iPhone7でおサイフケータイと似たサービスのApple Payが利用することができるようになりました。
これまでiPhoneユーザーは、おサイフケータイサービスを利用する事ができず、スマホで電車に乗ることもできませんでした。
しかしこのApple Payの始動により、それらが可能になり、iPhone7とApple Payを利用することでお財布の中で枚数が増え存在感を増してしまったクレジットカードを一括管理することができます。
ただ、Apple Pay対応のクレジットカードは、あまり詳細が明らかになっておらず、どこのカード発行会社が対応しているのか、自分が今持っているカードをApple Payに取り込み利用することはできるのか。
気になりますよね?
そこでここでは、Apple Pay対応のおすすめクレジットカードをご紹介していきます。
目次
Apple Pay対応のおすすめのクレジットカード
Apple Pay対応のクレジットカード会社は、
- American Express
- MasterCard
- JCB
- オリコカード
- イオンカード
- クレディセゾン
- 三井住友カード
- MUFGカード
- SoftBank
- TS CUBIC CARD
- au WALLET クレジットカード
- ビューカード
- dカード
今のところこれらのクレジットカードの発行会社が対応しています。
上記の中でも特におすすめなクレジットカードは
この7カードです。
クレジットカードを見る前に、Apple Payの基本的な情報を知りたい方は、こちらで書いてあるので、参考にしてみてください。
年会費無料で高還元率カードならOrico Card THE POINT
年会費無料で高還元率カードがほしいならOrico Card THE POINT(オリコカードザポイント)がおすすめです。
オリコカードザポイントは、株式会社オリエントコーポレーションが発行しているクレジットカードになります。
国際ブランドは
- VISA
- MasterCard
- JCB
の3つから選ぶことができます。
年会費は永年無料
オリコカードザポイントの年会費は、永年無料です。
上記のビックカメラSuicaカードのような「1回使えば無料」とか「〇〇円以上使えば無料」ってわけでなく、完全に永年無料というのが、オリコカードザポイントです。
また、家族カードとETCカードも完全無料で作ることが可能です。
通常のポイント還元率は1.0%で入会後6ヶ月間は2.0%
オリコカードザポイントのポイント還元率は、通常で1.0%です。
ただし、入会後6ヶ月間は通常ポイントが2.0%になる特典があります。
また、ポイントモールのオリコモールを経由するだけで、0.5%が上乗せされまます。
これに、各ショップで加算されるポイントを合わせれば合計で2.0%以上になるので、オリコモール経由であれば、還元率は常に2.0%以上になります。
オリコカードザポイントのメリット
オリコカードザポイントのメリットとしては、
- 入会後6ヵ月間はポイント還元率2.0%
- 500ポイントからリアルタイムで交換可能なのでポイントが使いやすい
- オリコプリペイドカードへのチャージにも利用可能
- 便利でお得なトラベルサポートが利用できる
- オークラニッコーホテルズの上級会員も取得できる
このようなメリットがあります。
500ポイントから交換が可能なので、交換するハードルは高くありません。
Apple Payを年会費無料で高還元率カードで使いたいのであれば、オリコカードザポイントはおすすめの1枚です。
基本情報
基本情報 | Orico Card THE POINT |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB |
還元率 | 1.0%~10% |
対応iD | QUICPay、iD |
更にオリコカードザポイントの詳細を知りたい方はこちらを参考にしてください。
ゴールドカードや個人事業主用などを考えている方向けのカードもあります。
JCBはApple Payとの連携がスムーズ
JCBは、Apple Payの公式ホームページにも起用されるほどApple Payとの連携が当初よりしっかりできています。
特に、JCBのMyJCBアプリを利用すれば、Apple Payとの連携がさらにスムーズになります。
Apple Payで「JCBカードで貯めたポイント」の管理もできますし、Suicaへのチャージももちろん可能です。
JCB一般カードなら年会費を無料にできる
JCBカードは様々なカードはありますが、中でも保有しやすいJCB一般カードはApple Payとの連携でより便利に。
