといいでしょう。
NTTグループやガソリン節約したいなら
NTTグループカードは、
NTTグループを使っている人には特に活用できるカードの1つかと。
それだけ優遇されているカード。
また、それ以外でも出光でよくガソリンを入れている人も、
最大で40Lまで値引きがされるので、
ガソリン代を節約したい人も作って損はないです。
それにNTTグループカードはweb明細にするだけで年会費も無料になるので、
ほぼ実質無料で使えるとクレカ。
今なら最大10,000円のキャッシュバックキャンペーンもやってますから。
優待やサービスに魅力を感じる人には最適かなと。
ただ、それ以外の人にはあまりメリットはないので、
年会費無料ならもう少し還元率が高いクレカを選んでもいいかも。
リクルートカードとかOrico Card THE POINTは無条件で年会費無料で還元率も1%以上ですから。