年会費お振替月の前々月19日までに「MyJチェック」のご登録があり、12月16日~翌年12月15日のショッピングご利用合計金額が50万円以上の場合は、翌年の年会費が無料となります。
優待サービスやポイントサービスも充実していますので、新たなクレジットカードとApple Payを組み合わせたいという人にはピッタリのカードですよ。
Apple Pay割当て電子マネーは、QUICPayです。
基本情報
基本情報 | JCB一般カード |
年会費 | 1,250円(税抜) |
国際ブランド | JCB |
還元率 | 0.5%~ |
対応iD | QUICPay |
JCBは、他にも年会費10,000円(税抜)のJCBゴールドや、年会費が無料のJCB CARD EXTAGEなど、使い勝手がよくステータスの高いカードや、若い人でも保有しやすいカードもあります。
ただ、Apple Payにあわせて取り急ぎJCBのカードを発行したいという人には、JCB一般カ―ドがおすすめです。
JCB CARD Wなら年会費無料でポイントが2倍
JCB CARD Wは上記のJCB一般カードと同じく日本のプロパーカードであるJCBから発行されているクレジットカード。
JCB一般カードでは、条件を満たさないと年会費無料になりませんでしたが、JCB CARD Wでは完全に年会費無料で使うことができます。
通常ポイントが2倍
また、JCB CARD Wでは通常のポイントが2倍になる特典もあります。
JCB一般カードではポイント還元率は0.5%ですが、JCB CARD Wなら1%の還元率。
年会費無料で還元率も2倍。
正直、JCB一般カードよりもメリットが多いのがJCB CARD Wです。
ただし、1つデメリットとして申込みの年齢39歳までという制限があること。
なので、40歳以降の方は作ることができません。
まあ、それ以外はほとんどデメリットはないので、39歳以内の方はJCB CARD Wがおすすめです。
基本情報
基本情報 | JCB CARD W |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB |
還元率 | 1.0%~ |
対応iD | QUICPay |
ドコモユーザーならdカード GOLD
dカード GOLDは、株式会社NTTドコモが発行するクレジットカードです。
ドコモ利用料金が10%お得になり、ドコモユーザーにとってはかなりお得なクレジットカードです。
携帯補償サービスでは、iPhoneも対象になるので安心です。
Apple Pay割り当て電子マネーはiDです。
国際ブランドは、VISA、MasterCardの2種類から選ぶ事ができます。
この2種類なら、国内、海外ともに加盟店も多いので利用店舗に困ることはないでしょう。
しかし、Apple Pay対応の観点からするとVISAは不便です。
MasterCardなら、地上店舗、ネットショップ両方でApple Pay決済ができます。
しかしVISAの場合は、地上店舗でのApple Pay決済ができても、ネットショップでの決済ができません。
この遅れもすぐに取り戻すだろうとは言われていますが、今のところいつになるかは不明です。
これからiPhoneで活用するなら、MasterCardにしておくのが無難です。
年会費は10,000円でETCカード無料
dカード GOLDの年会費は、10,000円(税抜)です。
年会費が無料になるサービスなどはありません。
ETCカードは完全無料。
年会費は高いと感じると思いますが、空港ラウンジサービスや充実の旅行傷害保険付帯など、ゴールドならではのサービスが魅力的なので、10,000円で持てるゴールドカードと考えれば高くはありません。
dカード GOLDならドコモ利用料金が10%お得
dカード GOLDのポイントは、通常100円利用毎に1ポイント貯まり還元率は1.0%です。
通常ポイント還元率も悪くはありませんが、ドコモ利用料金が10%お得に。
その他にも、ローソンでの利用でお得になったり、ポイント還元率がアップするサービスなども用意されているのでポイントは貯まりやすいです。
主なポイントサービス
- ローソンで利用すれば常に3%オフ
- dカード特約店での利用ならポイント還元率2.0%
- dマーケットでの利用ならポイント還元率2.0%
- dカードポイントUPモールを利用すればポイントが1.5倍~10倍
dカード GOLD2つのメリット
dカード GOLDは、年会費が10,000円(税抜)と高めですが、「ポイント還元率の良さ」の他にも充実した保有メリットがあります。
中でも特に魅力的なメリットは、
- 空港ラウンジサービス
- 最高5,000万円の旅行傷害保険が自動&利用付帯
この2つです。
ゴールドならではのラウンジサービスは、空港を活用している方には嬉しいサービスです。
補償内容充実の旅行傷害保険だけでも、年会費の10,000円(税抜)に目をつぶる事ができます。
基本情報
基本情報 | dカード GOLD |
年会費 | 10,000円 |
国際ブランド | VISA、MasterCard |
還元率 | 1.0%~10% |
対応iD | iD |
もし、もっと年会費を抑えたい方は、グレードは下がりますが、dカードというカードもあります。
空港ランジなどはありませんが、年会費は初年度無料で次年度からは1,250円かかりますが、1度でも利用すれば無料で使うことができます。
今なら新規入会&利用で最大13,000円の入会特典があります。
dカード GOLDまでは必要ない人は、dカードも検討してみてください。
イオンユーザーならイオンカードセレクト
常日頃からイオンモールなどのイオン系列のお店を活用している方であれば、イオンカードセレクトがおすすめです。
イオンカードセレクトの国際ブランドは
- VISA
- MasterCard
- JCB
の3種類から選ぶことができます。
先程もいいましたが、VISAは対応がまだ微妙なので、MasterCardかJCBで作ったほうがいいでしょう。
海外で利用することも考えているのであれば、MasterCardの方が利用できる店舗数は多いです。
しかし、国内がメインであればどちらを選んでも問題ありません。
年会費は完全に無料
イオンカードセレクトは、年会費は完全無料で持つことができます。
また家族カード、ETCカードともに完全年会費無料で作ることが可能です。
無駄な費用は一切かからないクレジットカードです。
ポイント還元率は0.5%
イオンカードは、すべてが年会費無料というのは大きなメリットですが、ポイント還元は通常0.5%です。
正直、ポイント還元率はそこまで高くはありません。
ただし、イオンカードセレクトならポイントを二重取りすることができるので、実質1%になります。
イオンカードセレクトのメリット
イオンカードセレクトのメリットしては
- イオン銀行普通預金金利年0.1%上乗せ
- 毎月20日、30日は「お客様感謝デー」で5%OFF
- 5の付く日は「お客様わくわくデー」でポイント2倍
- 毎月10日は「Wポイントデー」ときめきポイントが2倍
- WAONチャージで200円に1ポイント(ポイント還元率0.5%)
- 毎月15日は「G.G感謝デー」で5%OFF(55歳以上)
- 水道代などの各種公共料金の支払いで、1件につき5WAONポイント
- イオン銀行を給与振込口座にして、毎月10WAONポイント
- 無料でイオンゴールドカードもてる
- ときめきポイントタウン経由で最大21倍ポイント
- イオンカードセレクトカードは、発行すると自動的にイオン銀行からの引き落としになる。
- 映画鑑賞割引、イオンシネマの映画通常から300円引き
- イオン銀行の普通預金金利が6倍
- 給与振込指定で、振込手数料が1回無料
これらの特典を受けることができます。
他のイオンカードでは、ここまでの特典は受けることはできないので、もしイオンカードを作るのであれば、イオンカードセレクトが1番おすすめです。
基本情報
基本情報 | イオンカードセレクト |
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB |
還元率 | 0.5%~1.0% |
対応iD | iD |
更に詳しくイオンカードセレクトの情報を知りたい方は、こちらを参考にしてください。
イオンゴールドカードについても詳しく説明しています。
また、2016年10月31日までの期間限定キャンペーンで、合計金額が5,000円以上もらえるキャンペーンを行っています。
これはネット限定で、しかも期間限定のお得なキャンペーンです。
リアル店舗ではない特典です。
Suicaを使うならビックカメラSuicaカード
普段からSuicaを活用しているのあれば、Apple Pay対応のSuicaクレジットカードを持てば、iPhoneをかざすだけで、スムーズに改札を通ることができます。
Suicaと提携しているクレジットカードの中でも特におすすめなのは「ビックカメラSuicaカード」です。
ビックカメラSuicaカードは、株式会社ビューカードが発行するクレジットカードです。
国際ブランドは、
- VISA
- JCB
この2種類から選ぶことができます。
年会費は実質無料
ビックカメラSuicaカードの年会費は初年度は無料で次年度からは524円かかります。
しかし、年間で1度でも利用すれば年会費は無料となるので、Suicaなどを活用しているのであれば、実質無料と考えてもいいでしょう。
ただし、家族カードはないので、家族でほしい場合は別々に作らないといけません。
ポイント還元率は通常が1%
ビックカメラSuicaカードのポイント還元率は、通常で1%で、ビックカメラでの利用になると1,000円利用で100ポイント貯まるので、還元率が10%以上になります。
更に、Suicaオートチャージでポイント1,5%(JRE POINT)
ポイントの使いみちも多いので、貯めたポイントをどのように使っていいかという心配もいりません。
ビックカメラSuicaカードのメリット
ビックカメラSuicaカードのメリットとしては
- えきねっとでポイント2重取り
- カラオケや飲食店での割引がある
- ホテル、レンタカーの利用が割引になる
- 旅行傷害保険が付帯している
- WEB明細サービスで毎月20ポイントがもらえる
などがあります。
実質無料なのに、しっかりと旅行保険等が付帯してるのは、大きなメリットの1つです。
基本情報
基本情報 | ビックカメラSuicaカード |
年会費 | 初年度無料、次年度524円(1回利用で無料) |
国際ブランド | VISA、JCB |
還元率 | 1.0%~10% |
対応iD | QUICPay、Suica |
ビックカメラSuicaカードの詳細を更に知りたい方はこちらをどうぞ。
また、定期券が付帯している方がいい!という方は「ビュー・スイカ」カードがおすすめです。
海外利用が多いならOrico Card THE WORLD
Orico Card THE WORLD(オリコカード・ザ・ワールド)は、株式会社オリエントコーポレーションが発行するクレジットカードです。
ゴールドカードという名前は入っていません、オリコカードの中ではゴールドカードに属するクレジットカードです。
国際ブランドは、
- Visa
- MasterCard
の2つから選ぶ事ができます。
何回もいいますが、Apple Playをフル活用するなら、現時点(2016年10月)では、VISAは使えません。
どうしてもVISAにこだわりがあるならしょうがないですが、そうでなければMasterCardにしましょう。
年会費は初年度無料で9,075円
年会費は、初年度無料で2年目以降から9,075円(税抜)です。
普通ゴールドカードは、1万円以上するのが普通なので、1,000円くらい割安になっています。
また、ETCカード、家族カードはどちらも無料で発行することができます。
海外の利用でポイント還元率が2.0%
オリコカードザワールドの1番のおすすめポイントがこの海外での利用でポイントが2倍の2.0%になるということです。
通常の還元率は、1.0%なので上記で紹介したオリコカードザポイントとはあまりかわりませんが、海外利用に関してはゴールドカードの中でもオリコカードザワールドが群を抜いています。
また、QUICPayとiDのどちらも搭載しているゴールドカードは、オリコカードザワールドのみです。
Orico Card THE WORLD(オリコカードザワールド)のメリット
オリコカードザワールドのメリットとしては、
- 入会後6ヶ月はポイント還元率が2.0%
- 空港ラウンジが利用できる
- 便利なトラベルサポートを利用できる
- トラベル優待サービスがある
- 付帯保険が充実している
これら5つのメリットがあります。
オリコカードザポイントと似ているメリットもありますが、違う点は空港ランジ利用することができることと、付帯保険が充実してることです。
海外旅行保険は、自動付帯で最大5,000万円までの死亡補償が付帯していますし、国内でも死亡補償で5,000万円が付帯しています。
また、国内外航空機遅延保険も付帯しているので、国内、海外の旅行で、航空機の遅延などで発生した損害も補償されます。
- 乗継遅延:30,000円
- 欠航搭乗不能:30,000円
- 手荷物紛失:100,000円
これらは、利用付帯となります。
このように、オリコカードザワールドは9,000円ほどの年会費がかかるゴールドカードですが、他にはない特典やメリットがたくさんあるゴールドカードです。
基本情報
基本情報 | Orico Card THE WORLD |
年会費 | 9,075円(税抜) |
国際ブランド | VISA、MasterCard |
還元率 | 国内1.0%~ 海外2.0%~ |
対応iD | QUICPay、iD |
オリコカードザワールドの詳細はこちらをどうぞ。
まとめ
Apple Payにより、クレジットカードの管理や利用がより一層便利になります。
各クレジットカードのメリットやデメリットをよく見極めて、自分にとって最適なカードを保有してApple Payで利用することでさらにそのカードの保有価値もあがります。
これまでiPhoneでは、利用することのできなかったおサイフケータイ以上の利便性を持つApple Payは、ぜひ、うまく活用してください。
きっと、今までの生活がよろスムーズにいきますよ。